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植物図鑑

ハナモモの育て方・栽培方法

Prunus persicaバラ科スモモ属、サクラ属

公開日 2026年3月31日最終更新 2026年8月30日出典 5件

ハナモモ(学名: Prunus persica)は、バラ科スモモ属、サクラ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照日当たりの良い場所。日陰は枝が徒長し花つきが悪くなるため避ける。
  • 水やり7月から9月中旬の高温期に朝か夕方に地面にしみ込むまでたっぷり与える。その他の時期は特に必要なし。
  • 耐寒性強い

ハナモモとは

ハナモモは、花を観賞するために改良されたモモで、サクラの花の咲く時期に前後して開花の最盛期を迎えます。あでやかなピンクや赤、白の花が春の庭を彩り、古来より中国では災いを除き福を招くとされてきました。日本には弥生時代に渡来し、『古事記』にも登場するなど古くから栽培されてきました。

平安時代には桃の節句が祝われ、観賞用として親しまれています。観賞用のハナモモとしての品種改良は江戸時代から始まり、現在も江戸時代に作出された園芸品種が多く栽培されています。樹形は立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性があり、狭い場所にはほうき立ち性、広い場所には立ち性や枝垂れ性が適しています。

庭木としての利用のほか、‘矢口’などは促成の枝ものとして切り花にも用いられます。

主な用途:観賞用庭木、切り花(促成枝もの)

特徴

ハナモモの特徴
形態高木
草丈5~8m
花色白, 赤, ピンク, 複色
開花期3月中旬~4月中旬
原産地中国北部

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よくある質問

ハナモモの栽培はむずかしいですか?
ハナモモの栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
ハナモモはどんな場所で育てるとよいですか?
日当たりの良い場所。日陰は枝が徒長し花つきが悪くなるため避ける。
ハナモモの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
7月から9月中旬の高温期に朝か夕方に地面にしみ込むまでたっぷり与える。その他の時期は特に必要なし。
ハナモモは寒さに強いですか?
強い。
ハナモモに適した土は何ですか?
ハナモモの土は特に土質は選ばないが、水はけの良い場所が望ましいです。
ハナモモの植え付け・種まきの時期はいつですか?
植えつけは厳寒期を除く落葉期(11月~12月、または2月~3月)が適期。根鉢の2倍程度の深さ・幅の植え穴を掘り、腐葉土を1/3ほど混ぜて植える。同じ場所への再植は忌地現象を起こすため避けるか客土を行う。

栽培のポイント

ハナモモの栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日当たりの良い場所。日陰は枝が徒長し花つきが悪くなるため避ける。
土質条件特に土質は選ばないが、水はけの良い場所が望ましい。
水やり条件7月から9月中旬の高温期に朝か夕方に地面にしみ込むまでたっぷり与える。その他の時期は特に必要なし。
耐寒性強い
耐暑性強い

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お手入れの方法

ハナモモのお手入れ方法
水やり高温期の7月~9月中旬に乾燥しないよう朝か夕方にたっぷり与える。その他の時期は不要。
植え付け植えつけは厳寒期を除く落葉期(11月~12月、または2月~3月)が適期。根鉢の2倍程度の深さ・幅の植え穴を掘り、腐葉土を1/3ほど混ぜて植える。同じ場所への再植は忌地現象を起こすため避けるか客土を行う。
施肥2月~3月の落葉期に緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10など)や有機質肥料を施す。苗木は花芽形成後の9月にも同様の肥料を施す。
剪定春の花後、なるべく早く新芽が伸び始める前に剪定。花の咲いた枝の基部の2~3芽を残して切る。8月以降は花芽ができているため落葉期の剪定は枯れ枝や重なった枝の除去程度にし、ひこばえや主幹からの小枝は見つけ次第切り取る。
病害虫対策病気は縮葉病(新葉が縮れる)、灰星病(花が腐って褐変)、せんこう細菌病(葉に茶色斑点・穴あき)がある。病斑葉は切除し、発生初期に薬剤散布。害虫はカイガラムシ(根絶困難で継続防除が必要)、アブラムシ(4月中旬以降発生、見つけ次第防除)。

育て方のコツ

庭植えは十分なスペースと日当たり・水はけの良い場所を選ぶ。強風が直接当たらない場所が望ましい。鉢植えには向かない。

増やし方は主に接ぎ木だが、一般家庭では5~6月の新梢を用いた挿し木がおすすめ。風の当たらない日陰で乾かさないよう管理する。剪定は花後早めに行い、花芽形成を促す。

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月別の管理カレンダー

1年を通したハナモモの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月冬季剪定、特に不要枝の整理、寒肥(有機肥料の施肥)
  2. 2月冬季剪定の続き、寒肥(有機肥料の施肥)
  3. 3月開花期、花後の剪定、植えつけ・植え替え(落葉期終了直後)、追肥(庭植え)
  4. 4月開花期の管理、花後の剪定、病害虫の防除
  5. 5月新梢の管理、摘芯、病害虫の防除
  6. 6月新梢の管理、摘芯、病害虫の防除
  7. 7月特に作業なし
  8. 8月夏季の水やり管理、病害虫の防除
  9. 9月秋の施肥(緩効性肥料)、剪定準備
  10. 10月落葉前の剪定、施肥(緩効性肥料)
  11. 11月落葉後の剪定、冬支度(マルチングなど)
  12. 12月冬季剪定、寒肥(有機肥料の施肥)、植えつけ・植え替え(暖地の場合)

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所が必須。日陰では枝が徒長し、花が咲きにくくなる。
土壌特に土質は選ばないが、植え穴は根鉢の2倍程度の大きさに掘り、根が広がりやすい環境を作る。
温度落葉期の植え付けは厳寒期を避ける。寒さに強いが、極端な寒さは避ける。
置き場所日当たりが良い場所を選ぶ。

季節管理

季節管理内容
秋植え付け適期。厳寒期は避ける。
冬落葉期で休眠状態。植え付けはこの時期に行う。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点日陰に植えると枝が徒長しやすいため、必ず日当たりの良い場所に植えること。
トラブル対処厳寒期(特に1月の寒さが厳しい時期)は避ける。寒さで根が傷む可能性がある。
コツ植え付け時は根鉢の2倍の大きさの植え穴を掘る。日当たりの良い場所を選び、十分なスペースを確保する。

このまとめの出典

出典

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