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植物図鑑

リコリス(ヒガンバナの仲間)の育て方・栽培方法

ヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)

公開日 2026年2月19日最終更新 2026年8月30日出典 3件

リコリス(ヒガンバナの仲間)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。
  • 水やり庭植えであれば不要。鉢植えは夏に花茎が現れるころから初夏に休眠するまでの間、鉢土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。
  • 耐寒性強い

リコリス(ヒガンバナの仲間)とは

リコリス属の仲間には、秋の彼岸のころになると、あぜ道などに群生して咲くヒガンバナ(マンジュシャゲ Lycoris radiata)がありますが、リコリス属は種類が多く、早い種類は7月から、遅い種類では10月から開花します。多くは日本や中国に広く分布していて、日本には帰化した種も含めて、シロバナマンジュシャゲ(L. albiflora)、キツネノカミソリ(L. sanguinea)、ナツズイセン(L. squamigera)、ショウキズイセン(L. traubii)などが自生または栽培されています。いずれも開花期間は1週間ほどと短いです。

出葉時期は種によって異なり、早春に出葉するもの(キツネノカミソリ、ナツズイセン、インカルナータなど)と秋に出葉するもの(ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ、ショウキランなど)がありますが、いずれも初夏になると葉はすべて枯れます。従来、ヒガンバナは日本ではあまりよいイメージがなかったため、生産は多くありませんでした。しかし、欧米でのリコリスに対する人気の高まりとともに、その価値が見直されてきました。

花色は赤、白、黄、オレンジ、ピンク、紫と豊富で、光沢のある花弁が美しく、園芸品種も多くつくられています。

主な用途:観賞用

特徴

リコリス(ヒガンバナの仲間)の特徴
形態多年草
草丈20~50cm
花色赤,白,黄,オレンジ,ピンク,青,紫,複色
開花期7月中旬~10月中旬
原産地日本、中国

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よくある質問

リコリス(ヒガンバナの仲間)の栽培はむずかしいですか?
リコリス(ヒガンバナの仲間)の栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
リコリス(ヒガンバナの仲間)はどんな場所で育てるとよいですか?
日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。
リコリス(ヒガンバナの仲間)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
庭植えであれば不要。鉢植えは夏に花茎が現れるころから初夏に休眠するまでの間、鉢土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。
リコリス(ヒガンバナの仲間)は寒さに強いですか?
強い。
リコリス(ヒガンバナの仲間)に適した土は何ですか?
水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土。例:赤玉土小粒7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の配合。過湿を嫌うため水はけの悪い場所では高畝に植える。
リコリス(ヒガンバナの仲間)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
6月から7月に球根を入手したらすぐに植えつけます。花後にも植えつけ可能だが開花は翌々年。球根の底部が深さ約10cmになるように植え、庭植えは約10cm間隔、鉢植えは6号鉢に4~5球植えとします。

栽培のポイント

リコリス(ヒガンバナの仲間)の栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件日当たりを好みますが、明るい半日陰でも育ちます。
土質条件水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土。例:赤玉土小粒7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の配合。過湿を嫌うため水はけの悪い場所では高畝に植える。
水やり条件庭植えであれば不要。鉢植えは夏に花茎が現れるころから初夏に休眠するまでの間、鉢土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。
耐寒性強い
耐暑性強い

お手入れの方法

リコリス(ヒガンバナの仲間)のお手入れ方法
水やり庭植えは基本的に不要。鉢植えは夏に花茎が出るころから初夏に休眠するまで、鉢土が乾いたらたっぷり水やり。
植え付け6月から7月に球根を入手したらすぐに植えつけます。花後にも植えつけ可能だが開花は翌々年。球根の底部が深さ約10cmになるように植え、庭植えは約10cm間隔、鉢植えは6号鉢に4~5球植えとします。
施肥リン酸分とカリ分が重要。元肥として1㎡当たりチッ素10g、リン酸25g、カリ25gを施す。鉢植えも同程度。植えつけ年の追肥は不要。植えっぱなしの場合は冬に牛ふん堆肥と根菜用(カリ分多め)の化成肥料を施す(寒肥)。
剪定花がら摘み:花が咲き終わったら花首のところで折り取る。
病害虫対策特に問題となる病害虫はありません。

育て方のコツ

耐寒性が強く病害虫にも強いため数年植えっぱなしにできる。植えつけ時は堆肥や腐葉土など有機質を多めにすき込み、根が深く伸びるのでしっかり耕す。過湿を嫌うため水はけの悪い場所は高畝にする。

鉢植えの場合は球根の頂部を地表面からやや出して植えるとよい。分球で増やし、6月から8月に葉が黄変したら掘り上げて分球した球根を離して植えつける。

月別の管理カレンダー

1年を通したリコリス(ヒガンバナの仲間)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月球根の植え付け準備、土壌改良
  3. 4月球根の植え付け
  4. 5月〜8月特に作業なし
  5. 9月開花期、花後の管理(花茎の切除)
  6. 10月葉が枯れ始めるため肥料は控える、球根の休眠準備
  7. 11月〜12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期6月中旬〜8月中旬
種まき方法球根は底部を下にして、深さ約10cmの位置に植える。6月から7月にすぐ植えつけるのが望ましい。
水やり記載なし(一般的には植え付け後は適度な水やりを行い、過湿を避けることが望ましい)。
肥料記載なし(一般的には植え付け時に緩効性肥料を土に混ぜるか、春から夏にかけて追肥を行うことが多い)。
剪定記載なし(花後に花茎を切り取り、葉は自然に枯れるまで残すのが一般的)。

栽培環境

項目詳細
日当たり明るい日陰から日なたまで適応可能だが、詳細な記載なし。
土壌排水性の良い土壌が望ましいと推察される。
温度温暖な時期の栽培が適しており、秋の涼しい気候を好む。

季節管理

季節管理内容
夏6月中旬〜8月中旬:球根の植え付け時期。植え付け後は適度な水やりを行う。
秋8月〜10月:花茎が伸びて開花期。花を楽しむ。
冬冬季:球根は土中で休眠。特別な管理は記載なし。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点球根の植え付け時期を守ることが重要。遅れると開花が翌々年になる。
トラブル対処過湿は球根の腐敗を招く可能性があるため、排水性の良い土壌を選ぶことが望ましい。
コツ花茎が葉より先に伸びるため、花の観賞期間中は葉を傷めないように管理する。

補足情報

項目詳細
植物特性リコリスは秋咲きの球根植物である。

このまとめの出典

出典