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植物図鑑

ナスタチウムの育て方・栽培方法

公開日 2025年9月23日最終更新 2026年8月30日出典 3件

この植物のポイント

  • 日照日当たり良好で風通しの良い場所を好む。日陰は花付きが悪くなる
  • 水やり土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、やや乾かし気味に管理。過湿は避ける
  • 耐寒性基本的に一年草だが、秋まきで室内越冬可能。5℃以下は避ける

ナスタチウムとは

ナスタチウム(ナスタチューム)は「金蓮花(きんれんか)」とも呼ばれる一年草で、メキシコやペルー、ブラジル、コロンビアなど中南米に分布しています。鮮やかな黄色やオレンジ、赤に近い花を咲かせ、丸く特徴的な葉を持ちます。つる性や立性、矮性、一重咲きや八重咲き、斑入りなど多様な品種があり、春まきと秋まきが可能です。

秋まきの場合は室内などで越冬させると翌年も開花します。エディブルフラワーとして花・葉・若い種が食用に利用され、ピリッとした辛味と酸味が特徴です。花壇や寄せ植え、つり鉢での観賞用としても人気があり、コンパニオンプランツとして野菜の生育を助ける効果もあります。

水はけの良いやせた土壌を好み、高温多湿には弱いため夏は半日陰に移動させるなど管理が必要です。

主な用途:観賞用(花壇、寄せ植え、つり鉢)、食用(花・葉・若い種をサラダやスイーツ、ピクルスに利用)、コンパニオンプランツ(ブロッコリー、カブ、キャベツなどの生育促進)

特徴

ナスタチウムの特徴
形態一年草。つる性、立性、矮性など多様な生育形態がある
草丈小さい品種は約30cm、つる性品種は数メートルに広がる
花色黄色、オレンジ、赤に近い色など鮮やかなビタミンカラー
開花期春まきは6~7月頃、秋まきは翌春以降。1年に2度開花シーズンがある
原産地メキシコ、ペルー、ブラジル、コロンビアなど中南米

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よくある質問

ナスタチウムはどんな場所で育てるとよいですか?
日当たり良好で風通しの良い場所を好む。日陰は花付きが悪くなる。
ナスタチウムの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、やや乾かし気味に管理。過湿は避ける。
ナスタチウムは寒さに強いですか?
基本的に一年草だが、秋まきで室内越冬可能。5℃以下は避ける。
ナスタチウムに適した土は何ですか?
水はけの良いやせた土壌を好む。肥沃な土壌は避ける。
ナスタチウムの植え付け・種まきの時期はいつですか?
本葉3~4枚で3月下旬~5月下旬に植え付け。種は春(3~5月)か秋(9月)にまく。種は硬いので一晩水に浸すと発芽しやすい。嫌光性種子のため1cmほど土をかぶせる。
ナスタチウムの肥料はどうすればよいですか?
植え付け時にリン酸・カリが多い配合肥料を少量元肥として与える。肥料過多は葉ばかり茂るので控える。

栽培のポイント

ナスタチウムの栽培条件
日照条件日当たり良好で風通しの良い場所を好む。日陰は花付きが悪くなる
土質条件水はけの良いやせた土壌を好む。肥沃な土壌は避ける
水やり条件土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、やや乾かし気味に管理。過湿は避ける
耐寒性基本的に一年草だが、秋まきで室内越冬可能。5℃以下は避ける
耐暑性高温に弱い。真夏は半日陰に移動推奨

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お手入れの方法

ナスタチウムのお手入れ方法
水やり土の表面が乾いたらたっぷり水やり。頻繁すぎる水やりは葉ばかり茂り花が減るため注意。
植え付け本葉3~4枚で3月下旬~5月下旬に植え付け。種は春(3~5月)か秋(9月)にまく。種は硬いので一晩水に浸すと発芽しやすい。嫌光性種子のため1cmほど土をかぶせる。
施肥植え付け時にリン酸・カリが多い配合肥料を少量元肥として与える。肥料過多は葉ばかり茂るので控える。
剪定梅雨明けの暑さで株が弱ったら1/3程度切り戻す。花がらは種採取目的でなければ早めに摘む。
病害虫対策ハダニ、ナメクジ、春の育苗期はアブラムシに注意。被害拡大時は薬剤散布を行う。

育て方のコツ

種は硬いので一晩水に浸すと発芽しやすい。株間は花壇で20~30cm、コンパニオンプランツとしては50~60cm以上あける。肥沃な土壌よりやせた土壌を好む。

夏の高温期は半日陰に移動し、切り戻しで株をリフレッシュ。花がらは種採取目的でなければ早めに摘み取る。冬越しは5℃以下を避け室内管理が必要。

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月別の管理カレンダー

1年を通したナスタチウムの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月春まき種まき開始。発芽後、本葉3~4枚で苗を間引きまたは植え付け開始(3月下旬~)。
  3. 4月春まき種まき継続。苗の植え付け。挿し木も可能(4~6月)。日当たりの良い場所で管理。
  4. 5月春まき種まき継続。植え付け。挿し木(4~6月)。開花が始まるため、適度な水やりと追肥を行う。
  5. 6月開花期。挿し木(4~6月)。花がら摘みをして花つきを良くする。過湿に注意。
  6. 7月開花期。暑さで花が止まることがあるため、適度な遮光や水やりで管理注意。風通しを良くする。
  7. 8月暑さで株が弱るため切り戻し推奨。半日陰に移動し、過湿を避ける。水やりは控えめに。
  8. 9月秋まき種まき開始。挿し木(9~10月)。涼しくなり始めるため管理しやすい時期。
  9. 10月秋まき種まき継続。挿し木(9~10月)。越冬準備として風通しの良い場所で管理。鉢植えは室内に取り込む準備。
  10. 11月越冬管理。室内や軒下で霜や寒風を避ける。水やりは控えめにし、休眠状態を保つ。
  11. 12月越冬管理。室内や軒下で霜や寒風を避ける。特に寒冷地では室内管理が望ましい。

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期3月下旬から5月下旬
種まき方法嫌光性種子のため、しっかり覆土することが重要。硬実種子は一晩水に浸してから種まきすると発芽が良くなる。
水やり乾き気味の環境を好むため、水やりは控えめにする。チッ素過多や過剰な水やりは避けること。
肥料肥沃すぎる土壌やチッ素過多は避ける。堆肥や腐葉土を混ぜ込むことで適度な肥沃度を保つ。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりが良く、風通しの良い場所が適している。
土壌砂まじりで水はけの良いものが望ましい。やせ地を好むため、肥沃すぎる土壌は避ける。
置き場所春の温暖期が適していると推察される。

季節管理

季節管理内容
春植え付けの適期。苗の入手後は速やかに植えつける。種まきもこの時期に行うのが望ましい。
夏苗は流通しているが、植え付けは春が基本。水やりは乾き気味を保つ。
冬記載なし(多年草または一年草の扱いによるが、冬の管理は記載なし)。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点チッ素過多や過剰な水やりは根腐れや徒長の原因となるため注意。
トラブル対処種まき時は種を覆土しないと発芽しにくい(嫌光性種子のため)。硬い種子は一晩吸水させることで発芽率が向上する。
コツ苗を入手したら、できるだけ早く植えつける。鉢植えは5~6号鉢に1株、庭植えは20~30cm間隔で植える。

このまとめの出典

出典

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