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植物図鑑

ノアサガオの育て方・栽培方法

Ipomoea indicaヒルガオ科サツマイモ属

公開日 2025年12月30日最終更新 2026年8月30日出典 5件

ノアサガオの写真
写真: KENPEI / CC BY-SA 3.0

ノアサガオ(学名: Ipomoea indica)は、ヒルガオ科サツマイモ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照日当たりと風通しのよい場所。短日植物のため夜間に照明が当たらないよう注意。
  • 水やり梅雨明け後は乾きすぎないようにしっかり水やり。真夏は朝夕に土の中まで十分に水を浸透させる。
  • 耐寒性やや弱い

ノアサガオとは

ノアサガオは熱帯から亜熱帯地域に自生するつる性の多年草で、沖縄では海岸付近に旺盛に繁茂しています。つるは10数mも伸び、開花期間が長く、6月下旬から霜が降りる11月まで咲き続けます。花は3~8個の房状に付き、夕方まで咲き続けるため豪華です。

花色は白、青、紫、ピンクがあり、‘オーシャン・ブルー’という青紫から夕方に赤紫に変化する品種もあります。繁殖力が非常に強く、地表面付近からランナーを出して広がります。関東地方以西では冬に地上部が枯れても地下茎が残り、マルチングや盛り土をすれば戸外で冬越しが可能です。

近年の「緑のカーテン」ブームで注目され、窓や壁を覆って日差しを遮り柔らかな日陰を作る用途で人気があります。

主な用途:観賞用(緑のカーテンとして窓や壁を覆い日差しを遮る)、庭園緑化

特徴

ノアサガオの特徴
形態多年草
草丈7m以上
花色白,青,紫,ピンク
開花期6月下旬~11月
原産地熱帯~亜熱帯地域

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よくある質問

ノアサガオの栽培はむずかしいですか?
ノアサガオの栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
ノアサガオはどんな場所で育てるとよいですか?
日当たりと風通しのよい場所。短日植物のため夜間に照明が当たらないよう注意。
ノアサガオの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
梅雨明け後は乾きすぎないようにしっかり水やり。真夏は朝夕に土の中まで十分に水を浸透させる。
ノアサガオは寒さに強いですか?
やや弱い。
ノアサガオに適した土は何ですか?
腐植質に富み水はけのよい用土。市販の草花用培養土に牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよい。
ノアサガオの植え付け・種まきの時期はいつですか?
5月頃からポット苗が流通。根詰まりしないうちに速やかに植えつける。地植えが望ましいが大型プランターでも可。庭植えは株間60~90cm、プランターは1株で十分。

栽培のポイント

ノアサガオの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日当たりと風通しのよい場所。短日植物のため夜間に照明が当たらないよう注意。
土質条件腐植質に富み水はけのよい用土。市販の草花用培養土に牛ふん堆肥を1割ほど加えるとよい。
水やり条件梅雨明け後は乾きすぎないようにしっかり水やり。真夏は朝夕に土の中まで十分に水を浸透させる。
耐寒性やや弱い
耐暑性強い

お手入れの方法

ノアサガオのお手入れ方法
水やり梅雨明け後は乾燥しすぎないように水やり。特に真夏は朝夕に時間をかけて土中に十分浸透させる。
植え付け5月頃からポット苗が流通。根詰まりしないうちに速やかに植えつける。地植えが望ましいが大型プランターでも可。庭植えは株間60~90cm、プランターは1株で十分。
施肥元肥に緩効性肥料を用土に混ぜる。植えつけ1か月後からは1㎡あたり30gの化成肥料を2~3週間に1回置き肥し肥料切れを防ぐ。真夏は液体肥料より置き肥が望ましい。
剪定冬に茎葉が枯れたら地上部を刈り取り、マルチングや盛り土をして冬越しを助ける。花がらは毎日摘み取る。黄色くなった枯れ葉は適宜取り除く。つるは支柱やネットに誘引し、横方向にもこまめに誘引する。
病害虫対策8月~10月にオンシツコナジラミとヨトウムシが発生。オンシツコナジラミは葉裏につき、揺すると飛び立つ。放置するとすす病を併発。ヨトウムシは捕殺する。

育て方のコツ

真夏の強い西日で葉がうなだれた場合は夕方に水やりをすると回復する。短日植物のため夜間の照明に注意。冬越しは地上部を刈り取りマルチングや盛り土を行うと戸外で容易。

つるはこまめに誘引し、花がら摘みや枯れ葉取りを適宜行う。肥料切れに注意し、下葉の黄変や花つきの悪化を防ぐ。

月別の管理カレンダー

1年を通したノアサガオの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月植えつけ、植え替えの準備、つるの誘引開始
  3. 4月植えつけ、植え替え、つるの誘引、支柱立て
  4. 5月肥料(鉢植え・庭植え)、つるの誘引、剪定(不要な枝の整理)
  5. 6月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、つるの誘引、剪定(花後の軽い剪定)
  6. 7月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、つるの誘引、剪定(花後の軽い剪定)
  7. 8月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、つるの誘引、剪定(花後の軽い剪定)
  8. 9月開花期終盤、肥料(鉢植え・庭植え)、つるの誘引、剪定(花後の整理)
  9. 10月開花期終了、剪定(つるの整理)、冬支度開始
  10. 11月剪定(つるの整理)、冬支度(寒冷地は防寒対策)
  11. 12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり真夏の強い西日が当たると葉がうなだれることがあるが、夕方に水やりをすると回復する。
肥料記載なし(一般的には成長期に適度な肥料を与えることが望ましい)。
剪定関東以西の暖地では、冬に地上部が枯れたら切り戻しを行う。これにより翌年の生育を促進できる。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所を好むが、真夏の強い西日には注意が必要。
土壌記載なし(一般的に排水の良い肥沃な土壌が適していると考えられる)。
温度霜が降りる頃(11月頃)まで開花が続くため、暖地での栽培に適している。
置き場所短日植物であるため、夜間に人工照明が当たらないように注意する。

季節管理

季節管理内容
夏強い西日に注意し、夕方の水やりで葉の状態を整える。つるを誘引しながら成長を促す。
秋開花期間が長く、10月上旬頃が最も花数が多く美しい時期。
冬地上部が枯れたら切り戻しを行い、翌春の再生を促す。霜に弱いため、寒冷地では冬越しに注意が必要。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点真夏の強い西日で葉がうなだれた場合は、夕方に水やりをして回復を促す。
トラブル対処夜間に照明が当たると開花に影響が出るため、夜間の人工照明は避ける。
コツ地上部が枯れたら切り戻しを行い、翌春の再生を促す。

補足情報

項目詳細
植物特性つる性植物で、グリーンカーテンとしても利用可能。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期春または初夏が最適
植え付け方法フェンスやトレリスなどの支柱がある場所を選び、つるが自然に登り広がるように植え付ける
水やり頻度定期的な水やりが必要、特に定着期
水やり方法週に1~2回、たっぷりと水を与え、朝の時間帯に行う
施肥時期植え付け時と生育期の月1回
施肥方法バランスの取れた汎用肥料を推奨、一般的にはN-P-Kが10-10-10程度の肥料を使用
剪定時期新芽が出る前の晩冬から早春
剪定方法長く伸びすぎたつるを切り戻し、枝数を増やして茂みを作り、過度な広がりを防ぐ

栽培環境

項目詳細
日光日なたから半日陰を好む
土壌水はけが良く、適度な保水性を持つ肥沃な土壌が適している
温度暖かい気候を好み、霜には弱い
湿度幅広い湿度に耐えるが、適度な湿度を好む

季節管理

季節管理内容
春剪定と施肥を行い、新芽の成長を促す
夏定期的な水やりを維持し、害虫の発生を監視
秋成長が緩やかになるため水やりを減らし、病気予防のため落ち葉などの掃除を行う
冬霜の多い地域では保護を行うか、一年草扱いで栽培する

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫剪定による風通しの確保と、葉面への散水を避けることで真菌病の発生を抑える
注意点イポメア・インディカは一部地域で非常に侵入的であるため、定期的な剪定が必要
対処法アブラムシやハダニなどの害虫を監視し、発生時は殺虫石鹸やニームオイルで対処する

このまとめの出典

出典

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