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植物図鑑

ネメシアの育て方・栽培方法

Nemesiaゴマノハグサ科ネメシア属

公開日 2026年3月12日最終更新 2026年8月30日出典 3件

ネメシアの写真
写真: Julie Anne Workman / CC BY-SA 3.0

ネメシア(学名: Nemesia)は、ゴマノハグサ科ネメシア属に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照9月~6月は日なた、7月~8月は風通しのよい半日陰、1月~2月は北風を避けられる南向きの軒下など暖かい場所
  • 水やり鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨がかからない場所以外は特に水やり不要
  • 耐寒性普通(-3℃程度まで耐寒性あり)

ネメシアとは

ネメシア属の植物は、秋から春にタネをまいて育てる一年草のストルモサ(Nemesia strumosa)をもとに改良された、赤や黄、青、白などの鮮やかな花を咲かせる品種群が長年親しまれてきました。近年では、-3℃程度までの耐寒性があり、半日陰などの涼しい場所で風通しよく管理すれば夏越しも可能な宿根ネメシアの品種群が多く流通しています。宿根ネメシアはカエルレア(N.caerulea)、デンティキュラータ(N.denticulata)から改良された品種群で、四季咲き性が強く3℃程度の気温があれば真夏を除き開花し続けます。

ただし花色は青、白、ピンクに限られ、一年草の品種に見られる黄や赤の鮮やかな色はありません。宿根草とはいえ短命で2~3年で枯れるのが一般的なため、さし木やタネまきで株を増やすことが推奨されます。ネメシアには一年草のストルモサ系と宿根ネメシア由来の品種群があり、赤や黄色を含む大輪のカラフルな花を咲かせる丈夫で大きく育つ品種もありますが、品種によって夏越しが難しいため一年草として扱うことが一般的です。

主な用途:観賞用(長い開花期と香りが特徴)

特徴

ネメシアの特徴
形態多年草, 一年草
草丈10~40cm程度
花色青, 白, ピンク
開花期10月~6月
原産地南アフリカ

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よくある質問

ネメシアの栽培はむずかしいですか?
ネメシアの栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
ネメシアはどんな場所で育てるとよいですか?
9月~6月は日なた、7月~8月は風通しのよい半日陰、1月~2月は北風を避けられる南向きの軒下など暖かい場所。
ネメシアの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨がかからない場所以外は特に水やり不要。
ネメシアは寒さに強いですか?
ネメシアの耐寒性は普通(-3℃程度まで耐寒性あり)です。
ネメシアに適した土は何ですか?
水はけのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土)に有機石灰1~3g/1リットルを加え、リン酸分に富んだ緩効性化成肥料を適量混合した土。
ネメシアの植え付け・種まきの時期はいつですか?
植えつけ・植え替えは春と秋が適期。植え替えは年1回行い、根鉢を軽くくずして一回り大きな鉢に植えつける。庭植えは秋に掘り上げて元肥を施し軽く耕して再度植え直す。

栽培のポイント

ネメシアの栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。

日照条件9月~6月は日なた、7月~8月は風通しのよい半日陰、1月~2月は北風を避けられる南向きの軒下など暖かい場所
土質条件水はけのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土)に有機石灰1~3g/1リットルを加え、リン酸分に富んだ緩効性化成肥料を適量混合した土
水やり条件鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨がかからない場所以外は特に水やり不要
耐寒性普通(-3℃程度まで耐寒性あり)
耐暑性弱い

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お手入れの方法

ネメシアのお手入れ方法
水やり鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨がかからない場所以外は特に水やり不要。
植え付け植えつけ・植え替えは春と秋が適期。植え替えは年1回行い、根鉢を軽くくずして一回り大きな鉢に植えつける。庭植えは秋に掘り上げて元肥を施し軽く耕して再度植え直す。
施肥鉢植えは9~10月と3~6月に薄めの液体肥料を2週間に1回施す。庭植えは植えつけ時に緩効性化成肥料を元肥として施し、夏越し株には9~10月に追肥を行う。濃い肥料は根を傷めるため注意。
剪定10月~6月の開花期間中、花がらはこまめに摘み取る。9月~6月に花が終わったら草丈の半分程度に切り戻し、新芽の発生を促す。切る際は消毒したハサミや清潔な手を使う。
病害虫対策病気は灰色かび病とウイルス病がある。灰色かび病は長雨時や風通しが悪いと多発し、花がらをこまめに除去し風通しを良くする。ウイルス病は葉や茎が黒く枯れる症状で、感染株は抜き取り廃棄。害虫はアブラムシが3~11月に発生することがある。

育て方のコツ

鉢植えは1年を通して戸外に置き、夏は雨に当てないほうが夏越ししやすい。庭植えは日当たりと水はけの良い場所に植える。花がらは放置せずこまめに摘み取り、灰色かび病の予防に努める。

切り戻しは新芽の発生を促すため重要。タネまきは10月が適期で、覆土は薄くする。さし木は3~6月、9~10月に行い、3週間程度で移植可能な株に育つ。

ウイルス病の感染防止には器具の消毒が必須。

月別の管理カレンダー

1年を通したネメシアの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月開花期、切り戻し、寒さ対策(鉢植えは室内管理や防寒)
  2. 2月開花期、植えつけ(暖かい地域または室内で)、肥料(鉢植え)、切り戻し
  3. 3月植えつけ、肥料(鉢植え・庭植え)、切り戻し、病害虫のチェック
  4. 4月肥料(鉢植え・庭植え)、切り戻し、病害虫のチェック
  5. 5月〜9月特に作業なし
  6. 10月開花期、植えつけ、肥料(鉢植え・庭植え)、切り戻し、タネまき(秋まき可能)
  7. 11月開花期、植えつけ、肥料(鉢植え・庭植え)、切り戻し、タネまき(暖地で可能)、寒さ対策開始
  8. 12月開花期、切り戻し、寒さ対策(鉢植えは室内管理や防寒)

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期挿し芽の適期は3〜6月および9〜10月。
種まき方法新しく伸びた枝を2〜3節つけて斜めに切り取り、1時間ほど水につけてから培養土に挿す。
肥料鉢植えでは9月〜10月および3月〜6月の間に薄めの液体肥料を2週間に1回施す。
剪定挿し芽用の枝は2〜3節つけて斜めに切る。切り戻しは適宜行う。

栽培環境

項目詳細
日当たり一般的に日当たりの良い場所を好む。
土壌肥沃で排水の良い土壌が適していると推察される。
温度春と秋の比較的温暖な時期を好む。

季節管理

季節管理内容
春鉢植えに薄めの液体肥料を2週間に1回施す。挿し芽の適期。ネメシア アロマンスは緩効性置き肥を1ヵ月に1回、液肥を1〜2週間に1回与える。
夏夏越しの管理が必要(詳細は記載なし)。
秋鉢植えに薄めの液体肥料を2週間に1回施す。挿し芽の適期。夏越ししたネメシア アロマンスに肥料を与える時期。
冬冬越しの方法についての記事があるが、詳細は記載なし。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点濃い肥料を施すと根が傷むため、液体肥料は薄めて使用すること。
トラブル対処挿し芽の際は切り口を斜めにし、水に1時間ほどつけてから植えることで発根を促進する。
コツ挿し芽の枝は新しく伸びたものを選び、2〜3節を残して斜めに切る。

このまとめの出典

出典

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