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植物図鑑

イチイの育て方・栽培方法

Taxus cuspidataイチイ科イチイ属

公開日 2025年8月13日最終更新 2026年8月30日出典 5

イチイの写真
写真: あおもりくま,(Aomorikuma) / CC BY-SA 4.0

イチイ(学名: Taxus cuspidata)は、イチイ科イチイ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。このページでは、イチイの特徴・よくある質問・栽培のポイント・お手入れの方法・月別の管理カレンダーなどを、出典を明示してまとめています。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照強い日ざしを避け、明るく西日の当たらない場所が理想。耐陰性ありだが暗すぎると葉色が黄緑色になる。
  • 水やり鉢植えや植え付け2年未満は土の表面が乾いたらたっぷり与える。2年以上の庭植えは特に水やり不要。
  • 耐寒性強い
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特徴

イチイの特徴
形態低木~高木
草丈2~18m
原産地北半球の温帯からマレーシア西部、メキシコ

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よくある質問

イチイは何科の植物ですか?
イチイはイチイ科(イチイ属)に分類される植物です。
イチイの栽培はむずかしいですか?
イチイの栽培難易度は「1.0」です。
イチイはどんな場所で育てるとよいですか?
イチイの日当たりは「強い日ざしを避け、明るく西日の当たらない場所が理想。耐陰性ありだが暗すぎると葉色が黄緑色になる」です。
イチイの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
イチイの水やりは「鉢植えや植え付け2年未満は土の表面が乾いたらたっぷり与える。2年以上の庭植えは特に水やり不要」です。
イチイは寒さに強いですか?
イチイの耐寒性は「強い」です。
イチイに適した土は何ですか?
イチイの土は「特に土質は選ばないが肥沃な土が望ましい。鉢植えは有機質多めの肥沃な土壌(赤玉土中粒2、完熟腐葉土または樹皮堆肥1、牛ふん発酵堆肥1の割合)を使用」です。

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栽培のポイント

イチイの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります

日照条件強い日ざしを避け、明るく西日の当たらない場所が理想。耐陰性ありだが暗すぎると葉色が黄緑色になる。
土質条件特に土質は選ばないが肥沃な土が望ましい。鉢植えは有機質多めの肥沃な土壌(赤玉土中粒2、完熟腐葉土または樹皮堆肥1、牛ふん発酵堆肥1の割合)を使用。
水やり条件鉢植えや植え付け2年未満は土の表面が乾いたらたっぷり与える。2年以上の庭植えは特に水やり不要。
耐寒性強い
耐暑性強い

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お手入れの方法

イチイのお手入れ方法
水やり鉢植えや植え付け2年未満は土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植え2年以上は特に水やり不要。
植え付け植え付けは3月下旬~梅雨期と10月~11月上旬が適期。移植はなるべく避けるが必要ならこの時期に行う。暖地では根回しを行い細根を発生させてから移植。ポット苗は根を切らずに植え付け可能。植え穴には完熟腐葉土や樹皮堆肥を多めに混ぜ、有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。
施肥庭植えは2月に寒肥として有機質肥料を株元に施す。鉢植えは3月に化成肥料を追肥。
剪定刈り込みによる樹形維持は7月(新梢が固まる頃)と11月~翌3月の芽吹き前の年2回行うと枝が密生し美しい。
病害虫対策病気は特にない。害虫はカイガラムシ類とミノガ類。カイガラムシは樹液を吸い樹勢を弱め、すす病を発生させる。成虫は足が退化し移動できないため、竹べらなどでかき落とす。幼虫期(5月中旬~6月)には接触毒性薬剤が有効。ミノガ類は春や7~8月に幼虫が発生し葉を食害、秋に枝にミノを作り越冬。ミノを放置すると被害が増えるため除去が必要。

月別の管理カレンダー

1年を通したイチイの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定・刈り込み
  2. 2月剪定・刈り込み
  3. 3月植えつけ、植え替え、肥料、ふやし方
  4. 4月肥料、ふやし方
  5. 5月〜9月特に作業なし
  6. 10月植えつけ、植え替え、ふやし方
  7. 11月特に作業なし
  8. 12月剪定・刈り込み

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期さし木:3月下旬から4月上旬
種まき方法昨年伸びた枝の先端から約15cmの穂木を取り、下半分の葉を取り除き、切り口を斜めに切り整え、2時間ほど放置して乾かす
水やり土壌が乾燥しすぎないように管理することが望ましい
剪定適宜剪定して枝を確保することが考えられる

栽培環境

項目詳細
日当たり直射日光が当たらない場所が望ましい(特に害虫対策の観点から)
土壌粘土質のやや重い土が適しており、適度に湿り気があり肥沃な土壌を好む
温度寒い時期の植え付けは避ける(春から秋が適期)

季節管理

季節管理内容
さし木の適期。前年枝の先端から穂木を採取し、さし木を行う。植え付けも可能な時期。
植え付け適期。寒冷期を避けて植え付ける。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点直射日光が強いと植物にストレスがかかるため、適度な遮光や半日陰の環境が望ましい
トラブル対処殺虫剤を使わずに駆除可能な場合がある。柔らかい布と石鹸水、または希釈したイソプロピルアルコールスプレーで害虫を拭き取る方法が有効

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期極端な気温になる前の早春または秋
植え付け方法水はけの良い場所を選び、根鉢の2倍の幅と深さの穴を掘り、苗が育っていたのと同じ深さで植え、必要に応じて有機物を混ぜた元の土で埋め戻す。
水やり頻度新しく植えた苗は最初の生育期に定期的に水やりを行い、成木は適度な水やりで十分。
水やり方法根を深く張らせるために深く水やりを行い、過湿にならないよう注意。朝早くに水やりを行う。
施肥時期新芽が出る前の早春と生育が遅い場合は盛夏に再度施肥
施肥方法常緑樹や酸性土壌を好む植物用のバランスの取れた緩効性肥料を使用し、ラベルの指示に従う。過剰施肥は塩類蓄積や根の損傷を避けるため控える。
剪定時期新芽が出る前の晩冬から早春
剪定方法鋭く清潔な剪定ばさみを使い、枯れ枝や傷んだ枝、交差している枝を取り除く。特に複数幹の低木は形を整えるために軽く刈り込み、古い枝への過度な剪定は避ける。

栽培環境

項目詳細
日光日向から半日陰を好み、品種によっては若葉が鮮やかな黄色で日光によって色が際立つ。
土壌水はけが良く肥沃で、やや酸性から中性のpHの土壌が適している。
温度韓国、中国、ロシア原産で温帯気候に強く、寒冷な冬にも耐える。
湿度幅広い湿度に適応するが、適度な湿度を好む。

季節管理

季節管理内容
施肥を行い、必要に応じて剪定し、害虫の発生を監視する。
特に乾燥期には水やりを一定に保つ。
徐々に水やりを減らし、根元にマルチングを施して冬の寒さから保護する。
可能であれば強風から守り、成木は一般的に寒さに強い。

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫適切な間隔で植え、剪定して風通しを良くする。上からの散水は真菌病を防ぐため避ける。
注意点イチイは古い木質部からの再生が難しいため、古い枝への過度な剪定は避け、自然な樹形を保つことが重要。
対処法カイガラムシなどの一般的な害虫を監視し、必要に応じて園芸用オイルや殺虫石鹸で処理。感染した部分は取り除く。

このまとめの出典

出典

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