ナスタチウム(キンレンカ)の育て方・栽培方法
Tropaeolum majusノウゼンハレン科ノウゼンハレン属(トロパエオルム属)

ナスタチウム(キンレンカ)(学名: Tropaeolum majus)は、ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属(トロパエオルム属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
この植物のポイント
- 栽培難易度やさしい
- 日照水はけのよい日なたで育てるが、真夏は明るい半日陰に移動させる
- 水やり鉢土が乾いたらたっぷり水やり。過湿は避ける
- 耐寒性弱い
ナスタチウム(キンレンカ)とは
ナスタチウムはハスのような丸い葉をもち、金色の花を咲かせることから金蓮花(きんれんか)と呼ばれています。葉、花、果実、種子は辛みと酸味があり食用としてサラダや彩りに利用されます。花は一重咲きや八重咲きがあり、葉に斑が入る品種も存在します。
独特の香りでアブラムシを遠ざける効果があり、コンパニオンプランツとしても利用されます。本来はつる性の一年草ですが、矮性品種が多く流通し、これはヒメキンレンカ(Tropaeolum minus)との交雑種であることが多いです。出荷時に矮化剤処理されていることが多く、購入後1か月ほどで旺盛に伸び始めます。
春にタネをまくと初夏から秋にかけて開花しますが、高温多湿に弱く夏に枯れたり草姿が乱れたりすることがあります。切り戻しよりもタネをずらしてまくことで若い株を次々に咲かせるほうが美しく育ちます。ハンギングバスケットなどに植え、風通しよく管理することが推奨されます。
主な用途:観賞用、食用(葉・花・果実・種子は辛みと酸味がありサラダや彩りに利用)、コンパニオンプランツとしてアブラムシを遠ざける効果あり
特徴
| 形態 | 一年草 |
|---|---|
| 草丈 | 20~300cm |
| 花色 | 赤, 黄, オレンジ, 複色 |
| 開花期 | 4月下旬~7月、9月~11月上旬 |
| 原産地 | ペルー、コロンビア |
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よくある質問
- ナスタチウム(キンレンカ)の栽培はむずかしいですか?
- ナスタチウム(キンレンカ)の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
- ナスタチウム(キンレンカ)はどんな場所で育てるとよいですか?
- 水はけのよい日なたで育てるが、真夏は明るい半日陰に移動させる。
- ナスタチウム(キンレンカ)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
- 鉢土が乾いたらたっぷり水やり。過湿は避ける。
- ナスタチウム(キンレンカ)は寒さに強いですか?
- 弱い。
- ナスタチウム(キンレンカ)に適した土は何ですか?
- 水はけと通気性のよい土。市販の草花用培養土か赤玉土5、ピートモス3、軽石(パーライト)2の配合土。
- ナスタチウム(キンレンカ)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
- 苗の植えつけ適期は3月下旬~5月下旬。5~6号鉢に1株、庭植えは20~30cm間隔。一年草のため植え替え不要。タネまきは3月下旬~4月中旬が適期で、2月下旬から室内で早まきも可能。タネは一晩水につけてからまく。さし芽は6月頃、茎3節ほどを切り下葉を落とし摘心して水はけのよい用土にさす。日陰で管理し10日ほどで発根。
栽培のポイント
| 栽培難易度 | やさしい 5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。 |
|---|---|
| 日照条件 | 水はけのよい日なたで育てるが、真夏は明るい半日陰に移動させる |
| 土質条件 | 水はけと通気性のよい土。市販の草花用培養土か赤玉土5、ピートモス3、軽石(パーライト)2の配合土 |
| 水やり条件 | 鉢土が乾いたらたっぷり水やり。過湿は避ける |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 弱い |
お手入れの方法
| 水やり | 鉢土が乾いたらたっぷり水やり。過湿に注意し、茎がひょろひょろしないよう管理する。 |
|---|---|
| 植え付け | 苗の植えつけ適期は3月下旬~5月下旬。5~6号鉢に1株、庭植えは20~30cm間隔。一年草のため植え替え不要。タネまきは3月下旬~4月中旬が適期で、2月下旬から室内で早まきも可能。タネは一晩水につけてからまく。さし芽は6月頃、茎3節ほどを切り下葉を落とし摘心して水はけのよい用土にさす。日陰で管理し10日ほどで発根。 |
| 施肥 | 元肥に緩効性化成肥料を土に混ぜる。鉢植えは夏を除く生育・開花期に液体肥料を定期的に施す。 |
| 剪定 | 花がら摘みは花柄のつけ根からこまめに切り取る。梅雨明け頃に草丈の1/3程度で切り戻すと秋に再び開花することがある。 |
| 病害虫対策 | 害虫はハダニとハモグリバエ。ハダニは葉裏に発生し白い斑点やクモの巣状の網を張るため、梅雨明け後の高温乾燥時に葉裏に水をかけるか薬剤散布で駆除。ハモグリバエは葉に曲がりくねった白い線を作り、幼虫やさなぎは指でつぶすか葉ごと除去する。 |
育て方のコツ
高温多湿に弱いため真夏は明るい半日陰で管理し、風通しを良くすること。切り戻しよりもタネをずらしてまくことで若い株を次々に咲かせるほうが美しく育つ。購入時は矮化剤処理されていることが多く、1か月ほどで旺盛に伸び始める。
月別の管理カレンダー
1年を通したナスタチウム(キンレンカ)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。
くわしい情報
栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。
国内の栽培情報
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 種まき時期 | 3月下旬から5月下旬 |
| 種まき方法 | 苗は春から秋にかけて流通し、入手後は速やかに庭や鉢に植えつける。鉢植えは5~6号鉢に1株、庭植えは株間20~30cm程度あけて植える。 |
| 水やり | 高温多湿を嫌うため過湿に注意し、土の表面が乾いたら適度に水やりを行う。 |
| 肥料 | 植え付け時に緩効性肥料を施すか、成長期に液体肥料を適宜与えると良い。 |
| 剪定 | 花がら摘みや徒長枝の整理を行うことで株の形を整え、花つきを良くする。 |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日当たり | 日当たりが良く、風通しの良い場所を好む。 |
| 土壌 | 排水性の良い肥沃な土壌が適していると推測される。 |
| 温度 | 春の温暖な気候を好む。高温多湿の夏は苦手。 |
| 置き場所 | 風通しの良い場所で管理することが重要。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 春 | 植え付けの適期。苗を入手したら速やかに植えつける。 |
| 夏 | 花が咲く時期だが、高温多湿を避けるため風通しの良い場所で管理。水やりは土の乾燥具合を見て適宜行う。 |
| 秋 | 寒さに弱いため霜の当たらない場所で管理するか、鉢植えは室内に取り込むと良い。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 高温多湿を嫌うため、梅雨時や夏の蒸れに注意し、風通しを良くする。 |
| トラブル対処 | 過湿による根腐れを防ぐため、水はけの良い土壌を用い、過度な水やりを避ける。 |
| コツ | アブラムシなどがつきやすいため、早期発見・対処が望ましい。 |
このまとめの出典
海外の栽培情報
海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 植え付け時期 | 暖かい季節の一年草で、最後の霜が終わり土壌温度が上昇してから植えるのが最適。USDAゾーン9~11では多年草として育つこともある。 |
| 植え付け方法 | 種は直接庭の土にまき、約1.3cm(1/2インチ)の深さにまき、株間は25~30cm(10~12インチ)空ける。移植には適さない。土は耕して雑草を取り除く。 |
| 水やり頻度 | 適度な水やりを好み、土壌は均一に湿った状態が望ましいが、根付けば多少の乾燥にも耐える。過剰な水やりは根腐れの原因となる。 |
| 水やり方法 | 土が湿る程度に水を与え、べちゃべちゃにならないようにする。乾燥が続く場合は、天候に応じて週に1~2回しっかりと深く水やりを行う。朝早くに水やりをするのが望ましい。 |
| 施肥時期 | 植え付け時に軽く施し、生育が弱い場合は生育中期にもう一度施す。 |
| 施肥方法 | バランスの取れた低窒素肥料か有機堆肥を使用。一般的な一年草用の肥料のパッケージ指示に従い、4~6週間ごとに軽く施す。 |
| 剪定時期 | 生育期に必要に応じて剪定し、サイズをコントロールしながら枝数を増やす。 |
| 剪定方法 | 成長点を摘み取って枝分かれを促し、花が終わったら摘花(デッドヘッド)をして開花を持続させる。シーズン終盤の過度な剪定は避ける。 |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日光 | 日当たりの良い場所(1日6時間以上)を好むが、特に暑い気候では半日陰でも耐えられる。 |
| 土壌 | 水はけが良く、適度に肥沃で中性からやや酸性の土壌が適している。肥沃すぎる土壌は避ける。 |
| 温度 | 最適な生育温度は13~21℃(55~70°F)で、霜に弱い。 |
| 湿度 | 一般的な庭の湿度に耐えるが、通気性を良くすることで病気の発生を防げる。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 春 | 霜の危険がなくなってから種をまき、土壌を整え排水を良くする。 |
| 夏 | 適度な水やりと施肥を続け、定期的に摘花を行い、害虫の発生に注意する。 |
| 秋 | 花が終わるのを見守り、必要に応じて翌年の準備を行う。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 肥沃すぎる土壌は葉ばかりが茂り花付きが悪くなるため避ける。過剰施肥は避ける。 |
このまとめの出典
出典
- shuminoengei.jp国内ナスタチウム(キンレンカ)の育て方・栽培方法|植物図鑑 ...苗は春から秋にかけて流通しますが、植えつけの適期は3月下旬から5月下旬です。入手したら、速やかに庭や鉢に植えつけます。5~6号鉢に1株植え、庭植えであれば20~30cm間隔 ...
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