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植物図鑑

バラ(シュラブ・ローズ)の育て方・栽培方法

バラ科バラ属

公開日 2026年2月11日最終更新 2026年8月30日出典 3件

バラ(シュラブ・ローズ)は、バラ科バラ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中3(ふつう)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    ふつう
  • 日照生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。風通しが悪い場所ではうどんこ病が発生しやすくなります。
  • 水やり鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏など雨が少なく乾燥する場合のみたっぷりと与えます。
  • 耐寒性強い~やや弱い(一部の品種)

バラ(シュラブ・ローズ)とは

バラは樹形から、木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ)、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ)の3タイプに分けられます。シュラブ・ローズは、広義では半つる性のバラを指し、狭義では半つる性のバラのなかのシュラブ(モダン・シュラブ)と呼ばれる系統を指します。枝を長く伸ばせば小型のつるバラとして利用でき、また、四季咲き性や返り咲き性の品種の多くは短く切り詰めて、ブッシュ・ローズのように仕立てることもでき、利用範囲の広いバラです。

花色も豊富で、小輪から大輪まであり、強い香りのある品種もあります。株の大きさは品種によって異なり、枝の太さや堅さなどもさまざまです。しなやかな枝の品種は開張型の株に、枝の堅い品種は直立性から横張り性までと幅広い株姿になります。

苗は秋に地掘りの大苗が、春にはポット植えの新苗(若苗)が流通し、専門店では年間を通して鉢植えの苗が販売されています。関連動画やコラム、関連図鑑、特集も豊富にあります。

主な用途:観賞用、生け垣向き。香りがあり開花期が長いため庭木・花木として幅広く利用される。初心者でも育てやすい

特徴

バラ(シュラブ・ローズ)の特徴
形態低木
草丈0.4~2.5m
花色白,赤,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,黒,複色,緑
開花期5月中旬~6月上旬(主な開花期)、6月中旬~11月(品種によって適時、開花)
原産地アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカの一部

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よくある質問

バラ(シュラブ・ローズ)の栽培はむずかしいですか?
バラ(シュラブ・ローズ)の栽培難易度は5段階中3(ふつう)です。
バラ(シュラブ・ローズ)はどんな場所で育てるとよいですか?
生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。風通しが悪い場所ではうどんこ病が発生しやすくなります。
バラ(シュラブ・ローズ)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏など雨が少なく乾燥する場合のみたっぷりと与えます。
バラ(シュラブ・ローズ)は寒さに強いですか?
バラ(シュラブ・ローズ)の耐寒性は強い~やや弱い(一部の品種)です。
バラ(シュラブ・ローズ)に適した土は何ですか?
庭植えは肥よくで水はけがよければ土質は特に選びませんが、条件を満たしていない場合は堆肥などを多めにすき込み(1株当たり10~15リットル)土壌を改良します。鉢植えは水はけがよく有機質に富んだ土が適し、赤玉土(小粒)と堆肥を7~6:3~4の割合で混合するか、市販のバラ専用用土を用います。
バラ(シュラブ・ローズ)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
大苗は11月から2月、新苗は5月から6月、鉢苗は真夏以外のいつでも植え付け可能です。鉢植えは1年に1回程度、12月から2月に鉢替え(植え替え)を行い、用土を新しくします。

栽培のポイント

バラ(シュラブ・ローズ)の栽培条件
栽培難易度
ふつう

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。風通しが悪い場所ではうどんこ病が発生しやすくなります。
土質条件庭植えは肥よくで水はけがよければ土質は特に選びませんが、条件を満たしていない場合は堆肥などを多めにすき込み(1株当たり10~15リットル)土壌を改良します。鉢植えは水はけがよく有機質に富んだ土が適し、赤玉土(小粒)と堆肥を7~6:3~4の割合で混合するか、市販のバラ専用用土を用います。
水やり条件鉢植えは年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えは真夏など雨が少なく乾燥する場合のみたっぷりと与えます。
耐寒性強い~やや弱い(一部の品種)
耐暑性強い~やや弱い(一部の品種)

お手入れの方法

バラ(シュラブ・ローズ)のお手入れ方法
水やり鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷり与え、庭植えは真夏など乾燥時のみたっぷり与えます。
植え付け大苗は11月から2月、新苗は5月から6月、鉢苗は真夏以外のいつでも植え付け可能です。鉢植えは1年に1回程度、12月から2月に鉢替え(植え替え)を行い、用土を新しくします。
施肥鉢植えは生育期に液体肥料や発酵油かすの固形肥料を定期的に置き肥し、冬に寒肥として固形肥料を施します。庭植えは冬に寒肥を施し、若い株は花後にも追肥すると効果的です。
剪定花がら摘みは5月の開花後から花が咲くたびに適時繰り返し、開花枝は伸びた枝の1/3を目安に切り取ります。つるバラとして扱う場合はシュートが出たら支柱を立て、剪定・誘引時期までまっすぐ伸ばします。冬の剪定・誘引は12月から1月に行い、シュートが多い場合は古い枝を切り、新しい枝に切り替えます。ブッシュ・ローズとしては12月から2月に剪定します。
病害虫対策病気は黒星病と粉状のうどんこ病が主なものです。黒星病は梅雨時に葉に黒斑点ができ黄化し落葉します。うどんこ病は春と秋に新芽を中心に白い粉を吹いたようになり萎縮します。害虫はアブラムシ(春秋に新芽や蕾に発生)、チュウレンジハバチ(初夏から秋に幼虫が葉を食害)、カミキリムシ(初夏に成虫が枝をかじり、幼虫が幹を食害し枯死させます)があります。

育て方のコツ

生育期は日当たりと風通しの良い場所で管理し、風通しが悪いと病気が発生しやすい。鉢植えは乾いたらたっぷり水やりをし、庭植えは乾燥時のみ水やりを行う。肥料は生育期に定期的に与え、冬に寒肥を施す。

剪定は冬に行い、シュートの管理を適切に行う。病害虫対策として早期発見と適切な防除が重要。さし木やつぎ木で増やせる。

月別の管理カレンダー

1年を通したバラ(シュラブ・ローズ)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定(休眠期の強剪定)、寒肥(有機肥料の施肥)、病害虫の防除準備
  2. 2月剪定(休眠期の強剪定)、寒肥(有機肥料の施肥)、病害虫の防除準備
  3. 3月植えつけ(新苗の植え付け適期)、植え替え(鉢植えの根詰まり解消)、追肥開始、剪定の仕上げ、病害虫の防除
  4. 4月開花期の管理(花がら摘み)、追肥、植え替え(必要に応じて)、病害虫の防除
  5. 5月開花期の管理(花がら摘み)、追肥、病害虫の防除、適宜水やり
  6. 6月開花期の管理(花がら摘み)、追肥、病害虫の防除、適宜水やり
  7. 7月開花期の管理(花がら摘み)、追肥控えめ、病害虫の防除、適宜水やり
  8. 8月開花期の管理(花がら摘み)、追肥控えめ、病害虫の防除、適宜水やり
  9. 9月夏剪定(花後の剪定)、追肥開始、植えつけ(秋植えの準備)、病害虫の防除
  10. 10月秋剪定(軽めの剪定)、植えつけ(秋植え適期)、追肥(寒肥の準備)、病害虫の防除
  11. 11月落葉後の剪定(軽剪定)、寒肥の施肥、植えつけ(遅い秋植えは避ける)、病害虫の防除
  12. 12月休眠期の管理、寒肥の施肥、剪定(軽剪定)、病害虫の防除準備

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期春か秋が適期
種まき方法根の張りやすい場所を好むため、土壌の排水性を良くし、十分に耕すことが重要。深植えを避ける。
水やり植え付け直後はたっぷりと水やり。成長期は土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、過湿に注意。
肥料春の芽吹き前に緩効性肥料、開花期には液体肥料を週1回、夏剪定後にも追肥を行う。
剪定冬の剪定(2月〜3月初旬)と夏剪定(7月〜8月)を行い、古い枝や伸びすぎた枝を切り戻す。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所を好む。最低でも1日6時間以上の直射日光が必要。
土壌水はけの良い肥沃な土壌が適している。pHは弱酸性〜中性(pH6.0〜7.0)が望ましい。
温度耐寒性はあるが、冬季はマルチングや根元の保温で寒さ対策を行うと良い。
置き場所風通しの良い場所に植えることで病害虫の発生を抑制できる。

季節管理

季節管理内容
春春の芽吹き前に緩効性肥料を施し、剪定を行う。
夏成長期の水やりに注意し、夏剪定を行う。
秋開花期には液体肥料を週1回与え、秋の花芽形成を促進する。
冬休眠期の剪定を行い、寒さ対策を施す。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点剪定時に枯れ枝や病気の疑いのある枝は必ず取り除く。
トラブル対処黒星病やうどんこ病が発生しやすいため、風通しを良くし、発生初期に殺菌剤を散布する。
コツ切り口を斜めに切り、病気の侵入を防ぐ。

補足情報

項目詳細
植物特性半つるタイプおよびつる仕立てのバラ。

このまとめの出典

出典

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