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植物図鑑

フウチソウ(風知草)の育て方・栽培方法

Hakonechloa macraイネ科ウラハグサ属

公開日 2025年7月10日最終更新 2026年8月30日出典 5件

フウチソウ(風知草)の写真
写真: Photo by and (c)2006 Derek Ramsey (Ram-Man). Location credit to the Chanticleer Garden. / CC BY-SA 3.0

フウチソウ(風知草)(学名: Hakonechloa macra)は、イネ科ウラハグサ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照日なたか明るい日陰。斑入り品種は夏は明るい日陰、春は十分な日光が望ましい。
  • 水やり鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えは乾燥が続かない限り雨水のみで十分。
  • 耐寒性強い

フウチソウ(風知草)とは

フウチソウは本州の太平洋側、関東地方西部から近畿地方南部の山地の崖や尾根に見られる多年草です。多数の茎が株立ちになって垂れ下がり、長さ約15cmの細長い葉を数枚つけます。葉はつけ根でねじれて表裏が逆転しているため「裏葉草」とも呼ばれます。

8月から9月に茎の先端に地味な色合いの細かな穂をつけます。冬は葉が黄色く黄葉し、地上部は茶色く枯れて冬越しします。本来の「風知草」は「知風草」と書き、低地の道端に広く見られるカゼクサ(Eragrostis ferruginea)を指しますが、本種は園芸的に栽培されるものです。

主な用途:落葉性カラーリーフ、初心者向け、日陰でも育つ、耐寒性が強い、盆栽向きの観賞用植物

特徴

フウチソウ(風知草)の特徴
形態多年草
草丈20~30cm
原産地日本(本州の太平洋側、関東地方西部から近畿地方南部)

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よくある質問

フウチソウ(風知草)の栽培はむずかしいですか?
フウチソウ(風知草)の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
フウチソウ(風知草)はどんな場所で育てるとよいですか?
日なたか明るい日陰。斑入り品種は夏は明るい日陰、春は十分な日光が望ましい。
フウチソウ(風知草)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えは乾燥が続かない限り雨水のみで十分。
フウチソウ(風知草)は寒さに強いですか?
強い。
フウチソウ(風知草)に適した土は何ですか?
水はけのよい土壌。市販の草花用培養土で問題なく育つ。
フウチソウ(風知草)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
鉢植えは2年に1回、2~3月の休眠期に植え替え。庭植えは3~5年に1回、2~3月に掘り上げて株を整理し植え直す。

栽培のポイント

フウチソウ(風知草)の栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日なたか明るい日陰。斑入り品種は夏は明るい日陰、春は十分な日光が望ましい。
土質条件水はけのよい土壌。市販の草花用培養土で問題なく育つ。
水やり条件鉢植えは表土が乾いたら十分に与える。庭植えは乾燥が続かない限り雨水のみで十分。
耐寒性強い
耐暑性強い

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お手入れの方法

フウチソウ(風知草)のお手入れ方法
水やり鉢植えは表土が乾いたらたっぷり与える。庭植えは乾燥が続かない限り雨水のみで十分。
植え付け鉢植えは2年に1回、2~3月の休眠期に植え替え。庭植えは3~5年に1回、2~3月に掘り上げて株を整理し植え直す。
施肥3~5月に親指大の固形油かすを鉢(5号)に4~5個施す。夏に葉色が悪い場合は窒素多めの液肥を2000倍に薄めて施す。庭植えや盆栽は基本的に施肥不要。
剪定2~3月に枯れた古葉を取り除く。
病害虫対策ほとんど病害虫の心配はない。

育て方のコツ

斑入り品種は夏は明るい日陰に置き、春は十分な日光を当てると斑が美しく発色する。庭植えは少し土を盛った場所や傾斜地が適する。株分けは植え替え時に2~3つに分けるが、小さく分けすぎると成長が遅くなるため注意。

月別の管理カレンダー

1年を通したフウチソウ(風知草)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月特に作業なし
  2. 2月植えつけ、植え替え、肥料(鉢植え・庭植え)
  3. 3月肥料(鉢植え・庭植え)、新芽の管理(古い葉の整理)
  4. 4月新芽の成長促進のための追肥、古い葉の剪定
  5. 5月〜10月特に作業なし
  6. 11月葉が色づき始めるため、枯れ葉の整理
  7. 12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり乾燥を嫌うため、土壌が極端に乾燥しないように注意し、適度な湿り気を保つことが望ましい。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所を好む。
土壌水はけの良い土壌が適している。
温度本州の山地の崖や尾根に自生する多年草。
置き場所風通しの良い場所で育てることが望ましい。

季節管理

季節管理内容
春日当たりと風通しの良い場所で管理し、土壌の乾燥に注意しながら水やりを行う。
夏特に乾燥しやすい時期は水切れに注意する。
冬休眠期にあたり、鉢植えは植え替え、庭植えは掘り上げて株の整理と植え直しを行う適期。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点乾燥に弱いため、極端な乾燥状態を避けること。
トラブル対処風通しが悪いと病害虫の発生リスクが高まるため、風通しの良い環境を保つ。
コツ植え替え時は休眠期の2~3月に行い、株を整理して根詰まりを防ぐ。

補足情報

項目詳細
植物特性本州太平洋側の地域の特産種。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期早春
植え付け方法有機物が豊富で酸性土壌を好み、堆肥や腐熟した落ち葉堆肥を混ぜ込み、根鉢よりやや大きめの穴を掘り、同じ深さで植え付ける。
水やり頻度特に春の成長期に土壌を均一に湿らせることを心がける。
水やり方法根域が湿る程度に十分な水を与え、朝の水やりが望ましい。
施肥時期新芽が出始める早春に施肥し、生育が遅い場合は中期に2回目の施肥を検討。
施肥方法バランスの良い緩効性肥料や窒素豊富な有機肥料を使用。
剪定時期新芽が出る前の晩冬から早春にかけて。
剪定方法枯れた葉や傷んだ葉を根元まで切り戻し、新しい健康な芽の発生を促す。

栽培環境

項目詳細
日光半日陰から日陰を好み、直射日光が強すぎると葉焼けを起こす。
土壌酸性で有機物豊富、排水性が良く適度に水分を保持する土壌が適している。
温度温帯気候に適応し、涼しい気温に耐えるが、厳しい冬の風からは保護が必要。
湿度適度な湿度を好み、一定の水分保持が葉の健康維持に役立つ。

季節管理

季節管理内容
春土壌の湿度を十分に保ち、施肥を行い、枯れ葉の剪定をする。
夏水やりを一定に保ち、高温や乾燥によるストレスの兆候を監視。
秋徐々に水やりを減らし、落ち葉などのゴミを取り除いて病気を防ぐ。
冬根元にマルチングを施し凍結から保護し、過度な掘り返しは避ける。

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫適切な間隔で植え、風通しを良くし、葉面への散水は避けて真菌病害のリスクを減らす。
注意点強い日差しや乾燥による葉焼けに注意。
対処法真菌病害が発生した場合は適切な殺菌剤を使用し、感染した葉は取り除いて処分する。

繁殖方法

項目詳細
方法早春または秋の分割。株を掘り起こし、根付きの小株に分ける。

このまとめの出典

出典

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