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植物図鑑

グミの仲間の育て方・栽培方法

グミ科グミ属

公開日 2026年3月23日最終更新 2026年8月30日出典 3件

グミの仲間は、グミ科グミ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照ナワシログミなどの常緑種は日当たりが良く肥沃な場所を好み、乾燥や過湿にも耐え土質を選ばず生育。落葉種は水はけの良い極端に乾燥しない日当たりの良い場所で育てる。
  • 水やり特に必要ないが、極端に乾燥する夏の高温期には朝か夕方に水やりを行う。
  • 耐寒性強い

グミの仲間とは

グミの仲間は、アジアからヨーロッパ、北アメリカに約60種が自生する落葉または常緑の木本です。多くの種類で果実を食用にできます。日本には約15種が自生し、その中で園芸的に最も栽培されているのは常緑性のナワシログミ(Elaeagnus pungens)と落葉性のナツグミ(E. multiflora)です。

ナワシログミは本州中部以南から九州に自生する常緑低木で、葉を観賞用とし、生け垣に利用されます。葉は白みを帯びた緑色で裏面に鱗片が密生し茶色く見えます。ナツグミは関東地方に分布し、夏に赤い長楕円形の果実をつけます。

トウグミ(E. multiflora var. hortensis)の園芸品種であるビックリグミは果実が約3cmと大きく観賞用・食用に栽培されます。日本産のため暑さ寒さに強く根張りも良く、栽培は容易です。近年は外国産の斑入り品種も導入され、生け垣や庭木として利用されています。

主な用途:果実の食用、葉の観賞、生け垣や庭木としての利用

特徴

グミの仲間の特徴
形態低木
草丈1~3m
開花期10月(ナワシログミ)、4月~5月(ナツグミ)
原産地アジア、ヨーロッパ、北米

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よくある質問

グミの仲間の栽培はむずかしいですか?
グミの仲間の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
グミの仲間はどんな場所で育てるとよいですか?
ナワシログミなどの常緑種は日当たりが良く肥沃な場所を好み、乾燥や過湿にも耐え土質を選ばず生育。落葉種は水はけの良い極端に乾燥しない日当たりの良い場所で育てる。
グミの仲間の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
特に必要ないが、極端に乾燥する夏の高温期には朝か夕方に水やりを行う。
グミの仲間は寒さに強いですか?
強い。
グミの仲間に適した土は何ですか?
土質を選ばず肥沃な土壌を好む。植え付け時は腐葉土や完熟堆肥を混合した土を使用。
グミの仲間の植え付け・種まきの時期はいつですか?
成長の止まった10月上旬~11月下旬、または厳寒期を除く2月下旬~3月下旬に植え付ける。根鉢の2倍の深さ・幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥を混合。根鉢周囲に十分に水を注ぎ、棒で根と土をなじませる。ぐらつく場合は支柱を立てる。

栽培のポイント

グミの仲間の栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件ナワシログミなどの常緑種は日当たりが良く肥沃な場所を好み、乾燥や過湿にも耐え土質を選ばず生育。落葉種は水はけの良い極端に乾燥しない日当たりの良い場所で育てる。
土質条件土質を選ばず肥沃な土壌を好む。植え付け時は腐葉土や完熟堆肥を混合した土を使用。
水やり条件特に必要ないが、極端に乾燥する夏の高温期には朝か夕方に水やりを行う。
耐寒性強い
耐暑性強い

お手入れの方法

グミの仲間のお手入れ方法
水やり特に必要ないが、夏の極端な乾燥時には朝か夕方に水やりを行う。
植え付け成長の止まった10月上旬~11月下旬、または厳寒期を除く2月下旬~3月下旬に植え付ける。根鉢の2倍の深さ・幅の植え穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥を混合。根鉢周囲に十分に水を注ぎ、棒で根と土をなじませる。ぐらつく場合は支柱を立てる。
施肥常緑性・落葉性ともに2月~3月に寒肥を施す。落葉性は9月下旬~10月下旬、常緑性は開花後の10月~11月に緩効性化成肥料や固形油かすを施す。
剪定常緑性ナワシログミは6月上旬~7月下旬に伸びた枝を切り戻し、複数枝を出してこんもりとした樹形に整える。2月上旬~3月下旬に徒長枝を切り樹形を整える。斑入り品種は斑の入らない緑葉を基部から切除。落葉性ナツグミは落葉期に蕾のついた枝を残し徒長枝・枯れ枝・重なった枝を切除する。
病害虫対策病気・害虫ともに特に問題なし。

育て方のコツ

暑さ寒さに強く根張りも良いため栽培は容易。斑入り品種は斑の入らない葉を基部から切り除くことで美しい斑入りを維持できる。さし木で増やせるため増殖が容易。

剪定は樹形を整え生け垣としての美観を保つために重要。

月別の管理カレンダー

1年を通したグミの仲間の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定(落葉性)、冬季の寒害対策
  2. 2月剪定(落葉性)、植えつけ・植え替えの準備
  3. 3月剪定(落葉性)、植えつけ・植え替え、肥料(落葉性・常緑性)、剪定(常緑性)
  4. 4月植えつけ・植え替え、開花期(ナツグミ)、土壌の水はけ確認
  5. 5月観賞期(結実)ナワシログミ、病害虫の早期防除
  6. 6月観賞期(結実)ナツグミ、さし木、適度な水やり
  7. 7月さし木、夏季の乾燥対策
  8. 8月剪定(常緑性)、病害虫防除、適度な遮光
  9. 9月剪定(常緑性)、肥料(落葉性)、水やり調整
  10. 10月肥料(落葉性)、植えつけ・植え替え、冬支度開始
  11. 11月植えつけ・植え替え、肥料(落葉性・常緑性)、開花期(ナワシログミ)、落葉の掃除
  12. 12月剪定(落葉性)、冬季の寒害対策、特に強剪定は避ける

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期10月〜11月、または2月下旬〜3月
種まき方法根鉢の2倍の深さと幅の植え穴を掘り、掘り上げた土の1/2〜1/3量の腐葉土や堆肥を混ぜて植え付ける
水やり植え付け直後は適度な水やりが必要。過湿は避けるが、土壌が極端に乾燥しないよう管理する
肥料植え付け時に腐葉土や堆肥を混ぜ込み、成長期には緩効性肥料を適宜与える
剪定果実の収穫後や休眠期に不要な枝の剪定を行うと樹形が整い、翌年の生育が良くなる

栽培環境

項目詳細
日当たりナワシログミなどの常緑種は日当たりの良い場所を好む。日光が十分に当たることで果実の品質や生育が良くなる
土壌肥沃で水はけの良い土壌を好む。乾燥や過湿にも比較的耐えるが、極端な土質は避ける
温度耐寒性があるが厳冬期の植え付けは避ける。成長期は温暖な気候を好む

季節管理

季節管理内容
春厳冬期を過ぎたら植え付け可能。土壌改良や肥料の準備を行う。
夏適度な水やりと追肥を行う。
秋成長が止まった時期に植え付けを行う。剪定や土壌改良も適宜行う。
冬植え付けは避ける。寒さに耐えるが、根の活着を妨げるため。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点過湿による根腐れを防ぐため、水はけの良い土壌管理が重要。厳冬期の植え付けは避けること。
トラブル対処乾燥に強いが、極端な乾燥状態は生育不良の原因となるため適度な水分管理を行う。
コツ植え付け時期を守り、根の活着不良を防止する。

このまとめの出典

出典