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家庭菜園

ローズマリーの育て方・栽培方法

Rosmarinus officinalisシソ科マンネンロウ属(ロスマリヌス属)

公開日 2025年11月28日最終更新 2026年8月30日出典 5件

ローズマリーの写真
写真: Wikimedia Commons / CC BY 2.0

ローズマリー(学名: Rosmarinus officinalis)は、シソ科マンネンロウ属(ロスマリヌス属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい

    1.0(初心者でも育てやすい)

  • 日照日当たりの良い場所を好む。風通しも重要。
  • 水やり乾燥を好み過湿に弱い。鉢植えは土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷり与える。庭植えは根が深ければほとんど水やり不要。
  • 耐寒性普通(-5℃程度まで耐える品種が多い。強健種は-10℃~-15℃まで耐寒性あり)

ローズマリーとは

ローズマリーは、地中海沿岸地方原産の常緑低木で、葉に爽快で力強い香りがあります。古代ギリシャ時代から記憶や思い出の象徴とされ、料理や香料、美容、薬用など幅広く利用されてきました。葉の浸出液は強壮剤や収れん剤として用いられ、リウマチや外傷の外用にも使われます。

強力な抗酸化成分ロスマリン酸を含み、若返りのハーブとしても知られています。花色や葉色のバリエーションが豊富で、立ち性やほふく性など多様な樹形があり、秋から春まで長期間小さな花を咲かせます。耐暑性が強く、寒冷地では防寒が必要ですが、塩害にも強いため海岸地域にも適しています。

育てやすく、庭植えやコンテナ栽培、グラウンドカバー、ハンギングなど多様な用途に向きます。猫よけ効果もあり、強い香りで猫が嫌がることが知られています。

主な用途:料理(肉料理・魚料理の香りづけ、ハーブティー、焼き菓子)、香料(アロマテラピー、ポプリ、入浴剤)、クラフト(リース、花束)、園芸(生け垣、グラウンドカバー、トピアリー)、薬用(チンキ剤、湿布剤)、猫よけ

特徴

ローズマリーの特徴
形態常緑低木
草丈30~200cm(品種による)
花色青、白、ピンク、薄紫
開花期11月~5月(種類により夏も咲くものがある)
原産地地中海沿岸地方

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よくある質問

ローズマリーの栽培はむずかしいですか?
ローズマリーの栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
ローズマリーはどんな場所で育てるとよいですか?
日当たりの良い場所を好む。風通しも重要。
ローズマリーの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
乾燥を好み過湿に弱い。鉢植えは土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷり与える。庭植えは根が深ければほとんど水やり不要。
ローズマリーは寒さに強いですか?
普通(-5℃程度まで耐える品種が多い。強健種は-10℃~-15℃まで耐寒性あり)。
ローズマリーに適した土は何ですか?
水はけの良い土壌を好む。やせ地でも育つが、腐葉土や堆肥を混ぜて排水を良くする。鉢植えは有機性土壌改良剤のもみ殻くん炭を5~10%混ぜると良い。アルカリ性土壌を好む。
ローズマリーの植え付け・種まきの時期はいつですか?
植え付けは5~6月、9月中旬~11月中旬が適期。苗は根鉢を崩さず、日当たりと排水の良い場所に植える。高植えや斜面が好ましい。鉢植えは直径30cm以上の鉢に1本植え、根鉢を崩さず植え替えは1~2年に1回程度。

栽培のポイント

ローズマリーの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

1.0(初心者でも育てやすい)

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日当たりの良い場所を好む。風通しも重要。
土質条件水はけの良い土壌を好む。やせ地でも育つが、腐葉土や堆肥を混ぜて排水を良くする。鉢植えは有機性土壌改良剤のもみ殻くん炭を5~10%混ぜると良い。アルカリ性土壌を好む。
水やり条件乾燥を好み過湿に弱い。鉢植えは土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷり与える。庭植えは根が深ければほとんど水やり不要。
耐寒性普通(-5℃程度まで耐える品種が多い。強健種は-10℃~-15℃まで耐寒性あり)
耐暑性強い

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お手入れの方法

ローズマリーのお手入れ方法
水やり鉢植えは土の表面が乾いてから水やり。冬は乾かし気味に管理。庭植えは根が張ればほとんど不要。過湿は根腐れの原因となるため注意。
植え付け植え付けは5~6月、9月中旬~11月中旬が適期。苗は根鉢を崩さず、日当たりと排水の良い場所に植える。高植えや斜面が好ましい。鉢植えは直径30cm以上の鉢に1本植え、根鉢を崩さず植え替えは1~2年に1回程度。
施肥植え付け時に腐葉土や堆肥、元肥を施す。やせ地では追肥不要だが、花つきや耐寒性向上のため秋にリン酸とカリ分が多い化成肥料や草木灰を与える。鉢植えは肥料が流亡しやすいため施肥回数を多くする。
剪定春から秋の生育期間中に収穫を兼ねてこまめに剪定。枝が伸びすぎたら切り戻し、混み合う枝や枯れ枝、下向きの枝を除去。強剪定は梅雨前に行い、葉が残る部分を必ず残すこと。放置すると株が老化し新芽が出にくくなる。
病害虫対策病気はうどんこ病が新芽に発生することがある。害虫はカイガラムシ、カミキリムシ幼虫、アブラムシに注意。鉢植えはアブラムシがつきやすい。コガネムシ幼虫対策に防虫網の使用が効果的。日当たりと風通しを良くし、肥料の与えすぎを避ける。

育て方のコツ

日当たりと排水の良い場所で育てることが重要。過湿を避け乾燥気味に管理する。鉢植えは根詰まりに注意し、1~2年ごとに植え替えを行う。

剪定は株の健康維持と収穫を兼ねてこまめに行う。挿し木や取り木での増やし方がおすすめで、取り木は失敗が少なく初心者向き。冬は霜よけや室内管理で防寒対策を。

収穫は早朝が望ましく、新芽の伸びた枝を切る。保存は冷蔵または冷凍が可能。猫よけとしても効果的で、庭や鉢植えに植えると猫の侵入を防げる。

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月別の管理カレンダー

1年を通したローズマリーの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月剪定、収穫
  2. 2月さし木、剪定、収穫
  3. 3月肥料、剪定、さし木、収穫
  4. 4月植えつけ、剪定、収穫
  5. 5月植えつけ、剪定、収穫
  6. 6月剪定、収穫
  7. 7月剪定、収穫
  8. 8月剪定、収穫
  9. 9月肥料、剪定、収穫
  10. 10月植えつけ、肥料、剪定、収穫
  11. 11月剪定、収穫
  12. 12月剪定、さし木、収穫

みんなのローズマリー栽培体験

この記事は、ローズマリーを実際に育てた4名の栽培記録をもとに、体験談をテーマ別に整理したものです。他の栽培者のブログや記録から集めた声で、当サイト自身の栽培体験ではありません。

種まき・発芽・間引き

種から育てた場合、発芽までに時間がかかり、その後も成長がゆっくりに感じられる時期があるため、本葉が増えた段階で間引きを行う様子が記録されていました。

植え替え・鉢・栽培環境

鉢植えでは根詰まりが生育に影響するため植え替えのタイミングが重要とされ、屋外プランターや水耕栽培など複数の方法で育てられている様子が見られました。

病害虫・失敗と対策

ハダニの被害で枝が枯れる例がある一方、地植えでは病害虫の被害が少ないという報告もあり、栽培環境によって差が見られました。

収穫・活用

収穫したローズマリーは料理やハーブティーなど幅広く活用され、生の香りの良さが評価されていました。

4件の記録からは、種まきから間引き、鉢や水耕栽培での管理、病害虫対応、収穫・活用まで、栽培者ごとに異なる工夫や気づきがある一方、香りの魅力と育てやすさは共通して評価されていました。

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき方法苗から育てるのが一般的。種まきは発芽まで時間がかかり、管理も難しいため初心者は避けたほうが良い。水を1時間ほど与えた後、水を含ませた清潔な市販のタネまき用土にさし、ぐらつかないように周囲の土を軽く押さえる。土が乾燥しないように半日陰で管理する。
水やり地植えの場合は、根付いてしまえば自然の雨水で十分。鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをする。葉が厚いため水切れに気づきにくく、気づいた時には葉がパラパラと落ちていることがあるので注意が必要。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりは良好な場所が望ましいが、種まき後は半日陰で土の乾燥を防ぐ管理が必要。
土壌清潔で通気性の良いものが適している(市販のタネまき用土など)。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点鉢植えは特に水切れに注意。葉が厚いため水切れに気づきにくく、葉がパラパラと落ちてしまうことがある。
コツ種まきは発芽まで時間がかかり管理が難しいため、初心者は苗から育てることを推奨。

補足情報

項目詳細
植物特性ローズマリーは比較的耐寒性があるため一般的な庭園環境で育てやすい。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期土壌が温まり始める春
植え付け方法株間は少なくとも45cm空け、排水性の良い土壌を好む。土をほぐし、有機物を混ぜ込む。
水やり頻度具体的な頻度は記載なし
水やり方法土壌が乾いてから次の水やりを行い、春から夏の定着期には深くたっぷりと水やりを行う。
施肥時期春
施肥方法バランスの取れた緩効性肥料を施し、植え付け前に有機堆肥や熟成堆肥を混ぜ込む。
剪定時期開花後
剪定方法軽く剪定して形を整え、古い木質部は切り込みすぎないよう注意。

栽培環境

項目詳細
日光日当たりの良い場所を好み、1日に最低6時間の直射日光が必要。
土壌排水性の良い砂質またはローム質土壌を好み、pHは中性からややアルカリ性が適している。
温度温暖な気候に適応し、寒冷地では春に植え付けて寒さが来る前に根付かせる。
湿度比較的乾燥した環境と良好な空気循環を好み、真菌病の発生を防ぐ。

季節管理

季節管理内容
春土壌が温まったら植え付け、施肥を行い、定期的な水やりを開始。
夏適度な水やりを維持し、開花後に軽く剪定。
秋成長が緩やかになるため水やりを減らし、過湿を避ける。
冬寒冷地では霜害から保護するか、鉢植えで育てて室内に移動させることを推奨。

注意点・トラブル対処

項目詳細
病害虫特定の害虫や病気は記載なし、比較的害虫に強いが過湿による根腐れや湿度の高い環境での真菌病に注意。
注意点密植を避けて病気のリスクを減らす。過剰な水やりを避けて根腐れを防ぐ。十分な日光を確保。
対処法排水性と空気循環を良好に保つことが重要。

このまとめの出典

出典

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