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植物図鑑

バラ(ブッシュ・ローズ)の育て方・栽培方法

バラ科バラ属

公開日 2025年9月4日最終更新 2026年8月30日出典 3件

バラ(ブッシュ・ローズ)は、バラ科バラ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中3(ふつう)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    ふつう
  • 日照生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。風通しが悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。
  • 水やり鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏などに雨が少なく乾燥する場合のみ、たっぷりと与えます。
  • 耐寒性強い~やや弱い(一部の品種)

バラ(ブッシュ・ローズ)とは

バラは樹形から、木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ)、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ)の3タイプに分けられます。ブッシュ・ローズは木立ち性のバラを指し、そのなかには広く栽培されている四季咲き性のモダンローズ(ハイブリッド・ティー系やフロリバンダ系など)のほかに、チャイナ系やティー系など一部のオールドローズも含まれます。本項ではハイブリッド・ティー系とフロリバンダ系について記載しています(ブッシュタイプのイングリッシュローズも本項を参照)。

これらのバラは低木と同じく自立し、よい環境では春から秋まで開花します。花は中輪から巨大輪まで幅があり、花色も豊富で、強い香りをもつ品種もあります。株は品種によって大小あり、樹形も直立性から横張り性までいろいろです。

苗は秋に地掘りの大苗が、春にはポット植えの新苗(若苗)が流通し、専門店では年間を通して鉢植えの苗が販売されています。

主な用途:観賞用

特徴

バラ(ブッシュ・ローズ)の特徴
形態低木
草丈0.6~1.8m程度(品種によって異なる)
花色白,赤,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,黒,緑,複色
開花期5月中旬~6月上旬(主な開花期)、6月中旬~11月(繰り返し開花)
原産地アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部

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よくある質問

バラ(ブッシュ・ローズ)の栽培はむずかしいですか?
バラ(ブッシュ・ローズ)の栽培難易度は5段階中3(ふつう)です。
バラ(ブッシュ・ローズ)はどんな場所で育てるとよいですか?
生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。風通しが悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。
バラ(ブッシュ・ローズ)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏などに雨が少なく乾燥する場合のみ、たっぷりと与えます。
バラ(ブッシュ・ローズ)は寒さに強いですか?
バラ(ブッシュ・ローズ)の耐寒性は強い~やや弱い(一部の品種)です。
バラ(ブッシュ・ローズ)に適した土は何ですか?
庭植えは肥よくで水はけがよければ土質は特に選びませんが、条件を満たしていない場合は堆肥などを多めにすき込み(1株当たり10~15リットル)土壌を改良します。鉢植えは水はけがよく、有機質に富んだ土が適します。赤玉土(小粒):堆肥=7~6:3~4の割合で混合し、市販のバラ専用用土を用いてもかまいません。
バラ(ブッシュ・ローズ)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
大苗は11月から2月、新苗は5月から6月、鉢苗は真夏以外のいつでも行えます。鉢植えの場合は、なるべく1年に1回の割合で12月から2月に鉢替え(植え替え)をし、部分的もしくはすべての用土を新しくします。

栽培のポイント

バラ(ブッシュ・ローズ)の栽培条件
栽培難易度
ふつう

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。風通しが悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。
土質条件庭植えは肥よくで水はけがよければ土質は特に選びませんが、条件を満たしていない場合は堆肥などを多めにすき込み(1株当たり10~15リットル)土壌を改良します。鉢植えは水はけがよく、有機質に富んだ土が適します。赤玉土(小粒):堆肥=7~6:3~4の割合で混合し、市販のバラ専用用土を用いてもかまいません。
水やり条件鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏などに雨が少なく乾燥する場合のみ、たっぷりと与えます。
耐寒性強い~やや弱い(一部の品種)
耐暑性強い~やや弱い(一部の品種)

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お手入れの方法

バラ(ブッシュ・ローズ)のお手入れ方法
水やり鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏などに雨が少なく乾燥する場合のみ、たっぷりと与えます。
植え付け大苗は11月から2月、新苗は5月から6月、鉢苗は真夏以外のいつでも行えます。鉢植えの場合は、なるべく1年に1回の割合で12月から2月に鉢替え(植え替え)をし、部分的もしくはすべての用土を新しくします。
施肥鉢植えは生育期に定期的に液体肥料や発酵油かすの固形肥料などの置き肥を施し、冬に寒肥として発酵油かすの固形肥料を与えます。庭植えは冬に寒肥を施し、花後と秋口にも同じ肥料を追肥すると効果的です。
剪定花がら摘みは5月の開花後から花が咲くたびに適時繰り返します。開花枝は伸びた枝の1/3を目安に切り取ります。シュート(新梢)が出てきたら早めにピンチ(枝先を摘む)して樹形を整えます。冬の剪定は12月から2月に行い、シュートが出ている場合は古い枝を切り取り新しい枝に切り替えます。
病害虫対策病気は黒星病とうどんこ病が主なものです。黒星病は梅雨時期に葉に黒い斑点ができ黄化して落葉し、生育が著しく悪くなります。うどんこ病は春と秋に新芽を中心に白い粉を吹いたようになり萎縮し、花がきれいに開かないこともあります。害虫はアブラムシ(春秋に新芽や蕾に付着し成長阻害)、チュウレンジハバチ(初夏から秋に発生し幼虫が葉を食い荒らす)、カミキリムシ(初夏に成虫が枝をかじり、幼虫が幹の中心部を食い荒らし枯死させる)があります。

育て方のコツ

生育期は日当たりと風通しのよい場所で育てることが重要です。うどんこ病の発生を防ぐため風通しを良くし、土壌改良には堆肥を多めに施します。花がら摘みやシュートのピンチを適時行い、冬剪定は12月から2月に行うと樹形が整いやすくなります。

病害虫対策としては、黒星病やうどんこ病の早期発見と防除、アブラムシやチュウレンジハバチ、カミキリムシの管理が必要です。苗は秋の大苗や春の新苗、年間を通して鉢植え苗が流通しています。

月別の管理カレンダー

1年を通したバラ(ブッシュ・ローズ)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定、寒肥(庭植え)、鉢植えの管理(防寒対策)、特に植えつけ・植え替えは避ける
  2. 2月剪定、寒肥(庭植え)、鉢植えの管理(防寒対策)、特に植えつけ・植え替えは避ける
  3. 3月植えつけ、植え替え、剪定(早めに)、肥料(鉢植え・庭植え)、芽出しの管理
  4. 4月開花期の管理、摘蕾、病害虫防除、肥料(鉢植え)、水やり管理
  5. 5月開花期の管理、摘蕾、病害虫防除、肥料(鉢植え・庭植え)、水やり管理
  6. 6月開花期の管理、病害虫防除、摘芯、肥料(庭植え)、水やり管理
  7. 7月夏の管理(遮光や水やり注意)、病害虫防除、摘芯、肥料(控えめに庭植え)
  8. 8月夏の管理(遮光や水やり注意)、病害虫防除、摘芯、肥料は控える
  9. 9月秋の植えつけ適期、植え替え、肥料(鉢植え・庭植え)、剪定(軽めに)、病害虫防除
  10. 10月秋の植えつけ、植え替え、肥料(鉢植え・庭植え)、剪定(軽めに)、病害虫防除
  11. 11月剪定(冬剪定の準備)、寒肥(庭植え)、落葉後の管理、病害虫防除
  12. 12月剪定(冬剪定)、寒肥(庭植え)、鉢植えの防寒対策

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをする。過湿は根腐れの原因になるため注意が必要。
肥料春から秋にかけて緩効性肥料や有機肥料を適宜施すことが推奨される。
剪定冬季の植え替え時に部分的に根を切り戻すことが示唆されている。花後や冬季に古い枝や混み合った枝を剪定することが望ましい。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりを好むため、十分に日光が当たる場所で育てることが重要。日照不足は生育不良や花付きの悪化につながる。
土壌水はけと水もちが良く、有機質に富んだ肥沃な土壌が適している。腐葉土や堆肥を混ぜ込んだ土を用いると良い。
温度高温期の管理に注意が必要。鉢植えの植え替えは真夏を避けて行うことが推奨される。

季節管理

季節管理内容
春新苗の植え付けは5月から6月の春から初夏にかけて行う。
夏鉢苗は真夏を避ければいつでも植え付け可能。真夏の高温期は鉢植えの植え替えを避けること。
冬大苗の植え付け適期。鉢植えの鉢替え(植え替え)を行う。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点真夏の高温期は鉢植えの植え替えを避けること。高温期の植え替えは根のダメージや生育不良を招くため注意が必要。
トラブル対処水はけの悪い土壌は根腐れの原因となるため、排水性の良い土壌を用いること。
コツ日照不足は花付きの悪化や病害虫の発生リスクを高めるため、十分な日光を確保する。

このまとめの出典

出典

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