カランコエ(鉢花)の育て方・栽培方法
Kalanchoeベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)

カランコエ(鉢花)(学名: Kalanchoe)は、ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
この植物のポイント
- 栽培難易度やさしい
- 日照通年日なたで管理。6月~10月は雨の当たらない戸外、11月~5月は室内の日当たりの良い場所。
- 水やり6月~8月と12月~4月は乾かし気味に管理。5月と9月~11月は用土表面が乾いたらたっぷり与える。乾燥に強く過湿に弱い。
- 耐寒性弱い
カランコエ(鉢花)とは
カランコエは種類が大変豊富で、大別すると花を楽しむタイプと多肉質の葉を楽しむタイプに分かれます。ここでは主に花を観賞する草花としてのカランコエについて解説します。多肉植物としてのカランコエは別途図鑑をご覧ください。
花形や色のバリエーションに富み、とても丈夫な植物で、古くから鉢花として楽しまれてきました。多くはマダガスカル原産で暑さに強く、夏の花壇でも重宝します。開花調整されたものは通年出回っていますが、本来は日が短い時期に花が咲く短日性植物で、冬に花を咲かせ室内でも元気に育ちます。
開花時期が長く冬中楽しめるのも特徴です。新たな品種も続々誕生しており、華やかな八重咲きや一重咲き、ベル形など多様です。園芸初心者でも育てやすく、寄せ植えにも適しています。
カランコエ属はアフリカ南部、東部、アラビア半島、東アジア、東南アジアに約100種が分布し、マダガスカル原産のカランコエ・ブロスフェルディアナを基に改良された園芸品種が最も一般的です。ベル形の花をつける品種も冬に出回ります。寒くなると紅葉する朱蓮(カランコエ・ロンギフローラ・ユッキネア)、白い毛で覆われた月兎耳(カランコエ・トメントーサ)、葉から芽が出るハカラメ(セイロンベンケイ)などもカランコエ属の仲間で多肉植物として親しまれています。
主な用途:観賞用(鉢花、寄せ植え)、カラーリーフとしても利用。初心者でも育てやすい
特徴
| 形態 | 多年草 |
|---|---|
| 草丈 | 10~50cm |
| 花色 | 赤, 黄, 白, ピンク, オレンジ |
| 開花期 | 1月~5月 |
| 原産地 | アフリカ南部、東部、アラビア半島、東アジア、東南アジア |
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よくある質問
- カランコエ(鉢花)の栽培はむずかしいですか?
- カランコエ(鉢花)の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
- カランコエ(鉢花)はどんな場所で育てるとよいですか?
- 通年日なたで管理。6月~10月は雨の当たらない戸外、11月~5月は室内の日当たりの良い場所。
- カランコエ(鉢花)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
- 6月~8月と12月~4月は乾かし気味に管理。5月と9月~11月は用土表面が乾いたらたっぷり与える。乾燥に強く過湿に弱い。
- カランコエ(鉢花)は寒さに強いですか?
- 弱い。
- カランコエ(鉢花)に適した土は何ですか?
- 市販の多肉植物用培養土、または赤玉土小粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土にリン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を5g/リットル混ぜた水はけの良い用土。
- カランコエ(鉢花)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
- 植えつけは5月~6月と9月が適期。2年に1回程度、切り戻しと同時に植え替え。根鉢を崩し古い土と根を半分程度落として深めに植えつける。市販株はピートモス主体の用土が多いため、花後に赤玉土や軽石主体の水はけの良い用土に植え替えると良い。
栽培のポイント
| 栽培難易度 | やさしい 5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。 |
|---|---|
| 日照条件 | 通年日なたで管理。6月~10月は雨の当たらない戸外、11月~5月は室内の日当たりの良い場所。 |
| 土質条件 | 市販の多肉植物用培養土、または赤玉土小粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土にリン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を5g/リットル混ぜた水はけの良い用土。 |
| 水やり条件 | 6月~8月と12月~4月は乾かし気味に管理。5月と9月~11月は用土表面が乾いたらたっぷり与える。乾燥に強く過湿に弱い。 |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 強い |
お手入れの方法
| 水やり | 6月~8月と12月~4月は乾かし気味に管理。5月と9月~11月は用土表面が乾いたらたっぷり与える。乾燥には強いが過湿に弱いので注意。 |
|---|---|
| 植え付け | 植えつけは5月~6月と9月が適期。2年に1回程度、切り戻しと同時に植え替え。根鉢を崩し古い土と根を半分程度落として深めに植えつける。市販株はピートモス主体の用土が多いため、花後に赤玉土や軽石主体の水はけの良い用土に植え替えると良い。 |
| 施肥 | 5月~9月に緩効性化成肥料を施し、10月~12月に液体肥料を施す。 |
| 剪定 | 花がら摘みは1月~5月に行う。切り戻しは5月~6月と9月に行い、春の切り戻しは花後の花茎の切り取りも兼ねる。 |
| 病害虫対策 | 病気はうどんこ病(春・秋の風通し悪い時)、灰色かび病(11月~5月の低温多湿時)に注意。害虫はカイガラムシ(3月~11月の風通し悪い時)とアブラムシ(通年、新芽と蕾に多発)。発生初期にこすり落とすのが効果的。 |
育て方のコツ
秋以降は夜間照明のある場所に置くと花が咲かないことがあるため注意。ベル形の花を咲かせる品種は霜の当たらない戸外で11月下旬まで管理すると花芽がつきやすい。乾燥に強いが過湿に弱いため水やりは乾かし気味に。
病害虫対策として風通しを良くし、発生初期に害虫をこすり落とすことが効果的。植え替えは花後に水はけの良い用土に行うと管理が容易になる。
月別の管理カレンダー
1年を通したカランコエ(鉢花)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。
- 1月花がら摘み、室内での管理を中心に、低温に注意
- 2月花がら摘み、植え替えは気温が安定してから行う、肥料は控えめに
- 3月植え替え、肥料施用(緩効性肥料を少量)、日当たりの良い場所で管理
- 4月肥料施用、切り戻し、植え替え可能、日光を十分に与える
- 5月肥料施用、切り戻し、花がら摘み、植え替えは避ける
- 6月肥料施用、切り戻し、風通しの良い場所で管理、過湿に注意
- 7月肥料施用控えめ、直射日光を避けて半日陰で管理
- 8月肥料施用控えめ、切り戻し、風通しの良い半日陰で管理
- 9月肥料施用、切り戻し、植え替え適期(気温が下がり始める頃)
- 10月肥料施用、植え替え、切り戻し、室内管理に切り替え始める
- 11月肥料施用控えめ、室内または暖かい場所で管理、花がら摘み
- 12月特に作業なし
くわしい情報
栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。
国内の栽培情報
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 水やり | 多肉植物のため、過湿を避け、土の表面が乾いてから与える。戸外管理時は雨が当たらない場所で管理。 |
| 肥料 | 記載なし。ただし、一般的に生育期に薄めの液肥を与えることが多い。 |
| 剪定 | 花後の剪定が推奨され、剪定の適期は花後すぐまたは春先が望ましい。 |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日当たり | 通年で日なたを好む。6月から10月は雨の当たらない戸外、11月から5月は室内のよく日の当たる場所。 |
| 土壌 | 水はけの良い土壌が適していると推察される。 |
| 温度 | 冬季は室内管理が推奨され、寒さに弱い。凍結を避けることが重要。 |
| 置き場所 | 6月から10月は戸外の日なた、11月から5月は室内のよく日の当たる場所。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 春 | 挿し芽の適期。剪定や植え替えのタイミング。 |
| 夏 | 雨の当たらない戸外の日なたで管理。水やりは土の乾燥を確認してから行う。 |
| 秋 | 雨の当たらない戸外の日なたで管理。水やりは土の乾燥を確認してから行う。 |
| 冬 | 室内のよく日の当たる場所で管理。寒さに弱いため、凍結や低温を避ける。日照不足に注意。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 過湿に注意。特に梅雨時期は雨の当たらない場所で管理することが重要。 |
| トラブル対処 | 冬季は室内管理し、凍結や低温によるダメージを防ぐ。 |
| コツ | 挿し芽は発根まで乾燥させないように管理する。 |
補足情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 植物特性 | 多肉植物である。 |
このまとめの出典
海外の栽培情報
海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 水やり | 低い水分要求に対応するため、過剰な水やりは避ける |
| 繁殖方法 | 葉の縁のくぼみから発生する小苗(バルビルまたはジェムマ)を利用した無性繁殖が可能 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 過剰な水やりを避けることが望ましい |
このまとめの出典
出典
- shuminoengei.jp国内カランコエ(鉢花)の育て方・栽培方法|植物図鑑|みんなの趣味 ...一般に鉢植えで育て、通年、日なたで管理します。6月から10月は雨の当たらない戸外で、11月から5月は室内の日当たりのよい場所で管理してください。日が短くなると花芽を ...
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- en.wikipedia.org海外Kalanchoe - WikipediaThese plants are cultivated as ornamental houseplants and rock or succulent garden plants. They are popular because of their ease of propagation, low water requirements, and wide variety of flower col
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