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植物図鑑

コノテガシワの育て方・栽培方法

Platycladus orientalisヒノキ科コノテガシワ属

公開日 2026年4月20日最終更新 2026年8月30日出典 5件

コノテガシワの写真
写真: Taken by Fanghong / CC BY-SA 3.0

コノテガシワ(学名: Platycladus orientalis)は、ヒノキ科コノテガシワ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照日なたでよく生育する
  • 水やり鉢植えや植え付けから2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。2年以上の庭植え株は水やり不要。
  • 耐寒性強い

コノテガシワとは

コノテガシワは樹高15mを超える常緑高木で、中国から朝鮮半島に分布します。以前はクロベ属に含まれていましたが、未熟な球果が多肉質で種子に翼がないなどの特徴から、現在は1属1種のコノテガシワ属とされています。自然樹形は卵形や狭円錐形に整い、大きくなりすぎる前に刈り込んで樹形を維持します。

園芸品種も多く、葉色のバリエーションが豊富で、冬には茶色や褐色を帯びる品種が多いです。生育期の黄緑や濃い緑の葉色から冬の葉色の変化を考慮して品種選びをすると、四季を通じて周囲の木々との調和が楽しめます。

主な用途:観賞用(庭木・花木、コニファー)、生け垣、カラーリーフ

特徴

コノテガシワの特徴
形態高木
草丈15m
原産地中国、朝鮮半島

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よくある質問

コノテガシワの栽培はむずかしいですか?
コノテガシワの栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
コノテガシワはどんな場所で育てるとよいですか?
日なたでよく生育する。
コノテガシワの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えや植え付けから2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。2年以上の庭植え株は水やり不要。
コノテガシワは寒さに強いですか?
強い。
コノテガシワに適した土は何ですか?
水はけが良ければ土質は特に選ばない。赤玉土(中粒)2に完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜた用土が適する。
コノテガシワの植え付け・種まきの時期はいつですか?
適期は11月から3月または梅雨期。移植もこの時期に可能。ポット苗は根を切らずに植え付けできるため時期を選ばない。植え穴や鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。

栽培のポイント

コノテガシワの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日なたでよく生育する
土質条件水はけが良ければ土質は特に選ばない。赤玉土(中粒)2に完熟腐葉土または樹皮堆肥1の比率で混ぜた用土が適する。
水やり条件鉢植えや植え付けから2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。2年以上の庭植え株は水やり不要。
耐寒性強い
耐暑性強い

お手入れの方法

コノテガシワのお手入れ方法
水やり鉢植えや植え付けから2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。庭植えで2年以上の株は水やり不要。
植え付け適期は11月から3月または梅雨期。移植もこの時期に可能。ポット苗は根を切らずに植え付けできるため時期を選ばない。植え穴や鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れる。
施肥庭植えは2月頃に有機質肥料を寒肥として株元周辺に埋める。鉢植えは3月に化成肥料を追肥する。
剪定樹形を整える刈り込みはいつでも可能。強めの刈り込みは芽吹き前の3月に行い、必ず葉を残す。樹冠内の密生枝は同時期に間引く。枯れ葉は秋から冬に除去し、害虫の越冬場所を防ぐ。
病害虫対策病気は特にない。害虫はスギドクガとミノガ類が発生。スギドクガは4~6月と7~8月に食害し、葉の内側から食べるため株元のふんを確認。ミノガ類は春と7~8月に幼虫が葉を食害し、秋に枝にミノを作り越冬。ミノを放置すると被害が拡大するため除去が必要。

育て方のコツ

冬の葉色変化を考慮して品種選びをすると四季を通じて周囲との調和が楽しめる。積雪による枝割れに注意し、枝が密生した樹冠内の枯れ葉は秋から冬に取り除き害虫の越冬場所を防ぐ。さし木は2~3月に行い、切り口を斜めに整え水揚げ後、乾燥を防ぐため鉢ごとビニール袋に入れて管理する。

月別の管理カレンダー

1年を通したコノテガシワの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月植えつけ、植え替え、肥料(寒肥・庭植え)、管理(剪定・刈り込み)
  2. 2月植えつけ、植え替え、肥料(寒肥・庭植え)、管理(剪定・刈り込み)
  3. 3月植えつけ、植え替え、肥料(追肥・鉢植え)、管理(軽い剪定)、さし木
  4. 4月管理(新芽の生育確認、必要に応じて軽い剪定)、水やり管理
  5. 5月管理(生育促進のための水やりと追肥)、病害虫のチェック
  6. 6月植えつけ、植え替え、管理(水やり強化、病害虫防除)
  7. 7月管理(高温期の水やり管理、病害虫防除)
  8. 8月管理(夏季の水やり管理、病害虫防除)
  9. 9月管理(剪定開始、枯れ葉の除去)、肥料(秋肥)
  10. 10月管理(剪定、枯れ葉の除去)、肥料(秋肥)
  11. 11月植えつけ、植え替え、管理(枯れ葉の除去、剪定の仕上げ)
  12. 12月植えつけ、植え替え、肥料(寒肥・庭植え)、管理(軽い剪定)

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり鉢植えや庭植えで植え付けてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。2年以上経過した株は水やり不要。
肥料植え付け時に堆肥、鶏糞、油粕を土に混ぜ込む。追肥についての具体的な記載はないが、肥沃な土壌を維持することが望ましい。
剪定春の成長前の晩冬に行い、枯れた枝や混み合った枝を取り除く。過度な剪定は避ける。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所を好む。
土壌水はけの良い肥沃な土壌を好む。植え穴は大きめに掘り、堆肥とともに鶏糞や油粕を混ぜ込む。
置き場所鉢植え、庭植えいずれも可能。

季節管理

季節管理内容
春剪定を行う。
冬晩冬に剪定を行う。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点古い木は再生しにくいため、剪定は適度に行うこと。
トラブル対処水やりは植え付け後2年未満の若い株に重点を置き、過湿を避ける。
コツ植え付け時に大きめの植え穴を掘り、堆肥、鶏糞、油粕を混ぜて水はけの良い肥沃な土壌を作る。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期根の定着を促すために気温が穏やかな早春または秋
植え付け方法排水の良い場所を選び、根鉢の直径の2倍、深さは根鉢と同じ大きさの穴を掘り、根鉢の上部が周囲の土壌面と同じ高さになるように植える。必要に応じて、有機物を混ぜた元の土で埋め戻す。
水やり頻度新しく植えた樹木は最初の生育期に週1~2回、成木は乾燥が続く期間にのみ水やりを行う。
水やり方法根域が12~18インチ(約30~45cm)まで十分に湿るように水を与え、早朝か夕方遅くに水やりを行う。過湿は避ける。
施肥時期新芽が出る前の早春と、生育が遅い場合は夏の中頃に追肥
施肥方法N-P-K比率が10-10-10や14-14-14のバランスの取れた緩効性肥料を使用し、幹径1インチ(約2.5cm)あたり年間1~2ポンド(約450~900g)を目安に施肥
剪定時期新芽が出る前の晩冬から早春
剪定方法枯れ枝、傷んだ枝、交差している枝を取り除き、外側の葉を軽く刈り込む。古い木部への強剪定は避ける。

栽培環境

項目詳細
日光十分な日光(直射日光)が最適で、健全な成長と密な葉を促す。
土壌排水性が良く肥沃で、中性からやや酸性のpHを好む。
温度幅広い気候に耐え、寒冷な冬や暑い夏にも強い耐寒性がある。
湿度様々な湿度に適応するが、適度な湿度を好む。

季節管理

季節管理内容
春施肥を行い、枯れ枝や傷んだ枝を剪定し、害虫の発生を監視する。
夏乾燥期には定期的に水やりをし、熱ストレスの兆候を観察する。
秋水やりの頻度を減らし、根元にマルチングを施して冬の寒さから根を保護する。
冬管理は最小限で済むが、若木は積雪や氷の重みから守る。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点晩夏や秋の剪定は避ける。

このまとめの出典

出典

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