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植物図鑑

ブラックベリーの育て方・栽培方法

Rubus subg. Rubusバラ科キイチゴ属

公開日 2026年5月8日最終更新 2026年8月30日出典 3件

ブラックベリーの写真
写真: Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

ブラックベリー(学名: Rubus subg. Rubus)は、バラ科キイチゴ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照日光を好むため、庭植え・鉢植えともに日当たり良好な場所が適する
  • 水やり鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る程度にたっぷり与える。庭植えは夏の酷暑時に必要に応じて水やりを行う
  • 耐寒性強い(ラズベリーと比較すると弱く、北海道では栽培困難)

ブラックベリーとは

ブラックベリーはほとんど無農薬で栽培でき、スペースがあれば楽しめる果樹です。多くの品種にとげがありますが、とげなしの品種も存在します。果実は酸味の強いものと比較的少なく生食に向くものがあり、いずれもジャムなどの加工に適しています。

大きく立ち性とつる性(デューベリーとも呼ばれる)に分けられ、ラズベリーとの交雑種もあります。果実は黒色だけでなく赤色のものもあります。

主な用途:果実は生食およびジャムなどの加工に適する。生け垣にも利用可能。耐寒性が強く初心者でも育てやすい果樹

特徴

ブラックベリーの特徴
形態低木、つる植物
草丈1.5~3m

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よくある質問

ブラックベリーの栽培はむずかしいですか?
ブラックベリーの栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
ブラックベリーはどんな場所で育てるとよいですか?
日光を好むため、庭植え・鉢植えともに日当たり良好な場所が適する。
ブラックベリーの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る程度にたっぷり与える。庭植えは夏の酷暑時に必要に応じて水やりを行う。
ブラックベリーは寒さに強いですか?
ブラックベリーの耐寒性は強い(ラズベリーと比較すると弱く、北海道では栽培困難)です。
ブラックベリーに適した土は何ですか?
鉢植えは赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用いる。庭植えは一般的な土壌でよい。
ブラックベリーの植え付け・種まきの時期はいつですか?
適期は12月から2月。鉢植えは2~3年に1回程度植え替えを行い、根詰まり防止と通気性向上を図る。

栽培のポイント

ブラックベリーの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日光を好むため、庭植え・鉢植えともに日当たり良好な場所が適する
土質条件鉢植えは赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土を用いる。庭植えは一般的な土壌でよい
水やり条件鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る程度にたっぷり与える。庭植えは夏の酷暑時に必要に応じて水やりを行う
耐寒性強い(ラズベリーと比較すると弱く、北海道では栽培困難)
耐暑性強い

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お手入れの方法

ブラックベリーのお手入れ方法
水やり鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと水やり。庭植えは夏の乾燥時に必要に応じて水やりを行う
植え付け適期は12月から2月。鉢植えは2~3年に1回程度植え替えを行い、根詰まり防止と通気性向上を図る
施肥庭植えは2月に元肥を施し、6月・9月に追肥。鉢植えも同様に2月・6月・9月に施肥する。有機質肥料または速効性化成肥料を使用
剪定冬の剪定は12月から2月に前年枝を1/2~1/3程度残して行う。夏(収穫後)は着果枝を株元から切り取り、新しいシュートを大切に育てる。シュートは来年の結果母枝となるため誘引する
病害虫対策モモチョッキリゾウムシ、コガネムシ、カイガラムシなどの害虫に注意。新梢や花穂の食害や吸汁被害を防ぐ

育て方のコツ

日当たりの良い場所を選び、夏の酷暑時は適宜水やりを行う。剪定は冬と夏の収穫後に行い、新しいシュートを大切に育てる。害虫対策としてモモチョッキリゾウムシ、コガネムシ、カイガラムシに注意する。

増やし方はさし木(6~7月の緑枝ざし、2~3月の根ざし)やとり木が効果的。

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月別の管理カレンダー

1年を通したブラックベリーの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月特に作業なし
  2. 2月植えつけ、植え替え、剪定(冬の休眠期に古い枝や枯れ枝を切る)、肥料(鉢植え・庭植え)
  3. 3月植えつけ、植え替え、剪定(早春の芽吹き前に)、肥料(鉢植え・庭植え)
  4. 4月支柱立て、病害虫の防除、肥料(鉢植え・庭植え)
  5. 5月支柱立て、病害虫の防除、摘芯(枝の整理)
  6. 6月収穫開始、肥料(鉢植え)、剪定(収穫後の不要枝の整理)
  7. 7月収穫期、肥料(鉢植え・庭植え)、病害虫の防除
  8. 8月収穫終了、剪定(夏剪定で込み合った枝の整理)、肥料(庭植え)、病害虫の防除
  9. 9月〜10月特に作業なし
  10. 11月剪定(冬に向けて不要枝の整理)、マルチング(根元の保温)
  11. 12月特に作業なし

みんなのブラックベリー栽培体験

この記事は、ブラックベリーを実際に育てた4件のブログ記録をもとに、他の栽培者の体験をテーマ別に紹介するものです。他の栽培者のブログや記録から集めた声で、当サイト自身の栽培体験ではありません。

生育・肥料

品種によって樹勢やトゲの有無に違いがあり、剪定や肥料の与え方にも工夫が見られました。

収穫・味

完熟の見極めや収穫時期によって味に差が出ることが複数の記録から読み取れます。

失敗と対策

ハダニなどの害虫被害や、思うように実が大きくならない悩みが記録されていました。

品種・その他

コンパクト品種や交雑種など、栽培者によって選ぶ品種はさまざまでした。

4件の記録からは、品種選びや肥料・剪定の工夫、ハダニなどの害虫対策、そして収穫時期の見極めが味に影響することなど、栽培者それぞれの試行錯誤の様子がうかがえました。

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期11月から3月上旬が適期。休眠期に植えることで根付きやすい。
種まき方法日当たりが良く、風通しの良い場所を選び、つる性の品種は支柱やフェンスを利用して誘引する。
水やり植え付け直後は土の表面が乾いたらたっぷりと水やり。成長期は土壌が乾燥しすぎないように管理。
肥料植え付け時に堆肥や腐葉土を混ぜ、春の芽吹き前に緩効性肥料を施し、成長期には液体肥料を月1回。
剪定冬の休眠期(12月〜2月)に古い枝を切り取り、新しい枝を残す。つる性品種は長く伸びた枝を切り戻す。

栽培環境

項目詳細
日当たり1日6時間以上の直射日光が望ましい。
土壌水はけが良く、有機物を豊富に含む肥沃な土壌が適している。pHはやや酸性から中性(pH5.5〜7.0)。
温度耐寒性があり、冬季は-10℃程度まで耐えるが、若い苗は寒さに弱いため防寒対策が必要。
置き場所風通しが良い場所を選ぶことで病害虫の発生を抑制できる。

季節管理

季節管理内容
春春の芽吹き前に緩効性肥料を施す。
夏健康な枝を挿し木するのが一般的。
秋挿し木後は直射日光を避け、風通しの良い半日陰で管理する。
冬冬の休眠期に剪定を行い、古い枝を切り取り、新しい枝を残す。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点アブラムシやカイガラムシ、うどんこ病などが発生しやすい。発生初期に薬剤散布や剪定が必要。
トラブル対処過湿は根腐れの原因となるため、水はけの良い土壌管理が重要。
コツ剪定により病害虫の発生を抑え、収穫量と果実の品質向上を図る。

このまとめの出典

出典

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