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植物図鑑

バラ(つるバラ)の育て方・栽培方法

バラ科バラ属

公開日 2026年2月9日最終更新 2026年8月30日出典 3件

バラ(つるバラ)は、バラ科バラ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中4(むずかしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    むずかしい
  • 日照生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培。風通しが悪いと病気が発生しやすい。
  • 水やり鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは真夏など雨が少なく乾燥する場合のみたっぷり与える。
  • 耐寒性強い~やや弱い(一部の品種)

バラ(つるバラ)とは

バラは樹形から、木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ)、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ)の3タイプに分けられます。つるバラは、広義ではつる性のバラを指し、狭義ではつる性のバラのなかのラージ・フラワード・クライマーと呼ばれる系統を指します。つるバラは「つる」とつくものの、アサガオなど他のつる性植物のように自ら絡みつくことはなく、枝を長く伸ばすだけです。

そのため、伸びた枝をアーチやオベリスク、フェンス、パーゴラなどの構造物に誘引して観賞するのが一般的な楽しみ方です。花は小輪から大輪まであり、花色も豊富で、品種によっては香りも強いです。株は品種によって大小があり、つるの太さや堅さもさまざまで、仕立て方に合わせて品種を選ぶことが大切です。

苗は秋に地掘りの大苗が、春にはポット植えの新苗(若苗)が流通し、専門店では年間を通して鉢植えの苗が販売されています。

主な用途:観賞用、生け垣向き

特徴

バラ(つるバラ)の特徴
形態低木, つる植物
草丈つるの伸長は1年間に1~6m程度(品種によって異なる)
花色白, 赤, ピンク, オレンジ, 黄, 紫, 茶, 黒, 複色
開花期5月中旬~6月上旬(主な開花期)、6月中旬~11月(品種によって適時開花)
原産地アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部

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よくある質問

バラ(つるバラ)の栽培はむずかしいですか?
バラ(つるバラ)の栽培難易度は5段階中4(むずかしい)です。
バラ(つるバラ)はどんな場所で育てるとよいですか?
生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培。風通しが悪いと病気が発生しやすい。
バラ(つるバラ)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは真夏など雨が少なく乾燥する場合のみたっぷり与える。
バラ(つるバラ)は寒さに強いですか?
バラ(つるバラ)の耐寒性は強い~やや弱い(一部の品種)です。
バラ(つるバラ)に適した土は何ですか?
庭植えは肥沃で水はけの良い土壌。条件が悪い場合は堆肥を多めにすき込み土壌改良。鉢植えは水はけがよく有機質に富んだ土(赤玉土小粒7~6:堆肥3~4の割合)や市販のバラ専用用土を使用。
バラ(つるバラ)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
大苗は11月~2月、新苗は5月~6月、鉢苗は真夏以外いつでも植え付け可能。鉢植えは12月~2月に鉢替え(植え替え)を行い用土を新しくする。

栽培のポイント

バラ(つるバラ)の栽培条件
栽培難易度
むずかしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培。風通しが悪いと病気が発生しやすい。
土質条件庭植えは肥沃で水はけの良い土壌。条件が悪い場合は堆肥を多めにすき込み土壌改良。鉢植えは水はけがよく有機質に富んだ土(赤玉土小粒7~6:堆肥3~4の割合)や市販のバラ専用用土を使用。
水やり条件鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは真夏など雨が少なく乾燥する場合のみたっぷり与える。
耐寒性強い~やや弱い(一部の品種)
耐暑性強い~やや弱い(一部の品種)

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お手入れの方法

バラ(つるバラ)のお手入れ方法
水やり鉢植えは鉢土表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは真夏の乾燥時のみたっぷり与える。
植え付け大苗は11月~2月、新苗は5月~6月、鉢苗は真夏以外いつでも植え付け可能。鉢植えは12月~2月に鉢替え(植え替え)を行い用土を新しくする。
施肥鉢植えは生育期に液体肥料や発酵油かす固形肥料の置き肥を定期的に施し、冬に寒肥を施す。庭植えは冬に寒肥を施し、若い株は花後にも追肥すると効果的。
剪定花がら摘みは5月の開花後から花が咲くたびに適時繰り返す。開花枝は伸びた枝の1/3を目安に切り取る。シュートが出たら支柱を立て剪定・誘引時期までまっすぐ伸ばす。冬の剪定・誘引は12月~1月に行い、シュートが多い場合は古い枝を切り新しい枝に切り替える。
病害虫対策病気は黒星病(梅雨時に葉に黒斑点ができ黄化して落葉)、うどんこ病(春秋に新芽中心に白い粉状で萎縮)。害虫はアブラムシ(春秋に新芽や蕾に付着し成長阻害)、チュウレンジハバチ(初夏~秋に葉を食害し枝を丸坊主にすることも)、カミキリムシ(初夏に成虫が枝をかじり、幼虫が幹内部を食害し枯死させる)。

育て方のコツ

栽培環境は日当たりと風通しの良い場所を選び、風通しが悪いと病気が発生しやすいため注意。土壌は肥沃で水はけの良いものが適し、条件が悪い場合は堆肥を多めにすき込む。花がら摘みやシュートの処理、冬の剪定・誘引を適切に行うことが重要。

苗は秋の大苗、春の新苗、年間を通して鉢植え苗が流通。病害虫対策としては黒星病、うどんこ病、アブラムシ、チュウレンジハバチ、カミキリムシに注意し、早期発見と適切な防除を行う。

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月別の管理カレンダー

1年を通したバラ(つるバラ)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定(休眠期の強剪定)、寒肥(有機肥料の施肥)
  2. 2月剪定の続き、寒肥(有機肥料の施肥)
  3. 3月芽出し肥料の施肥、病害虫の防除開始、誘引作業開始
  4. 4月開花期、追肥、病害虫防除、誘引作業
  5. 5月開花期、追肥、病害虫防除、摘蕾・摘花
  6. 6月開花期終了、夏剪定(花後の剪定)、追肥、病害虫防除
  7. 7月夏剪定、病害虫防除、水やり管理
  8. 8月夏剪定、病害虫防除、水やり管理
  9. 9月秋肥の施肥、病害虫防除、誘引準備
  10. 10月植えつけ(新苗の植え付け適期)、植え替え、剪定準備
  11. 11月植えつけ、植え替え、冬剪定準備、寒肥の施肥
  12. 12月剪定(休眠期の強剪定)、寒肥(有機肥料の施肥)、特に水やりは控えめに

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
植え付け時期春か秋の気温が穏やかな時期が適しています。
植え付け方法水はけが良く、有機質に富んだ土壌を使用。市販のバラ専用用土や赤玉土(小粒)と堆肥の混合を推奨。具体的な配合例:赤玉土(小粒)7~6:堆肥3~4の割合。
水やり適度な水分を保ち、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行う。水はけの良い土壌にすることで根腐れを防止。
肥料有機質肥料を主体に与えるのが望ましい。一般的には春の芽吹き前と開花後に追肥を行うと良い。
剪定冬の休眠期に行い、形を整え、風通しを良くし、花つきを良くする。古い枝は適宜切り戻す。詳細な剪定方法は専門解説を参照。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所を選ぶことが重要。1日6時間以上の直射日光が理想的。
土壌水はけが良く、有機質に富んだ土壌。赤玉土と堆肥の混合や市販のバラ専用用土が適している。
温度明確な温度条件は記載されていませんが、一般的に耐寒性があり、冬は剪定と休眠管理を行う。
風通し良好な風通しを確保することで病害虫の発生を抑制できる。

季節管理

季節管理内容
春芽吹き前に追肥を行う。
秋開花後に追肥を行う。
冬剪定を行い、休眠管理を実施。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点剪定のタイミングや方法に注意し、風通しを良くすることが重要。
コツ枝を支柱に沿って広げることで、日当たりと風通しを確保しやすくなる。誘引は優しく行うこと。

補足情報

項目詳細
植物特性つるバラは枝が長く伸びるため、適切な支柱や誘引が必要。
その他詳細な剪定方法や手順は「バラ苗の剪定」などの専門解説を参照。

このまとめの出典

出典

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