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植物図鑑

シクラメンの育て方・栽培方法

Cyclamenサクラソウ科Cyclamen

公開日 2026年4月14日最終更新 2026年8月30日出典 5

シクラメンの写真
写真: Ellen Levy Finch / CC BY-SA 3.0

シクラメン(学名: Cyclamen)は、サクラソウ科Cyclamenに分類される植物です。栽培難易度は中程度。夏越しや冬の管理に注意が必要。です。このページでは、シクラメンの特徴・よくある質問・栽培のポイント・お手入れの方法・月別の管理カレンダーなどを、出典を明示してまとめています。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    ふつう

    中程度。夏越しや冬の管理に注意が必要。

  • 日照冬は日当たりの良い窓辺、夏は屋外の日陰~半日陰が適する。
  • 水やり土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与える。花や葉に直接水をかけない。受け皿に水をためない。
  • 耐寒性品種によるが、室内用は半耐寒性で0℃以下は枯れる。ガーデンシクラメンは耐寒性あり屋外越冬可能だが、極端な寒さは苦手。
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特徴

シクラメンの特徴
形態多年生球根植物。花はパーシカム咲き(花びらが外側に反り返る)、八重咲き、フリンジ咲きなど多様。葉は緑色や銀灰色の品種がある。
草丈草丈10~15cm(品種により異なる)
花色赤、ピンク、白、紫、青紫、サーモンピンク、黄色、バイカラーなど多彩
開花期10月~4月下旬
原産地地中海沿岸地域(ヨーロッパ、イランなど含む)

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よくある質問

シクラメンは何科の植物ですか?
シクラメンはサクラソウ科(Cyclamen)に分類される植物です。
シクラメンの栽培はむずかしいですか?
シクラメンの栽培難易度は「中程度。夏越しや冬の管理に注意が必要」です。
シクラメンはどんな場所で育てるとよいですか?
シクラメンの日当たりは「冬は日当たりの良い窓辺、夏は屋外の日陰~半日陰が適する」です。
シクラメンの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
シクラメンの水やりは「土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与える。花や葉に直接水をかけない。受け皿に水をためない」です。
シクラメンは寒さに強いですか?
シクラメンの耐寒性は「品種によるが、室内用は半耐寒性で0℃以下は枯れる。ガーデンシクラメンは耐寒性あり屋外越冬可能だが、極端な寒さは苦手」です。
シクラメンに適した土は何ですか?
シクラメンの土は「赤玉土:腐葉土:バーミキュライト=6:3:1の配合土か、市販のシクラメン用培養土。水はけの良い土壌が望ましい」です。

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栽培のポイント

シクラメンの栽培条件
栽培難易度
ふつう

中程度。夏越しや冬の管理に注意が必要。

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります(出典の記載から判定)

日照条件冬は日当たりの良い窓辺、夏は屋外の日陰~半日陰が適する。
土質条件赤玉土:腐葉土:バーミキュライト=6:3:1の配合土か、市販のシクラメン用培養土。水はけの良い土壌が望ましい。
水やり条件土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与える。花や葉に直接水をかけない。受け皿に水をためない。
耐寒性品種によるが、室内用は半耐寒性で0℃以下は枯れる。ガーデンシクラメンは耐寒性あり屋外越冬可能だが、極端な寒さは苦手。
耐暑性暑さに弱い。夏は風通しの良い日陰で管理。

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お手入れの方法

シクラメンのお手入れ方法
水やり土が乾いたら株元にそっと水を与える。花や葉に水をかけない。受け皿に水をためない。
植え付け3~4月または8月下旬~9月に植え替え。鉢はひと回り大きなものを使用し、根詰まりを防ぐ。原種は球根を土中に隠すように植える。
施肥9月~4月に月1回程度置き肥を与える。花付きや葉色が悪い場合は専用肥料を追加。製品の指示に従う。
剪定咲き終わった花は茎の付け根を軽くねじって摘み取る。枯れ葉や黄色くなった葉もこまめに除去し、病気予防と見た目を良くする。

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月別の管理カレンダー

1年を通したシクラメンの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月日当たりの良い室内で管理。土の表面が乾いたら水やりを行う。花がら摘みをこまめに行い、病害虫の発生に注意する。
  2. 2月引き続き室内管理。肥料は薄めに与え、花がらや枯葉を取り除く。植え替え準備として鉢の状態を確認する。
  3. 3月植え替え適期。根詰まりを確認し、必要に応じて一回り大きな鉢に植え替える。花がら摘みを続ける。水やりは土の乾き具合を見て行う。
  4. 4月花期終盤。花数が減るため、4月下旬頃に屋外の風通しの良い半日陰に鉢を移動し夏越し準備を始める。水やりは控えめにする。
  5. 5月屋外の半日陰~日陰で管理。休眠期に入るため水やりは控えめにし、肥料は与えない。高温多湿を避ける。
  6. 6月休眠期。雨の当たらない風通しの良い軒下などで管理。水やりは土が完全に乾いてから控えめに行う。高温に注意し直射日光を避ける。
  7. 7月休眠期継続。涼しく風通しの良い場所で管理。水やりは控えめにし、過湿を避ける。病害虫の発生に注意。
  8. 8月休眠期終盤。徐々に水やりを再開し、鉢の状態を確認。9月の植え替えに備え、肥料はまだ与えない。直射日光は避ける。
  9. 9月植え替え適期。新しい用土に植え替え、水やりを再開。徐々に日当たりの良い場所へ移動し、肥料を薄めに与え開花準備を促す。
  10. 10月室内または屋外の日当たり良い場所で管理。肥料を与え、開花を促進。水やりは土の乾き具合を見て行う。花茎の古い葉は取り除く。
  11. 11月開花期。室内の暖かい窓辺に置き、適温(10~15℃)を保つ。水やりは土の表面が乾いてから行い、肥料も継続。花がら摘みをこまめに行う。
  12. 12月開花期。暖房の風が直接当たらない場所で管理。水やりは控えめにし、花がら摘みをこまめに行う。病害虫の早期発見に努める。

みんなのシクラメン栽培体験

本記事は、シクラメンを実際に育てた栽培者たちのブログや相談記録をもとに、体験談をテーマ別に整理したものです。他の栽培者のブログや記録から集めた声で、当サイト自身の栽培体験ではありません。

夏越し・長期栽培の記録

複数年にわたり同じ株を育て続けた記録があり、夏越しを経て翌年も花を咲かせた例が紹介されています。花数は年によって変動しつつも、安定して開花を続けた様子がうかがえます。

置き場所・水やり・肥料などの基本管理

置き場所や水やり、肥料の与え方など基本的な管理を誤ると花が咲かなくなったり枯れたりするとされ、季節ごとの管理ポイントが重要だと説明されています。

種まき・受粉・種の採取

種から育てる場合は春から初夏に種まきを行うとされ、また咲き終えた花から種を採取する際の花柄の扱いや、自分で受粉させる方法についての実践的なやり取りが見られます。

葉と花の手入れ

葉の数だけ花が咲くとされ、乾燥して枯れていない葉は光合成のために残し、役目を終えたものだけをひねって取り除くという手入れ方法が紹介されています。

資料からは、シクラメンが正しい水やりや置き場所の管理、夏越しの工夫によって複数年にわたり開花を続けられること、また種まきから受粉、葉の手入れまで具体的な実践知が積み重ねられてきたことがうかがえます。

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり鉢に底面給水用の窓がある場合は窓から水を与え、土の表面が乾いたら適宜水やりを行うが、過湿にならないよう注意する。
肥料定期的に与えることが重要。特に生育期(春から秋)に適した肥料を使用し、株の成長を促す。
剪定3月中旬以降、徒長気味になった株は締めて形を整える。適切な剪定を行うことがポイント。

栽培環境

項目詳細
日当たりシクラメンは日当たりの良い場所を好む。11月から4月までは室内の明るい場所で管理するのが望ましい。春から秋にかけては屋外で管理できるが、雨に当てないよう注意する。
温度耐寒性の強い品種以外は冬季は室内に置く。最低気温が10℃以下になる場合は室内に取り込むことが推奨される。
置き場所冬は室内の窓際など日当たりの良い場所に置く。春から秋は戸外の雨の当たらない場所に置く。

季節管理

季節管理内容
屋外で日当たりの良い場所に置くが、雨に当てないように注意。最低気温が10℃以下になる場合は室内に取り込む。
日当たりの良い室内で管理。耐寒性の弱い品種は室内に置く。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点冬季の寒さに弱い品種は室内管理を徹底し、凍結や低温障害を防ぐ。雨に当てると根腐れや病気の原因となるため、屋外管理時は雨除けをするか軒下に置く。
トラブル対処過湿は根腐れの原因となるため、水やりは土の乾燥具合を確認して適切に行う。
コツ3月中旬以降は日中戸外に出し、徒長した部分を剪定して株を締める。底面給水鉢の場合は窓から水を与え、土の乾燥を確認しながら水やりを行う。肥料は生育期に定期的に与え、株の健康を保つ。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期
植え付け方法有機物が豊富で排水性の良い土壌を使用し、球根は上部が土の表面より少し出るように植える。
水やり頻度成長期には適度に水やりを行い、土の表面が少し乾くのを待ってから次の水やりを行う。
水やり方法土壌を湿らせる程度に水を与え、朝早くに水やりを行う。過湿は避ける。
施肥時期成長期の秋から春にかけて、2〜4週間ごとに施肥。
施肥方法窒素、リン酸、カリウムが均等に含まれた水溶性肥料を使用し、通常は半量の濃度で施用。
剪定時期成長期に黄色くなった葉や枯れた葉、花が終わったものを速やかに取り除く。
剪定方法清潔で鋭いハサミを使うか、球根の近くの根元から摘み取る。

栽培環境

項目詳細
日光明るい間接光が理想的で、特に暖かい気候では直射日光を避ける。
土壌排水性が良く、有機物を豊富に含む肥沃な土壌。
温度10〜18℃(50〜65°F)を好み、21℃(70°F)以上の高温は避ける。
湿度適度な湿度が望ましく、過度に乾燥または湿度が高すぎる環境は避ける。

季節管理

季節管理内容
休眠に入るにつれて徐々に水やりを減らし、施肥を中止。
球根を乾燥した涼しい場所で休ませ、水やりは最小限に。
新芽が出始めたら水やりと施肥を再開し、必要に応じて植え替えを行う。
涼しい温度と一定の湿度を保ち、屋外栽培の場合は霜から保護。

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫良好な空気循環を確保し、葉の上からの水やりを避けることで真菌病を減らす。
注意点健康な組織を切りすぎないようにし、剪定は新芽の促進と植物の活力維持に役立つ。
対処法うどんこ病やボトリチスには適切な殺菌剤を使用し、アブラムシやハダニには殺虫石鹸やニームオイルが効果的。

このまとめの出典

出典

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