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植物図鑑

ビャクシンの仲間の育て方・栽培方法

ヒノキ科ネズミサシ属(ビャクシン属)

公開日 2025年7月11日最終更新 2026年8月30日出典 3件

ビャクシンの仲間は、ヒノキ科ネズミサシ属(ビャクシン属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照日当たりと水はけのよい場所を好む。特に葉色が黄色の品種は日当たりが良いほうが美しく発色する。
  • 水やり鉢植えや植え付けから2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり水やり。植え付けから2年以上の庭植えは特に水やり不要。
  • 耐寒性強い

ビャクシンの仲間とは

ビャクシン属は主に北半球の広範囲に約50種が分布し、日本にはイブキ、ミヤマネズ、ハイネズ、ハイビャクシン、ネズ、シマムロなどが自生しています。多くの種があるため性質もさまざまで、樹形は狭円錐形やほふく性、枝を水平から斜め上方に伸ばす杯状形などがあります。葉色のバリエーションも豊富で、植栽プランを考えるうえで価値の高いコニファーです。

主な用途:常緑性の庭木・花木として生け垣やグラウンドカバーに利用される。カラーリーフとしての価値も高く、初心者でも育てやすい

特徴

ビャクシンの仲間の特徴
形態低木~高木
草丈1~15m
原産地北半球

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よくある質問

ビャクシンの仲間の栽培はむずかしいですか?
ビャクシンの仲間の栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
ビャクシンの仲間はどんな場所で育てるとよいですか?
日当たりと水はけのよい場所を好む。特に葉色が黄色の品種は日当たりが良いほうが美しく発色する。
ビャクシンの仲間の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えや植え付けから2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり水やり。植え付けから2年以上の庭植えは特に水やり不要。
ビャクシンの仲間は寒さに強いですか?
強い。
ビャクシンの仲間に適した土は何ですか?
水はけの良い土壌を好む。鉢植えは赤玉土(中粒)2、完熟腐葉または樹皮堆肥1の割合で混ぜたものや市販の培養土が適する。
ビャクシンの仲間の植え付け・種まきの時期はいつですか?
ポット苗は根を切らずに植え付け可能で時期を選ばない。根を切る移植や根巻き株の植え付けは11月~3月または梅雨時期が適期。植え穴や鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。

栽培のポイント

ビャクシンの仲間の栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日当たりと水はけのよい場所を好む。特に葉色が黄色の品種は日当たりが良いほうが美しく発色する。
土質条件水はけの良い土壌を好む。鉢植えは赤玉土(中粒)2、完熟腐葉または樹皮堆肥1の割合で混ぜたものや市販の培養土が適する。
水やり条件鉢植えや植え付けから2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり水やり。植え付けから2年以上の庭植えは特に水やり不要。
耐寒性強い
耐暑性強い

お手入れの方法

ビャクシンの仲間のお手入れ方法
水やり鉢植えや植え付け2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。2年以上の庭植えは特に水やり不要。
植え付けポット苗は根を切らずに植え付け可能で時期を選ばない。根を切る移植や根巻き株の植え付けは11月~3月または梅雨時期が適期。植え穴や鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。
施肥庭植えは1月頃に寒肥として有機質肥料を株元周辺に施す。鉢植えは3月に化成肥料を追肥する。
剪定円錐形や生け垣など人工樹形に仕立てる株は2月~3月の芽吹き前に刈り込み剪定。ほふく形や杯状形の種類は切り戻しや間引き剪定で自然樹形を維持可能。刈り込みもできるが特徴的な樹形は失われる。
病害虫対策【病気】さび病(赤星病)は2月頃に葉に赤褐色の冬胞子層が現れ、4月頃雨に当たりオレンジ色のゼリー状になる。ビャクシン類自体の被害は少ないが、バラ科樹木に感染し被害を与える。ライフサイクル上、バラ科樹木かビャクシン類のどちらかがないと発生しない。 【害虫】イブキチビキバガは幼虫が葉内を食害し葉先が茶色く枯れる。幼虫は葉内で越冬し年3回成虫が発生。殺虫剤は成虫に散布し被害拡大を抑制。スギドクガの幼虫は黄緑色に茶色と白のまだら模様で毒はなく触れても痛くない。4~6月、7~8月に食害。樹冠内部の葉を食べるため外からはわかりにくく、株元のふんを確認し注意する。

育て方のコツ

日当たりと水はけの良い場所を選び、特に黄色葉の品種は日光を十分に当てると美しく発色する。植え付け後2年未満は水やりを欠かさず、2年以上は控えめに。剪定は春の芽吹き前に行い、自然樹形を維持したい場合は切り戻しや間引き剪定を活用する。

病害虫対策としては、さび病の発生源となるバラ科樹木の近くを避け、害虫は成虫期に殺虫剤を散布し被害拡大を防ぐ。

月別の管理カレンダー

1年を通したビャクシンの仲間の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定(樹形維持の刈り込み・間引き剪定)、庭植えの寒肥、鉢植えの肥料追肥、さし木
  2. 2月剪定(樹形維持の刈り込み)、庭植えの寒肥、鉢植えの肥料追肥、さし木
  3. 3月鉢植えの肥料追肥、さし木、軽い剪定(樹形維持の刈り込み)
  4. 4月〜5月特に作業なし
  5. 6月植えつけ、植え替え、鉢植えの水やり管理強化
  6. 7月植えつけ、植え替え、鉢植えの水やり管理強化
  7. 8月〜9月特に作業なし
  8. 10月植えつけ、植え替え、剪定(樹形維持の切り戻しや間引き剪定)
  9. 11月植えつけ、植え替え、庭植えの寒肥準備
  10. 12月植えつけ、植え替え、庭植えの寒肥

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき方法春または秋の適期に植え付け、根鉢を崩さずに植える。植え穴は根鉢の2倍程度の大きさが望ましい。
水やり植え付け直後は特に乾燥に注意し、土壌が乾いたらたっぷりと水やりを行う。根付いた後は比較的乾燥に強いが、夏場の高温期は定期的な水やりが望ましい。
肥料春先に緩効性の肥料を施し、生育期に追肥を行う。過剰な肥料は徒長や病害虫の原因となるため適量を守る。
剪定カイヅカイブキは形を整えるための剪定が重要。春から初夏にかけての成長期に剪定を行うとよい。剪定は樹形を乱さないように、枝の先端を中心に切り戻す。

栽培環境

項目詳細
日当たりビャクシンの仲間は日当たりの良い場所を好む。特にカイヅカイブキは十分な光が必要。半日陰でも育つが、日照不足は樹形や生育に影響する。
土壌水はけの良い土壌を好む。粘土質よりも砂質やローム質の土壌が適している。過湿は根腐れの原因となるため注意。
温度比較的耐寒性があるが、極端な寒冷地では防寒対策が必要。コノテガシワは温暖な気候を好む傾向がある。

季節管理

季節管理内容
春春先に緩効性の肥料を施し、剪定を行う。
夏高温期は定期的な水やりが望ましい。
秋秋の適期に植え付けを行う。
冬極端な寒冷地では防寒対策が必要。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点過乾燥や強風に弱いため、特に若木は風よけやマルチングで土壌の乾燥を防ぐことが望ましい。
トラブル対処アブラムシやカイガラムシが発生することがある。発生初期に殺虫剤や石鹸水での処理を行う。過湿は根腐れやカビの原因となるため、排水管理を徹底する。
コツらせん状に伸びる枝の特性を理解し、無理な剪定は樹形を崩す原因となるため、計画的に行う。

このまとめの出典

出典

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