プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の育て方・栽培方法
サクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)
プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)は、サクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
この植物のポイント
- 栽培難易度やさしい
- 日照鉢植えは夏に苗を半日陰で管理し、その後は日なたで管理。庭植えは夏に日陰になる落葉樹の株元が適する。夏越しは日陰が必須。夏以外はよく日に当てる。
- 水やり鉢植えは用土表面が乾いたらたっぷり与える。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないよう注意し株元に直接与える。庭植えは特に水やり不要。
- 耐寒性やや弱い
プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)とは
プリムラ・ポリアンサはヨーロッパ原産のPrimula elatior、P. vulgaris、P. verisなどの交雑により育成された品種群で、1950年代にアメリカで育成された大輪品種‘パシフィック・ジャイアント’の登場により人気を博しました。ポリアンサにコーカサス地方原産の小型種P. juliaeを日本で交配させて誕生したのが‘ジュリアン’で、花も株も小型の品種群です。ジュリアンは当初商品名でしたが、花の小さいポリアンサを指す一般名となり、P. ジュリアンと表記されることもあります。
ポリアンサは多年草ですが暑さに弱いため一年草扱いされることが多いです。花後の株を落葉樹の下や西日を避けられる場所に植えると夏越しが可能で、夏越しのコツは日陰に置き干からびさせないことです。夏以外はよく日に当ててください。
関連図鑑にはプリムラ・オブコニカ、プリムラ・シネンシス、プリムラ・マラコイデスなどがあります。
主な用途:観賞用。常緑性で開花期が長いため、庭や鉢植えでの鑑賞に適する
特徴
| 形態 | 多年草(一年草扱い) |
|---|---|
| 草丈 | 5~20cm |
| 花色 | 紫, 赤紫, 黄, オレンジ, 赤, ピンク, 白, 青, 薄い青, レンガ色, 複色 |
| 開花期 | 11月~4月 |
| 原産地 | ヨーロッパ |
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よくある質問
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の栽培はむずかしいですか?
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)はどんな場所で育てるとよいですか?
- 鉢植えは夏に苗を半日陰で管理し、その後は日なたで管理。庭植えは夏に日陰になる落葉樹の株元が適する。夏越しは日陰が必須。夏以外はよく日に当てる。
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
- 鉢植えは用土表面が乾いたらたっぷり与える。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないよう注意し株元に直接与える。庭植えは特に水やり不要。
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)は寒さに強いですか?
- やや弱い。
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)に適した土は何ですか?
- 水はけと水もちの良い有機物多めの用土を好む。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土にリン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜると良い。
- プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
- 適期は9月。夏越し株は秋の彼岸頃に植え替え。鉢から抜いた株は用土を落とし1~3芽に分けて新しい用土で植え付ける。植え付け後1~2週間は日陰に置き、新葉が伸びたら日なたへ移動。
栽培のポイント
| 栽培難易度 | やさしい 5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。 |
|---|---|
| 日照条件 | 鉢植えは夏に苗を半日陰で管理し、その後は日なたで管理。庭植えは夏に日陰になる落葉樹の株元が適する。夏越しは日陰が必須。夏以外はよく日に当てる。 |
| 土質条件 | 水はけと水もちの良い有機物多めの用土を好む。赤玉土中粒5、腐葉土3、酸度調整済みピートモス2の配合土にリン酸分の多い緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6など)を適量混ぜると良い。 |
| 水やり条件 | 鉢植えは用土表面が乾いたらたっぷり与える。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないよう注意し株元に直接与える。庭植えは特に水やり不要。 |
| 耐寒性 | やや弱い |
| 耐暑性 | やや弱い |
お手入れの方法
| 水やり | 鉢植えは用土表面が乾いたらたっぷり与える。開花中は株の中心や葉の間、花に水がたまらないように注意し株元に直接与える。庭植えは特に水やり不要。 |
|---|---|
| 植え付け | 適期は9月。夏越し株は秋の彼岸頃に植え替え。鉢から抜いた株は用土を落とし1~3芽に分けて新しい用土で植え付ける。植え付け後1~2週間は日陰に置き、新葉が伸びたら日なたへ移動。 |
| 施肥 | 10月~4月は緩効性化成肥料(N-P-K=12-12-12など)を施す。開花期(11月~4月)は液体肥料(N-P-K=6-10-5など)も施し肥料切れを防ぐ。夏越し中(5~7月、9月)は薄めの液体肥料を施す。 |
| 剪定 | 12月~4月は花がら摘みをこまめに行い、灰色かび病の発生を抑える。花がらは病気の原因となるため重要な作業。 |
| 病害虫対策 | 病気は灰色かび病に注意。花がら摘みと風通しを良くすることで抑制。害虫はアブラムシ(冬に防除)、ヨトウムシ(夜間捕殺)、ナメクジ(見つけ次第捕殺)に注意。 |
育て方のコツ
夏越しのコツは日陰に置き、株を干からびさせないこと。夏以外はよく日に当てること。鉢植えは冬越しの際、霜の当たらない軒下で管理し、室温が高すぎない風通しの良い室内に置くと良い。
花がら摘みをこまめに行い、灰色かび病の発生を抑える。幼苗期はナメクジに注意。
月別の管理カレンダー
1年を通したプリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。
- 1月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、花がら摘み
- 2月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、花がら摘み
- 3月開花期、植えつけ・植え替え(花後)、肥料(鉢植え・庭植え)、花がら摘み
- 4月肥料(鉢植え・庭植え)、タネまき(早まき)、花がら摘み
- 5月肥料(鉢植え・庭植え)、タネまき(早まき)、花がら摘み
- 6月タネまき(早まき)、夏越しの管理(風通し良く、直射日光を避ける)
- 7月特に作業なし
- 8月植えつけ・植え替え(涼しくなってから)、夏越しの管理
- 9月植えつけ・植え替え、肥料(鉢植え・庭植え)、夏越し管理の終了準備
- 10月開花期開始、肥料(鉢植え・庭植え)、植えつけ・植え替え(早めに)
- 11月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、花がら摘み
- 12月開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、花がら摘み
くわしい情報
栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。
国内の栽培情報
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 種まき時期 | 6月から7月 |
| 種まき方法 | タネが重ならないようにまく。発芽には光が必要なため、覆土は薄くするかしない。 |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日当たり | 明るい場所を好むが、暑さに弱いため西日が強い場所は避ける。落葉樹の下や塀の陰が適している。 |
| 土壌 | 水もちの良い用土(赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合)が適している。 |
| 温度 | 暑さに弱い品種が多いため、夏の高温期は注意が必要。 |
| 置き場所 | 花が咲き終わった株は、西日を防げる場所に植えると良い。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 夏 | 暑さに弱いため、直射日光の強い場所を避けて管理。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 暑さに弱いので、夏の高温期は直射日光を避けることが重要。 |
| トラブル対処 | 花が咲き終わった後は、適切な場所(西日を防げる場所)に移植することで株の持ちを良くできる。 |
| コツ | タネまきは赤玉土小粒とバーミキュライトを等量混ぜた用土を使い、タネが重ならないようにまく。 |
補足情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 植物特性 | 多年草だが暑さで枯れやすいため一年草として扱うことが多い。 |
このまとめの出典
出典
- shuminoengei.jp国内プリムラ・ポリアンサ(プリムラ・ジュリアン)の育て方・栽培 ...タネまき:適期は6月から7月です。赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合土など、水もちのよい用土に、タネが重ならないようにまきます。発芽には光が必要なので、覆土は ...
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