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植物図鑑

イカリソウの育て方・栽培方法

Epimedium grandiflorumメギ科イカリソウ属

公開日 2025年12月30日最終更新 2026年8月30日出典 5件

イカリソウの写真
写真: Sphl / CC BY-SA 3.0

イカリソウ(学名: Epimedium grandiflorum)は、メギ科イカリソウ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照午前中は日なたで午後は明るい日陰、または一日中明るい日陰。6月から9月上旬は50~60%遮光が必要。冬は北風を避ける場所が望ましい。
  • 水やり鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えは乾燥しなければ基本的に不要。
  • 耐寒性強い

イカリソウとは

イカリソウは高さ30~50cmの多年草で、細い茎が株立ちになります。花はふつう赤紫色で、長い距(きょ:細く突き出した部分)が特徴的です。花は細い花茎の先に短い穂状に咲き、下に垂れます。

花茎は葉群の上に出るものと下になるものがあり、個体差や地域差があります。葉はカサカサとした紙質で裏面に毛があり、3つに枝分かれした先に3枚ずつ葉をつける独特の形状で、「三枝九葉草」とも呼ばれます。主に日本の中部地方以北の本州の平地から亜高山帯の落葉広葉樹林で見られ、種類によっては草深い草原や石垣にも生育します。

日本産種は観賞価値が高く、変わりものや自然雑種が多いため、多様な個体が選別・栽培されており、近年は交配育種も盛んです。

主な用途:観賞用。日本産種は観賞価値が高く、多様な品種が栽培されている

特徴

イカリソウの特徴
形態多年草
草丈30~50cm
花色白, ピンク, 赤紫, 黄
開花期4月~5月
原産地日本(主に中部地方以北の本州)

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よくある質問

イカリソウの栽培はむずかしいですか?
イカリソウの栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
イカリソウはどんな場所で育てるとよいですか?
午前中は日なたで午後は明るい日陰、または一日中明るい日陰。6月から9月上旬は50~60%遮光が必要。冬は北風を避ける場所が望ましい。
イカリソウの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えは乾燥しなければ基本的に不要。
イカリソウは寒さに強いですか?
強い。
イカリソウに適した土は何ですか?
腐植質に富んだ水はけの良い土壌。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土や市販の草花用培養土が適する。庭植えは10~20cm土を盛ると良い。クモイイカリソウは軽石、硬質鹿沼土、桐生砂等を混ぜた用土を使用。
イカリソウの植え付け・種まきの時期はいつですか?
鉢植えは毎年5月下旬から7月上旬に植え替えを行う。芽の出る前も可能だが休眠や生育鈍化の恐れがあるため推奨されない。庭植えは落葉樹の下など適した場所に植える。

栽培のポイント

イカリソウの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件午前中は日なたで午後は明るい日陰、または一日中明るい日陰。6月から9月上旬は50~60%遮光が必要。冬は北風を避ける場所が望ましい。
土質条件腐植質に富んだ水はけの良い土壌。赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土や市販の草花用培養土が適する。庭植えは10~20cm土を盛ると良い。クモイイカリソウは軽石、硬質鹿沼土、桐生砂等を混ぜた用土を使用。
水やり条件鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えは乾燥しなければ基本的に不要。
耐寒性強い
耐暑性強い

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お手入れの方法

イカリソウのお手入れ方法
水やり鉢植えは表土が乾いたらたっぷり与える。庭植えは晴天が続き乾燥しない限り不要。
植え付け鉢植えは毎年5月下旬から7月上旬に植え替えを行う。芽の出る前も可能だが休眠や生育鈍化の恐れがあるため推奨されない。庭植えは落葉樹の下など適した場所に植える。
施肥植え替え時にリン酸とカリウム多めの緩効性化成肥料を施す。3月~9月は月2~3回、草花用液体肥料を薄めて施肥。3~5月はチッ素主体、6月以降はリン酸・カリウム主体。真夏はさらに薄める。地上部が休眠した場合は施肥不要。
病害虫対策病気はほとんどない。害虫はアブラムシが春の芽出しから若葉期に発生しやすい。新芽や柔らかい葉、蕾に付くため、こまめに見回り発生初期に手で除去する。

育て方のコツ

日ざしが強くなる6月から9月上旬は遮光を行い、日焼けや高温障害を防ぐ。冬は北風を避け、常緑種は風よけや積雪下での保護が望ましい。交雑しやすいため、種子採取時は親株の隔離や自家交配を行うと良い。

タネは乾燥に弱く、採取後はすぐに播種すること。

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月別の管理カレンダー

1年を通したイカリソウの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月植えつけ・植え替え、古い葉の剪定、土壌の改良
  3. 4月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、花後の摘心
  4. 5月開花期終了、肥料(鉢植え・庭植え)、タネまき(適宜)
  5. 6月植えつけ・植え替え(早めに)、肥料(鉢植え・庭植え)、葉の管理
  6. 7月肥料(控えめに)、水やり管理
  7. 8月肥料控えめ、水やり管理、夏の直射日光を避ける
  8. 9月肥料(鉢植え・庭植え)、植え替え準備、葉の整理
  9. 10月植え替え、古い葉の剪定、冬支度
  10. 11月落葉開始、古い葉の整理、冬の寒さ対策
  11. 12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき方法鉢植えの場合は混合土を用い、根が十分に張れるように植え付ける。花壇植えの場合は、腐葉土を多めに混ぜ込み、土壌を柔らかくしてから植えつける。
水やり土の表面が乾いたら適宜水やりを行うのが基本。

栽培環境

項目詳細
日当たり晩秋から早春にかけては日当たりの良い場所で育てる。晩春から秋までは半日陰となる落葉樹の下など、直射日光が強くない場所が適している。
土壌鉢植えの場合は赤玉土6、腐葉土4の混合土が適している。市販の草花培養土でも問題ない。花壇に植える場合は、土をよく耕し腐葉土をたっぷりすき込んで、ふかふかの土壌を作ることが望ましい。
置き場所冬は北風にさらされないような風よけの場所に置くことが重要。特に常緑の葉を持つ種類は風によるダメージを受けやすいため注意。

季節管理

季節管理内容
春半日陰の環境で育てる。
夏強い日差しが続く6月~9月上旬は遮光を行い、日焼けや高温障害を防止。
冬北風に当たらない風よけの場所に移動する。常緑種は特に風よけが必要。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点強い直射日光による葉焼けや高温障害を防ぐため、夏季は50~60%の遮光が必要。
トラブル対処冬の北風によるダメージを防ぐため、風よけの設置や適切な置き場所の選定が重要。
コツ土壌は腐葉土をたっぷり混ぜ込み、ふかふかの状態にすることで根の生育を促す。夏季の遮光は50~60%を目安に行い、過度な直射日光を避ける。冬は風の強い場所を避け、特に常緑種は風よけを施すことで葉の傷みを防ぐ。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け方法地下茎性の多年草で、通常の草丈は10~15インチ(約25~38cm)、株張りは18~20インチ(約46~51cm)

注意点・トラブル対処

この表は、イカリソウ(エピメディウム・グランディフロルム)の栽培に関する情報を整理したものです。提供された情報が限られているため、多くの項目が「記載なし」となっています。

このまとめの出典

出典

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