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植物図鑑

ダリアの育て方・栽培方法

Dahliaキク科テンジクボタン属(ダリア属)

公開日 2026年4月27日最終更新 2026年8月30日出典 5

ダリアの写真
写真: en:User:Ramin Nakisa / CC BY-SA 3.0

ダリア(学名: Dahlia)は、キク科テンジクボタン属(ダリア属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。このページでは、ダリアの特徴・よくある質問・栽培のポイント・お手入れの方法・月別の管理カレンダーなどを、出典を明示してまとめています。

この植物のポイント

  • 栽培難易度
    やさしい
  • 日照日当たりと水はけのよい場所。一般種は春から秋は半日以上日の当たる場所。夏の高温期は鉢植えは日陰に移動推奨。皇帝ダリアは日当たり良好で夜間は暗い環境が望ましい(人工光に注意)
  • 水やり一般種は乾燥に耐えるが滞水は球根腐敗の原因。庭植えは極端な乾燥時以外はほとんど不要。鉢植えは生育中は水切れ注意。皇帝ダリアは鉢植えは春~秋に土表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨水で十分
  • 耐寒性弱い(一般種は地中の凍らないところで越冬)、皇帝ダリアは普通(庭植えで露地越冬可能、鉢植えは凍結注意)
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特徴

ダリアの特徴
形態多年草
草丈20~200cm(皇帝ダリアは3~6m)
花色赤、ピンク、オレンジ、黄、白、紫、複色(一般種)、ピンク、紫(皇帝ダリア)
開花期6月中旬~11月(真夏は咲きにくく、9月中旬~10月が多い)、皇帝ダリアは11月下旬~12月上旬
原産地メキシコ、グアテマラ~中米

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よくある質問

ダリアは何科の植物ですか?
ダリアはキク科(テンジクボタン属(ダリア属))に分類される植物です。
ダリアの栽培はむずかしいですか?
ダリアの栽培難易度は「2.0」です。
ダリアはどんな場所で育てるとよいですか?
ダリアの日当たりは「日当たりと水はけのよい場所。一般種は春から秋は半日以上日の当たる場所。夏の高温期は鉢植えは日陰に移動推奨。皇帝ダリアは日当たり良好で夜間は暗い環境が望ましい(人工光に注意)」です。
ダリアの水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
ダリアの水やりは「一般種は乾燥に耐えるが滞水は球根腐敗の原因。庭植えは極端な乾燥時以外はほとんど不要。鉢植えは生育中は水切れ注意。皇帝ダリアは鉢植えは春~秋に土表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨水で十分」です。
ダリアは寒さに強いですか?
ダリアの耐寒性は「弱い(一般種は地中の凍らないところで越冬)、皇帝ダリアは普通(庭植えで露地越冬可能、鉢植えは凍結注意)」です。
ダリアに適した土は何ですか?
ダリアの土は「水はけのよい土壌。一般種は赤玉土7、腐葉土3などの配合土や草花用培養土。鉢底に軽石や鹿沼土を入れるとよい。皇帝ダリアは有機物豊富で水はけと水もちのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、ピートモス2など)を好む」です。

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栽培のポイント

ダリアの栽培条件
栽培難易度
やさしい

5段階の目安です。★が多いほど手がかかります

日照条件日当たりと水はけのよい場所。一般種は春から秋は半日以上日の当たる場所。夏の高温期は鉢植えは日陰に移動推奨。皇帝ダリアは日当たり良好で夜間は暗い環境が望ましい(人工光に注意)
土質条件水はけのよい土壌。一般種は赤玉土7、腐葉土3などの配合土や草花用培養土。鉢底に軽石や鹿沼土を入れるとよい。皇帝ダリアは有機物豊富で水はけと水もちのよい土(赤玉土中粒5、腐葉土3、ピートモス2など)を好む
水やり条件一般種は乾燥に耐えるが滞水は球根腐敗の原因。庭植えは極端な乾燥時以外はほとんど不要。鉢植えは生育中は水切れ注意。皇帝ダリアは鉢植えは春~秋に土表面が乾いたらたっぷり与える。庭植えは雨水で十分
耐寒性弱い(一般種は地中の凍らないところで越冬)、皇帝ダリアは普通(庭植えで露地越冬可能、鉢植えは凍結注意)
耐暑性強い(一般種は高温期は花が咲きにくい)、皇帝ダリアは普通

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お手入れの方法

ダリアのお手入れ方法
水やり一般種は庭植えで極端な乾燥時以外不要。鉢植えは生育中は水切れに注意し、蕾から開花期は特に乾燥を避ける。皇帝ダリアは鉢植えで春~秋に土表面が乾いたらたっぷり与え、冬は乾燥気味に管理。庭植えは雨水で十分。
植え付け一般種は気温20℃頃から7月半ばまでに、株間大型種80cm、小~中型種40cmで球根を横向きか斜めに芽が5~10cmの深さで植え付け。皇帝ダリアは3月から5月に新芽が小さいうちに球根(塊根)を植え付け。鉢植えは冬期凍結しない場所で管理し、春に植え替え。株分けやさし芽、種まきも可能。
施肥一般種は元肥のほか5月と9月に追肥。鉢植えは真夏以外月3回程度液体肥料か月1回置き肥。皇帝ダリアは鉢植えで5月~10月に緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を適量施す。庭植えは特に施肥不要。
剪定一般種は倒れやすいため支柱立てと早めの摘心推奨。花がら摘みや切り戻しで秋の花数増加。冬越し前に盛り土やマルチング、掘り上げて乾燥貯蔵。皇帝ダリアは6~8月に摘心と切り戻しで草丈調整。支柱は植え付け時に太く長いものを立てる。
病害虫対策一般種はウイルス病(回復せず伝染防止のため処分)、うどんこ病、灰色かび病に注意。害虫はアブラムシ、ハダニ、メイガ類を早期発見・駆除。皇帝ダリアは病気特になし。害虫は6~10月のヨトウムシ類に注意し新芽・若葉を観察して捕殺。

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月別の管理カレンダー

1年を通したダリアの作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。

  1. 1月特に作業なし
  2. 2月皇帝ダリアは植えつけ開始。一般種は球根の植え付け準備、鉢の土替えを行う。
  3. 3月一般種は肥料(鉢植え・庭植え)、種まき、植えつけ。皇帝ダリアは植えつけ、肥料(鉢植え)。芽出し後の管理に注意。
  4. 4月一般種は肥料(鉢植え・庭植え)、種まき、植えつけ。皇帝ダリアは植えつけ、肥料(鉢植え)。支柱立てを開始。
  5. 5月一般種は肥料(鉢植え・庭植え)、植えつけ。皇帝ダリアは肥料(鉢植え)、切り戻し。開花に向けて支柱の管理を行う。
  6. 6月一般種は開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、水やりを適切に行う。皇帝ダリアは肥料(鉢植え)、切り戻し。
  7. 7月皇帝ダリアは肥料(鉢植え)、切り戻し。一般種は水やりと病害虫の管理を重点的に行う。
  8. 8月皇帝ダリアは肥料(鉢植え)、水やりを継続。一般種は夏の高温に注意し、適宜遮光や水やりを行う。
  9. 9月一般種は開花期、肥料(庭植え)、水やり。皇帝ダリアは生育が鈍るため肥料は控えめに。
  10. 10月一般種は開花期、肥料(鉢植え・庭植え)、花後の剪定を行う。皇帝ダリアは開花準備のため支柱の補強。
  11. 11月皇帝ダリアは開花期。花後は切り戻し、冬越し準備を開始。一般種は花後の整理と冬支度。
  12. 12月特に作業なし

くわしい情報

栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。

国内の栽培情報

栽培方法

項目詳細
種まき時期地域によって異なるが、桜の花が咲くころが目安。北海道:5月下旬頃、東北・北陸地方:5月上旬~中旬、関東地方以西:4月上旬~
種まき方法球根は掘り出して春に植え替えを行う。鉢植えの場合は冬期に乾燥させて凍らない場所に保管し、春に植え替えを行う。
水やり風通しと水はけの良い場所を選ぶことが重要で、水はけが悪いと根腐れの原因になるため注意。

栽培環境

項目詳細
日当たり日当たりが良い場所を好む。
土壌水はけが良く、風通しの良い土壌が適している。
温度気温20℃前後が植え付け適期の目安。冬期は凍らない場所で球根を管理する必要がある。

季節管理

季節管理内容
球根の植え付けを行う。鉢植えの場合は春に植え替えを行う。
7月半ばまで植え付け可能。
球根を掘り出して乾燥させ、凍らない場所で保管する。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点冬期に球根を掘り出し、乾燥させて凍らない場所で保管すること。
トラブル対処水はけの悪い場所は避ける。根腐れの原因となるため、水はけの良い場所を選ぶことが重要。
コツ植え付けは桜の開花時期を目安にし、地域の気候に合わせて適期を選ぶ。

補足情報

項目詳細
植物特性ダリアは丈夫な植物であるが、適切な植え付け時期と環境管理が重要。
その他地域ごとの気温や桜の開花時期を目安に球根を植え付け、日当たりと水はけの良い場所を選ぶことが成功のポイント。

このまとめの出典

海外の栽培情報

海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。

栽培方法

項目詳細
植え付け時期土壌が温まり霜の心配がなくなった春。土壌温度が約15.5℃(60°F)に達した頃が適しています。
植え付け方法土壌を30cm(12インチ)以上耕し、有機物を混ぜ込み、球根は芽が上を向くように横向きに10〜15cm(4〜6インチ)で植え、球根同士の間隔は45〜60cm(18〜24インチ)空けます。
水やり頻度週に1〜2回、降雨量や土壌の湿度に応じて深く水やりを行います。
水やり方法週に約2.5cm(1インチ)の水量を目安に、朝早くに水やりをして葉が夕方までに乾くようにします。
施肥時期植え付け時に肥料を混ぜ込み、生育期には4〜6週間ごとに追肥を行います。
施肥方法10-10-10(窒素-リン酸-カリ)などのバランスの取れた肥料、またはリン酸とカリウムがやや多めの肥料を使用します。
剪定時期植物が約30cm(12インチ)に成長したら摘芯や剪定を始めます。
剪定方法葉の節のすぐ上で成長点を摘み取り、側枝の発生を促し、枯れた茎や弱い茎は定期的に取り除きます。

栽培環境

項目詳細
日光日当たりの良い場所を好み、理想的には1日6〜8時間の直射日光が必要です。
土壌排水性が良く肥沃な土壌で、pHは6.0〜7.5が最適です。重い粘土質や水はけの悪い土壌は避けます。
温度最適な生育温度は15.5〜21℃(60〜70°F)です。霜に弱いため寒さから保護が必要です。
湿度適度な湿度を好み、良好な通気性が病気の予防に役立ちます。

季節管理

季節管理内容
霜の心配がなくなったら球根を植え、芽が出始めたら施肥と水やりを開始します。
定期的な水やりと施肥を続けます。

注意点・トラブル対処

項目詳細
注意点開花期の後半に過度な剪定をすると花数が減るため避けます。

このまとめの出典

出典

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