本文へスキップ
植物図鑑

イトスギの仲間の育て方・栽培方法

Cupressusヒノキ科イトスギ属

公開日 2025年9月22日最終更新 2026年8月30日出典 5件

イトスギの仲間の写真
写真: Chneophytou / CC BY-SA 3.0

イトスギの仲間(学名: Cupressus)は、ヒノキ科イトスギ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照水はけがよく日当たりのよい場所を好む
  • 水やり鉢植えや植え付けから2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えで2年以上経過した株は水やり不要。夏場の鉢植えは水切れに注意。
  • 耐寒性普通

イトスギの仲間とは

イトスギの仲間は常緑針葉樹のコニファーで、鱗片状の葉を立体的に展開し、放任しても整った狭円錐形の樹形となります。日本ではモントレーイトスギの‘ゴールドクレスト’がよく知られています。生育は旺盛ですが根の張りが浅く粗いため、庭植えにすると強風で倒れやすく支柱の設置が必要です。

刈り込みに耐え、生け垣やトピアリーの素材に適していますが、葉が密生した樹冠内部は風通しが悪くなり蒸れによる枯れ込みの原因となります。古い葉は定期的に手でもみ落とすなどして取り除き、風通しを良くします。

主な用途:常緑性の観賞用樹木として、生け垣やトピアリーに適し、初心者でも育てやすいカラーリーフとして利用される

特徴

イトスギの仲間の特徴
形態低木,高木
草丈0.5~20m
原産地北半球

PR:以下は広告です。リンクから購入された場合、当サイトに収益が 発生することがあります。掲載順位や価格は購入先の状況により 変動します。

Amazon

イトスギの仲間の道具をAmazonで探す

検索結果ページへのリンクです。価格と在庫はAmazonでご確認ください。

よくある質問

イトスギの仲間の栽培はむずかしいですか?
イトスギの仲間の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
イトスギの仲間はどんな場所で育てるとよいですか?
水はけがよく日当たりのよい場所を好む。
イトスギの仲間の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えや植え付けから2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えで2年以上経過した株は水やり不要。夏場の鉢植えは水切れに注意。
イトスギの仲間は寒さに強いですか?
イトスギの仲間の耐寒性は普通です。
イトスギの仲間に適した土は何ですか?
水はけがよく有機物の多い土壌。赤玉土(中粒)2に完熟腐葉土または樹皮堆肥1の割合で混ぜた土や市販の培養土が適する。
イトスギの仲間の植え付け・種まきの時期はいつですか?
ポット苗は根を切らずに植え付け可能で時期を選ばない。根を切る移植や根巻き株は11月から3月または梅雨期が適期。植え穴や鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。

栽培のポイント

イトスギの仲間の栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件水はけがよく日当たりのよい場所を好む
土質条件水はけがよく有機物の多い土壌。赤玉土(中粒)2に完熟腐葉土または樹皮堆肥1の割合で混ぜた土や市販の培養土が適する。
水やり条件鉢植えや植え付けから2年未満の庭植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えで2年以上経過した株は水やり不要。夏場の鉢植えは水切れに注意。
耐寒性普通
耐暑性強い

お手入れの方法

イトスギの仲間のお手入れ方法
水やり鉢植えや若い庭植えは土表面が乾いたらたっぷり与える。成株の庭植えは基本的に水やり不要。夏の鉢植えは特に水切れに注意。
植え付けポット苗は根を切らずに植え付け可能で時期を選ばない。根を切る移植や根巻き株は11月から3月または梅雨期が適期。植え穴や鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。
施肥庭植えは2月に有機質肥料を寒肥として株元周辺に施す。鉢植えは3月に化成肥料を追肥する。
剪定目標の大きさに達したら刈り込みや枝の切り戻し、間引き剪定で樹形を維持。刈り込みは2月から3月の芽吹き前に行うと切り口の変色が目立ちにくい。
病害虫対策【病気】葉枯病:糸状菌(カビ)が原因で葉が茶色く枯れる。密植を避け、剪定で風通しを良くし、古い落ち葉を除去しマルチングで泥はね防止。梅雨時期に拡大しやすい。 【害虫】スギドクガ:黄緑色の体に茶白の毛があり毒はないが4~6月、7~8月に葉を食害。樹冠内部の葉から食べるため、株元のふんを確認して早期発見を。

育て方のコツ

根の張りが浅く強風で倒れやすいため支柱を設置するか風の強い場所を避けて植える。葉が密生すると風通しが悪く蒸れや枯れの原因になるため、古い葉は定期的に手でもみ落として風通しを良くする。剪定は春の芽吹き前に行うと切り口の変色が目立ちにくい。

病害虫対策としては密植を避け、古い落ち葉を除去しマルチングを行うことが効果的。害虫のスギドクガは葉の内部から食害するため株元のふんを確認し早期発見に努める。さし木は2~3月、タネまきは10~11月が適期。

月別の管理カレンダー

1年を通したイトスギの仲間の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定(樹形維持の切り戻しや間引き剪定)、さし木、特に寒冷地では防寒対策
  2. 2月剪定(樹形維持の切り戻しや間引き剪定)、さし木、特に寒冷地では防寒対策
  3. 3月植えつけ、植え替え、肥料(庭植え施肥、鉢植え追肥)
  4. 4月〜5月特に作業なし
  5. 6月植えつけ、植え替え、病害虫のチェックと防除
  6. 7月〜10月特に作業なし
  7. 11月剪定(軽い樹形調整)、タネまき(適期)、植えつけ、植え替え
  8. 12月剪定(軽い樹形調整)、植えつけ、植え替え、防寒対策

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり過湿を避けつつ適度な水分管理が必要と推察される
剪定目標の大きさに育ったら刈り込みや枝の切り戻しを行い、樹形を維持する。切り口の茶色変色は通常の現象。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所を好む。海岸環境に適応する種類もあるが、一般的には日光を十分に受けられる場所が適している。
土壌水はけの良い土壌が適していると考えられる。
温度比較的温暖な気候に適応しており、日本の気候でも育てやすいが、寒冷地では防寒対策が必要な場合がある。

季節管理

季節管理内容
春剪定は樹木がある程度成長して目標の大きさに達した後に行う。一般的に春から初夏にかけて剪定を行うことが多い。
冬寒さに注意し、必要に応じて防寒対策を行う。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点剪定時の切り口の茶色変色は正常な現象であり、特に問題はない。定期的な剪定が重要。
トラブル対処海岸環境に自生する種は塩害に強い可能性があるが、一般的な栽培では過湿や根腐れに注意すること。
コツ樹形を整えるために刈り込みと枝の切り戻しを組み合わせて剪定を行い、風通しを良くする。

補足情報

項目詳細
植物特性常緑針葉樹で狭円錐形の樹形を自然に形成する。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
施肥土壌のリン酸不足は成長にほとんど影響しない

栽培環境

項目詳細
日光若木はやや耐陰性があるが、基本的には日当たりを好む
土壌ほとんどの土壌に適応するが、湿った深いローム質土壌と風の当たらない場所を好む。重粘土や乾燥したアルカリ性土壌でも育つ
温度約-25℃まで耐寒性がある

季節管理

季節管理内容
春新芽の成長は4月にゆっくり始まる
夏6月に成長が加速し、最大で年間30cm程度伸びることが多い
秋9月に成長が止まる
冬約-25℃まで耐寒性がある

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫ハチノスダニ(ハチノス菌)に特に弱い
注意点強風や海風には弱く、風による葉焼けを受けやすい。大きな木は鳥の巣作りに適している

このまとめの出典

出典