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植物図鑑

ヤツデの育て方・栽培方法

Fatsia japonicaウコギ科ヤツデ属

公開日 2025年10月9日最終更新 2026年8月30日出典 5

ヤツデの写真
写真: Fernando Losada Rodríguez / CC BY-SA 4.0

ヤツデ(学名: Fatsia japonica)は、ウコギ科ヤツデ属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。このページでは、ヤツデの特徴・よくある質問・栽培のポイント・お手入れの方法・月別の管理カレンダーなどを、出典を明示してまとめています。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    とてもやさしい
  • 日照半日陰地を好み、強い西日や乾燥する場所は嫌う。午前中2時間程度の日陰でも育つ。
  • 水やり庭植えは雨水だけで生育可能だが、鉢植えは特に水切れに注意する。
  • 耐寒性やや弱い
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特徴

ヤツデの特徴
形態低木
草丈2~3m
花色
開花期11月~12月
原産地本州(福島県以南)、四国、九州、沖縄

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よくある質問

ヤツデは何科の植物ですか?
ヤツデはウコギ科(ヤツデ属)に分類される植物です。
ヤツデの栽培はむずかしいですか?
ヤツデの栽培難易度は「1.0」です。
ヤツデはどんな場所で育てるとよいですか?
ヤツデの日当たりは「半日陰地を好み、強い西日や乾燥する場所は嫌う。午前中2時間程度の日陰でも育つ」です。
ヤツデの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
ヤツデの水やりは「庭植えは雨水だけで生育可能だが、鉢植えは特に水切れに注意する」です。
ヤツデは寒さに強いですか?
ヤツデの耐寒性は「やや弱い」です。
ヤツデに適した土は何ですか?
ヤツデの土は「湿り気のある耕土の深い土地で、腐植質の多い肥沃な土を好む。鉢植えは黒土主体に赤玉土や腐葉土を混ぜた通気性と保湿性に優れた肥沃な土が適する」です。

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栽培のポイント

ヤツデの栽培条件
栽培難易度
とてもやさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります

日照条件半日陰地を好み、強い西日や乾燥する場所は嫌う。午前中2時間程度の日陰でも育つ。
土質条件湿り気のある耕土の深い土地で、腐植質の多い肥沃な土を好む。鉢植えは黒土主体に赤玉土や腐葉土を混ぜた通気性と保湿性に優れた肥沃な土が適する。
水やり条件庭植えは雨水だけで生育可能だが、鉢植えは特に水切れに注意する。
耐寒性やや弱い
耐暑性普通

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お手入れの方法

ヤツデのお手入れ方法
水やり庭植えは基本的に雨水のみでよいが、鉢植えは特に水切れに注意し、適宜水やりを行う。
植え付け鉢植えは2~3年に1回植え替えを行い、用土の通気性を良くする。さし木は3~4月に前年枝、6~7月・9月に今年伸びた枝を用い、さし床は川砂や赤玉土で水はけ良くする。発根促進剤の使用や遮光ネットで日よけをすると効果的。種まきは5月頃に成熟した種子を湿り気の多い土にまく。株分けは植え替え時に根際から分ける。
施肥基本的に肥料は不要。葉の色が黄色味を帯びる場合は寒肥(1月下旬~3月)や追肥(6月)として少量の油かすなどを施す。
剪定春から夏にかけて古い枝を思い切って短く切り詰める。萌芽力が強く、切り口付近から新芽が出て1~2年でコンパクトな樹形に整う。
病害虫対策病気は黄色紋羽病、炭そ病、黄斑病がある。黄色紋羽病は若木の地上部が急にしおれ葉が黄緑色に変色し下垂する。炭そ病は葉の縁から発病し葉枯れを起こす。黄斑病は葉に斑点が生じる。害虫は乾燥気味の環境でカイガラムシが発生しやすい。

月別の管理カレンダー

1年を通したヤツデの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月〜2月特に作業なし
  2. 3月剪定(古い葉や傷んだ枝を切り戻す)
  3. 4月植え替え、施肥開始
  4. 5月植えつけ、植え替え、追肥
  5. 6月追肥、水やり管理
  6. 7月水やり管理、病害虫のチェック
  7. 8月水やり管理、病害虫のチェック
  8. 9月剪定(軽めに)、植え替え可能
  9. 10月〜12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
水やり過度な水やりは避け、湿り気のある土壌を好むが、鉢植えの場合は排水性を考慮し、適度な水分管理を行う。
肥料有機質が多い土壌を好むため、腐葉土や堆肥を土に混ぜ込むことが望ましい。
剪定春から夏にかけて行い、古い枝を思い切って短く切り詰める。剪定後1〜2年でコンパクトな樹形に整う。

栽培環境

項目詳細
日当たり半日陰から日陰でも育つため、直射日光が強すぎない環境が望ましい。
土壌強い粘土質は避け、有機質が多く肥沃で湿り気のある土が理想的。配合例として赤玉土6:腐葉土4の割合が適当。
温度耐寒性がある低木であるため、一般的な温暖な環境で問題なく育つ。

季節管理

季節管理内容
植え替えの適期。剪定も春から夏にかけて行う。
剪定継続。水やりは土の湿り気を確認しながら適度に行う。
耐寒性があるため特別な防寒は不要。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点剪定時の切り詰めは心配無用で、強剪定に耐える。過度な水やりは根腐れの原因となるため注意。
コツ植え替えは春に2〜3年に一度、成長に合わせて鉢をわずかに大きくする。剪定は春から夏にかけて古い枝を大胆に切り詰める。

補足情報

項目詳細
植物特性ヤツデは萌芽力が強く、切り口付近から新芽が発芽しやすい。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期気温が穏やかな早春または秋
植え付け方法根鉢の2倍の幅と深さの穴を掘り、同じ深さに植え、改良した土壌で埋め戻し、軽く押さえてから水やりを行う
水やり頻度生育期は土壌を常に湿った状態に保つ
水やり方法土壌の深さ6〜8インチ(約15〜20cm)までしっかりと水が浸透する深水を与える。早朝または夕方遅くに水やりを行う
施肥時期新芽が出始める早春と成長を促進するための盛夏
施肥方法バランスの取れた緩効性肥料や有機肥料を使用し、株元に2〜3インチ(約5〜7cm)の厚さで堆肥を敷く
剪定時期新芽が出る前の晩冬から早春
剪定方法枯れ枝、傷んだ枝、交差している枝を取り除き、樹形を整える。生育期中に軽い剪定も可能

栽培環境

項目詳細
日光半日陰から日陰を好み、強い午後の日差しは避ける
土壌酸性で湿潤かつ排水良好な有機質土壌が理想。砂質土や粘土質土壌も許容
温度温暖な気候に強く、厳しい霜の地域では防寒が必要
湿度適度な湿度を好み、過度に乾燥すると葉が茶色くなる

季節管理

季節管理内容
植え付けや植え替え、施肥、枯れ枝や傷んだ枝の剪定を行う
水やりを継続し、害虫の発生を監視。必要に応じて軽い剪定を行う
水やりを減らし、根を寒さから守るためにマルチングを施す
厳しい霜が予想される場合はマルチや防霜布で保護し、重い剪定は避ける

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点過度な剪定は開花や樹勢を弱めるため避ける

このまとめの出典

出典

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