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植物図鑑

プテリスの育て方・栽培方法

Pterisイノモトソウ科イノモトソウ属

公開日 2026年3月24日最終更新 2026年8月30日出典 5件

プテリスの写真
写真: keisotyo / CC BY-SA 3.0

プテリス(学名: Pteris)は、イノモトソウ科イノモトソウ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照年間を通して明るい日陰。春から秋はベランダなどに置いてもよいが直射日光は避ける。冬は霜に当てないよう室内に置く。
  • 水やり春から秋は鉢土を乾かさないように水やりし、冬は鉢土が乾いてから与える。
  • 耐寒性やや弱い

プテリスとは

プテリスはシダの仲間で、世界に約250種が分布しています。日本にも自生するオオバノイノモトソウ(Pteris cretica)などがよく流通しており、美しい葉を持つ種類が観葉植物として利用されています。一般的に栽培されている品種には、羽片の主脈に白色の斑が大きく入る‘アルボリネアタ’(P. cretica ‘Albolineata’)、羽片の葉の先端が細かく分かれたしし葉で主脈に白色の斑が入る‘クリスタタ’(P. cretica ‘Cristata’)、羽片の先端が細かく分かれた‘ウィルソニー’(P. cretica ‘Willsonii’)があります。

また、似たマツザカシダ(P. nippinica)は別種で白色の斑が大きく入ります。ホコシダ(P. ensiformis)の品種フイリイノモトソウ(P. ensiformis ‘Victoria’)も羽片に白色の斑が大きく入る美葉種です。

主な用途:観葉植物として利用される。カラーリーフ、ハンギングバスケット、ミニ観葉としても適し、常緑性で日陰でも育つ

特徴

プテリスの特徴
形態多年草
草丈5~50cm
原産地世界中

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よくある質問

プテリスの栽培はむずかしいですか?
プテリスの栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
プテリスはどんな場所で育てるとよいですか?
年間を通して明るい日陰。春から秋はベランダなどに置いてもよいが直射日光は避ける。冬は霜に当てないよう室内に置く。
プテリスの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
春から秋は鉢土を乾かさないように水やりし、冬は鉢土が乾いてから与える。
プテリスは寒さに強いですか?
やや弱い。
プテリスに適した土は何ですか?
プテリスの土は腐植質で水はけの良い用土(例:赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒1の配合土)です。
プテリスの植え付け・種まきの時期はいつですか?
生育が旺盛なため、毎年4月中旬から9月中旬に植え替えを行う。鉢土を1/4程度落とし、一~二回り大きな鉢に植える。株分けは植え替え時に行い、根を傷めないよう注意する。

栽培のポイント

プテリスの栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件年間を通して明るい日陰。春から秋はベランダなどに置いてもよいが直射日光は避ける。冬は霜に当てないよう室内に置く。
土質条件腐植質で水はけの良い用土(例:赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒1の配合土)
水やり条件春から秋は鉢土を乾かさないように水やりし、冬は鉢土が乾いてから与える。
耐寒性やや弱い
耐暑性強い

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お手入れの方法

プテリスのお手入れ方法
水やり春から秋は鉢土を乾かさないように水やりし、冬は鉢土が乾いてから与える。
植え付け生育が旺盛なため、毎年4月中旬から9月中旬に植え替えを行う。鉢土を1/4程度落とし、一~二回り大きな鉢に植える。株分けは植え替え時に行い、根を傷めないよう注意する。
施肥春から秋の生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回施すか、速効性液体肥料を1週間~10日に1回施す。
剪定下葉が茶色く枯れたら株元から切り取る。
病害虫対策春から秋に炭そ病が発生しやすく、葉に径3~20mmの褐色円形病斑ができる。害虫は年間を通してハダニ、カイガラムシ、春から秋にハマキムシが発生する。

育て方のコツ

年間を通して明るい日陰を保ち、直射日光を避ける。冬は霜に当てないよう室内管理を行う。春から秋は鉢土を乾かさないように水やりし、肥料は生育期に適宜施す。

病気や害虫の発生に注意し、下葉の枯れた部分はこまめに切り取る。植え替えや株分けは4月中旬から9月中旬に行う。

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月別の管理カレンダー

1年を通したプテリスの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月植え替え(生育開始前の早春に行う)、肥料(緩効性肥料を控えめに)
  3. 4月植え替え(早春までに完了)、肥料(緩効性肥料を与える)
  4. 5月肥料(成長期に合わせて液体肥料を月1回程度)
  5. 6月肥料(液体肥料を月1回程度)、葉水で湿度管理
  6. 7月肥料(液体肥料を月1回程度)、直射日光を避けて風通し良く管理
  7. 8月高温期のため遮光と葉水で湿度管理、特に肥料は控えめに
  8. 9月肥料(液体肥料を月1回程度)、植え替えは避ける
  9. 10月肥料(緩効性肥料を控えめに)、徐々に管理環境を涼しくする
  10. 11月〜12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり土の表面が乾ききる直前に水やりを行う。常に土を湿らせておくのではなく、適度に乾燥させる。
肥料春から秋の成長期に薄めの液体肥料を適宜与えるとよい。
剪定適期は4月~5月および9月。大きな剪定は避け、小さな枝や葉の剪定に留めることが望ましい。

栽培環境

項目詳細
日当たり年間を通して明るい日陰を好む。春から秋は屋外に置いてもよいが、直射日光は避けること。
温度冬は霜に当てると株が傷むため、室内に移動させて霜から保護する。
置き場所明るい日陰の屋外(ベランダ等)に置き、冬は室内に移動する。

季節管理

季節管理内容
春明るい日陰の屋外に置き、直射日光を避ける。適度な湿度を保ちつつ、水やりを行う。
夏明るい日陰の屋外に置き、直射日光を避ける。適度な湿度を保ちつつ、水やりを行う。
秋明るい日陰の屋外に置き、直射日光を避ける。適度な湿度を保ちつつ、水やりを行う。
冬霜に当てないように室内に移動し、寒さから保護する。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点直射日光に当てると葉焼けを起こすため避ける。土壌の過湿は根腐れの原因となる。
トラブル対処水やりは土の表面が乾ききる直前に行い、過湿にならないよう管理する。
コツ明るい日陰の場所を選び、春から秋は屋外に置くが直射日光は避ける。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
剪定年に2回切り戻しても枯れない。3回切り戻すと徐々に弱り枯れる。
繁殖方法胞子による繁殖

栽培環境

項目詳細
日光一部の報告では日陰を嫌うが、別の報告では直射日光も耐えられるが薄い日陰を好む
土壌軽く、酸性で深い砂質土壌を好む。pHは4~6の範囲が適する

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫シカによる食害はほとんどない
注意点非常に侵略的な植物で有害雑草とされる。全体または一部が有毒である。花は咲かない

このまとめの出典

出典

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