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植物図鑑

ジギタリスの育て方・栽培方法

Digitalisオオバコ科キツネノテブクロ属(ジギタリス属)

公開日 2026年1月1日最終更新 2026年8月30日出典 5件

ジギタリスの写真
写真: Kurt Stüber [1] / CC BY-SA 3.0

ジギタリス(学名: Digitalis)は、オオバコ科キツネノテブクロ属(ジギタリス属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中3(ふつう)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    ふつう
  • 日照日当たりもしくは明るい半日陰。強い西日は避ける。
  • 水やり土の表面がよく乾いたらたっぷりと水やりする。
  • 耐寒性強い

ジギタリスとは

ジギタリスはベル形の花を穂状につけ、すらっと優雅に花茎を伸ばす姿が洋風ガーデンで人気です。本来は宿根草ですが耐暑性が弱く、暖地では半日陰に植えても夏に枯死することが多いため、多くは二年草として扱われます。開花には冬の低温が必要で、タネを秋まきして翌々年の春または春まきして翌春に咲かせます。

秋または早春にロゼット状態の苗を入手して植えつけることも可能です。全草に毒性がありますが、薬草として強心利尿薬に利用されます。なお、科名はゴマノハグサ科で分類される場合もあります。

主な用途:観賞用として洋風ガーデンに人気。全草に毒性があるが薬草として強心利尿薬に利用される

特徴

ジギタリスの特徴
形態二年草,多年草
草丈30~180cm
花色白,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,複色
開花期5月~6月
原産地ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジア

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よくある質問

ジギタリスの栽培はむずかしいですか?
ジギタリスの栽培難易度は5段階中3(ふつう)です。
ジギタリスはどんな場所で育てるとよいですか?
日当たりもしくは明るい半日陰。強い西日は避ける。
ジギタリスの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
土の表面がよく乾いたらたっぷりと水やりする。
ジギタリスは寒さに強いですか?
強い。
ジギタリスに適した土は何ですか?
水はけのよい砂礫土を好む。粘土質土壌の場合はパーライトや有機質堆肥で改良。鉢植えは赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の配合が適する。
ジギタリスの植え付け・種まきの時期はいつですか?
秋または早春にポット苗を株間約50cmで植えつける。草丈が高くなるため花壇の奥に配置するとよい。タネまきは花後に採取し、7月上旬までにとりまきするか保管して9月にまく。タネは光発芽種子のため覆土しない。本葉4枚で鉢上げし冬までに大きな株に育てる。さし木は春から初夏に側枝をかき取って行う。

栽培のポイント

ジギタリスの栽培条件
栽培難易度
ふつう

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日当たりもしくは明るい半日陰。強い西日は避ける。
土質条件水はけのよい砂礫土を好む。粘土質土壌の場合はパーライトや有機質堆肥で改良。鉢植えは赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の配合が適する。
水やり条件土の表面がよく乾いたらたっぷりと水やりする。
耐寒性強い
耐暑性弱い

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お手入れの方法

ジギタリスのお手入れ方法
水やり土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行う。
植え付け秋または早春にポット苗を株間約50cmで植えつける。草丈が高くなるため花壇の奥に配置するとよい。タネまきは花後に採取し、7月上旬までにとりまきするか保管して9月にまく。タネは光発芽種子のため覆土しない。本葉4枚で鉢上げし冬までに大きな株に育てる。さし木は春から初夏に側枝をかき取って行う。
施肥植えつけ時に緩効性化成肥料を用土に混ぜ、3月の成長再開時にも追肥する。
剪定花がら摘みは花穂の上位の蕾が咲いたころに花茎を根元から切り取り、二番花を促す。採種しない場合は速やかに花茎を切り取る。
病害虫対策開花中から花後にかけてアブラムシが発生しやすい。採種しない場合は発生した花茎を早めに切る。残す場合は適切な農薬で駆除する。

育て方のコツ

耐暑性が弱いため暖地では半日陰で育てる。タネは光発芽種子で覆土しない。花がら摘みで二番花を促進可能。

アブラムシ対策は早めの花茎切除か農薬使用。水はけの良い土壌を好むため粘土質土壌は改良が必要。

月別の管理カレンダー

1年を通したジギタリスの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月肥料施与, 植えつけ準備
  3. 4月植えつけ, タネまき
  4. 5月開花期, 植えつけ
  5. 6月開花期, タネまき
  6. 7月開花期, 花柄摘み
  7. 8月花柄摘み, 病害虫管理
  8. 9月タネまき, 花柄摘み
  9. 10月特に作業なし
  10. 11月肥料施与, 植えつけ準備
  11. 12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり過湿に注意し、適度な水やりを心がける。
肥料生育期(4月下旬~6月下旬および9月初旬~10月初旬)に緩効性の置き肥を月1回程度施し、液肥は1~2週間に1回程度与える。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりの良い場所、または明るい半日陰で育てる。強い西日は避けること。
土壌水はけの良い砂礫土を好む。粘土質の土壌の場合は、パーライトや有機質堆肥を加えて土壌改良を行う。

季節管理

季節管理内容
春生育期は4月下旬~6月下旬。この時期に肥料を与える。
秋生育期は9月初旬~10月初旬。この時期に肥料を与える。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点強い西日を避けることが重要。直射日光の強さによる葉焼けなどのトラブルを防ぐため。
トラブル対処水はけの悪い土壌は根腐れの原因となるため、土壌改良を行うこと。
コツ粘土質の土壌の場合は、パーライトや有機質堆肥を混ぜて水はけを良くする。肥料は生育期に合わせて緩効性置き肥と液肥を組み合わせて与える。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期晩春から初夏に種まき、若苗や株分け苗は早春または秋に植え付け
植え付け方法種は湿ったよく耕した土の表面にまき、薄く土やバーミキュライトをかける
水やり頻度特に乾燥期には土壌を常に適度な湿り気に保つ
水やり方法週に1~2回、根域が十分に湿るようにしっかりと深く水やりを行う
施肥時期新芽が伸び始める早春と、最初の花が咲き終わった後に追肥を行う
施肥方法バランスの取れた汎用肥料または開花植物用の緩効性肥料を使用
剪定時期開花後、通常は晩夏から初秋に剪定
剪定方法花茎を葉の基部のロゼットまで切り戻し、新芽を促す

栽培環境

項目詳細
日光日向から日陰までよく育ち、特に暑い地域では半日陰が理想的
土壌湿り気があり腐植質豊富で排水性の良い、やや酸性から中性の土壌を好む
温度温帯気候に適応し、涼しいから適度な気温を好むが、酷暑には弱い傾向がある
湿度適度な湿度が適し、過度に乾燥または多湿な環境は病気の原因となるため避ける

季節管理

季節管理内容
春種まきや若苗の植え付けを行い、成長開始時に施肥し、土壌の湿度を十分に保つ
夏乾燥期には水やりを継続し、咲き終わった花は摘み取って開花期間を延ばす
秋花茎の剪定と枯れ葉の除去を行い、冬に備えてマルチングで土壌を整える
冬寒冷地では若苗をマルチで保護し、休眠期のため水やりは控えめにする

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫十分な株間を取り風通しを良くし、葉面への散水は避けて真菌病の発生を抑制する
対処法アブラムシなどの害虫は殺虫石鹸やニームオイルで駆除する

このまとめの出典

出典

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