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植物図鑑

クレマチスの育て方・栽培方法

Clematisキンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)

公開日 2025年8月19日最終更新 2026年8月30日出典 5

クレマチスの写真
写真: Jolly Janner / Public domain

クレマチス(学名: Clematis)は、キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)に分類される植物です。このページでは、クレマチスの特徴・よくある質問・栽培のポイント・お手入れの方法・月別の管理カレンダーなどを、出典を明示してまとめています。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもむずかしい

    初心者から上級者まで育てやすい品種が多いが、系統により育て方が異なるため注意が必要

  • 日照日当たりの良い場所を好むが、夏は午前中だけ日光が当たる場所や半日陰が適する種類も多い
  • 水やり春秋は土の表面が乾いてから水やり。夏と開花期は毎日水やり。冬は乾かし気味。庭植えは活着後は水やり不要だが乾燥時は与える
  • 耐寒性系統により異なる。寒冷地では冬咲き系は室内管理推奨。モンタナ系は寒さに強い。フォーステリー系は寒さに弱い
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特徴

クレマチスの特徴
形態主につる性多年草。落葉性・常緑性・木立性がある
花色ほぼすべての色があり、多彩
開花期春から秋まで長期間、冬咲きの種類もあり一年中楽しめる
原産地北半球の温帯、ニュージーランド、オーストラリア

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よくある質問

クレマチスは何科の植物ですか?
クレマチスはキンポウゲ科(センニンソウ属(クレマチス属))に分類される植物です。
クレマチスの栽培はむずかしいですか?
クレマチスの栽培難易度は「初心者から上級者まで育てやすい品種が多いが、系統により育て方が異なるため注意が必要」です。
クレマチスはどんな場所で育てるとよいですか?
クレマチスの日当たりは「日当たりの良い場所を好むが、夏は午前中だけ日光が当たる場所や半日陰が適する種類も多い」です。
クレマチスの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
クレマチスの水やりは「春秋は土の表面が乾いてから水やり。夏と開花期は毎日水やり。冬は乾かし気味。庭植えは活着後は水やり不要だが乾燥時は与える」です。
クレマチスは寒さに強いですか?
クレマチスの耐寒性は「系統により異なる。寒冷地では冬咲き系は室内管理推奨。モンタナ系は寒さに強い。フォーステリー系は寒さに弱い」です。
クレマチスに適した土は何ですか?
クレマチスの土は「水はけの良い土壌。腐葉土など有機物を混ぜる。鉢植えはクレマチス用培養土や赤玉土+鹿沼土+腐葉土の配合土」です。

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栽培のポイント

クレマチスの栽培条件
栽培難易度
とてもむずかしい

初心者から上級者まで育てやすい品種が多いが、系統により育て方が異なるため注意が必要

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります(出典の記載から判定)

日照条件日当たりの良い場所を好むが、夏は午前中だけ日光が当たる場所や半日陰が適する種類も多い
土質条件水はけの良い土壌。腐葉土など有機物を混ぜる。鉢植えはクレマチス用培養土や赤玉土+鹿沼土+腐葉土の配合土
水やり条件春秋は土の表面が乾いてから水やり。夏と開花期は毎日水やり。冬は乾かし気味。庭植えは活着後は水やり不要だが乾燥時は与える
耐寒性系統により異なる。寒冷地では冬咲き系は室内管理推奨。モンタナ系は寒さに強い。フォーステリー系は寒さに弱い
耐暑性夏の強い直射日光を嫌う種類が多い。タングチカ系は強健で暑さに強い。モンタナ系は暑さに弱い

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お手入れの方法

クレマチスのお手入れ方法
水やり春秋は土表面が乾いてから。夏と開花期は毎日。冬は乾かし気味。庭植えは活着後は基本不要だが乾燥時はたっぷり与える
植え付け鉢底から根が見えたら植え替え。落葉期の12月~2月が適期。深植え(1~2節分埋める)する。庭植えは移植を嫌うため植え替え不要。苗は2年生以上が望ましい
施肥春秋の生育期に十分与える。夏は控える。緩効性肥料を規定量与え、鉢植えは液体肥料を月2~3回併用すると良い
剪定系統により異なるが、花後は種ができ栄養を取られるため花首から早めに切る。つるはこまめに斜め横方向に誘引。簡単に済ませたい場合は花後に半分まで剪定。2月下旬~3月下旬に芽を残して剪定。春咲き系は強剪定を避ける
病害虫対策アブラムシ、ハダニ、アオムシ、ナメクジが発生。梅雨期はうどんこ病、さび病に注意。早めの防除が重要。コガネムシ幼虫対策に土壌殺虫剤使用も有効

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月別の管理カレンダー

1年を通したクレマチスの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月落葉期。冬咲き系クレマチスの挿し木は室内の明るい場所で管理。寒冷地では室内取り込み推奨。植え替えは根が休眠しているため適期。
  2. 2月植え替え適期。冬咲き系クレマチスは半分~3分の1を残して剪定。寒冷地では霜害に注意しながら管理。
  3. 3月植え替え適期。剪定は2月下旬~3月下旬に芽を残して行う。つる性品種は誘引開始。植え付け適期。水やりは生育開始に合わせて徐々に増やす。
  4. 4月早咲き系クレマチスの開花開始。花後の剪定を行い、つるの誘引を続ける。水やりと肥料(緩効性肥料や液肥)を開始し、生育促進。
  5. 5月開花盛期。母の日ギフトとして開花鉢が流通。庭植えに適期。つるの誘引を適宜行い、水やりと肥料管理を継続。
  6. 6月開花期。つるの誘引を継続。水やりは土の乾燥に注意しながら行う。夏の直射日光対策として半日陰や遮光を検討。
  7. 7月夏の暑さ対策継続。半日陰や遮光ネットの使用を推奨。水やりは土壌の乾燥状態を見て毎日または適宜。肥料は控えめにし、過肥を避ける。
  8. 8月夏の暑さ対策継続。水やりは土壌の乾燥に注意しながら毎日または適宜。肥料は控えめに。つるの誘引を適宜行う。病害虫の発生に注意し、早期対策を。
  9. 9月秋の生育期。肥料を再開し、生育を促進。水やりは土壌の乾燥状態に合わせて調整。剪定準備として枯れた葉や枝の整理を行う。
  10. 10月秋の開花期。花後の剪定を行い、つるの整理と誘引を続ける。水やりは控えめにし、冬支度を開始。寒冷地ではマルチングで根元を保護。
  11. 11月冬咲き系クレマチスの開花期。花後は花首切りを行い、不要な枝は剪定。水やりは控えめにし、寒冷地では室内取り込みを検討。
  12. 12月落葉期。植え替え適期。冬咲き系は剪定を行い、寒冷地では室内取り込みや防寒対策を実施。土壌の凍結防止にマルチングを推奨。

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり生育期は土の表面が乾いたらたっぷり与える。
肥料春から秋(3月~10月末)に適宜肥料を施す。鉢植えの場合は1~2ヶ月に1回、緩効性肥料の置肥を与える。
剪定品種別に適した剪定方法を調べて行うことが望ましい。

栽培環境

項目詳細
日当たりクレマチスは基本的に日光を好む植物で、半日以上の直射日光が適している。半日陰でも育つが花つきが悪くなる。
土壌水はけの良い肥沃な土壌を好む。
置き場所日当たりの良い場所に植える。根元は涼しく保つことが望ましい。

季節管理

季節管理内容
生育期のため肥料を適宜与え、成長を促す。
生育期のため肥料を適宜与え、成長を促す。
生育期のため肥料を適宜与え、成長を促す。
冬咲きの品種は日照時間が短くても花をつけるが、一般的な品種は休眠期となるため過度な肥料や水やりは控える。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点日照不足になると花つきが悪くなり、徒長しやすくなるため、日当たりの確保が重要。
コツ根元を涼しく保つことが一般的な栽培のコツ。品種によって剪定方法や日照条件が異なるため、育てる品種に合わせた管理が必要。

補足情報

項目詳細
植物特性冬咲きの常緑性品種「アンスンエンシス」は、一日4時間ほど日が差す場所でも花をつけることが可能。
その他剪定は花を咲かせるために重要で、品種別に適した方法を調べて実施すること。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期早春または秋、晩春または初秋
植え付け方法土壌を十分に耕し、堆肥や顆粒状有機肥料を混ぜ込む。排水性が良く肥沃な土壌が必要。根は約5~7cm深く植える。
水やり方法土壌の適度な湿り気を保つことが重要。特に成長初期には定期的な水やりが必要。
施肥時期春にバランスの取れた肥料を与え、盛夏にも追肥を行うと良い。
施肥方法植え付け時に顆粒状有機肥料を土壌に混ぜ込む。
剪定時期晩冬から早春にかけて
剪定方法枯れた枝や弱い枝を取り除き、健全な成長を促す剪定を行う。

栽培環境

項目詳細
日光日なたから半日陰の場所を好む。根元は日陰で涼しく、上部の茎葉は十分な日光を受ける環境が推奨される。
土壌堆肥や有機肥料で豊かにした、よく耕された肥沃で排水性の良い土壌が理想的。
温度高温すぎる環境は避け、土壌は温かくても熱くなりすぎないようにする。

季節管理

季節管理内容
早春の植え付けが推奨され、土壌を整え、適切な条件で植え付ける。
土壌の湿度を保ち、成長と開花を支えるために肥料を施すことが考えられる。
秋の植え付けも適しており、春と同様に土壌を準備する。
特別な冬季管理は記載されていないが、一般的には根元の保護のためにマルチングを行うことが望ましい。

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫クレマチス萎凋病やアブラムシの被害を受けやすい。
注意点風通しを良くし、定期的に観察することが予防につながる。

このまとめの出典

出典

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