シンビジウム(シンビジューム)の育て方・栽培方法
Cymbidiumラン科シュンラン属(シンビジウム属)

シンビジウム(シンビジューム)(学名: Cymbidium)は、ラン科シュンラン属(シンビジウム属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
この植物のポイント
- 栽培難易度とてもやさしい
- 日照年間を通して日当たりがよく、より長く日光に当たる場所。真冬以外は戸外栽培が適し、5月上旬~9月上旬は遮光ネットで強い日ざしを避ける。庭木の下は日光不足に注意。風通しがよく、葉が常に揺れる状態が理想。
- 水やり春の新芽から秋のバルブ完成までは乾かさないようにたっぷり与える。特に夏は毎日十分な水やりを行う。秋~冬は週1~2回程度でよいが、蕾が伸び始めたら回数を増やし水切れに注意。
- 耐寒性弱い
シンビジウム(シンビジューム)とは
シンビジウムは、東南アジアから日本にかけて自生する原種を交雑育種してできた洋ランです。ランとしてはたいへん丈夫で、寒さにも強く、定期的に植え替えを行い、明るい日ざしに当てるようにすればよく育ち花を咲かせます。株の根元には丸く大きくふくらんだバルブと呼ばれる茎の変形部分があり、ここに養分や水分をためて生育します。
葉は大きく伸び、品種により直立したりやわらかく垂れたりとさまざまです。多くは花茎を直立からアーチ状に伸ばして開花しますが、最近は下垂性(下向きに垂れて咲く種類)も増えています。通常はアーチ状に伸びる花茎を支柱などで半下垂状に仕立てた株もありますが、翌年以降は上向きに伸びて開花します。
主な用途:観賞用。常緑性で香りがあり、初心者でも育てやすい
特徴
| 形態 | 多年草 |
|---|---|
| 草丈 | 30~80cm |
| 花色 | 白, ピンク, オレンジ, 黄, 緑, 茶, 複色 |
| 開花期 | 12月~4月(3月~4月がピーク) |
| 原産地 | アジア、オセアニア(主にインド、ネパール、ミャンマー、中国、タイ) |
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よくある質問
- シンビジウム(シンビジューム)の栽培はむずかしいですか?
- シンビジウム(シンビジューム)の栽培難易度は5段階中1(とてもやさしい)です。
- シンビジウム(シンビジューム)はどんな場所で育てるとよいですか?
- 年間を通して日当たりがよく、より長く日光に当たる場所。真冬以外は戸外栽培が適し、5月上旬~9月上旬は遮光ネットで強い日ざしを避ける。庭木の下は日光不足に注意。風通しがよく、葉が常に揺れる状態が理想。
- シンビジウム(シンビジューム)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
- 春の新芽から秋のバルブ完成までは乾かさないようにたっぷり与える。特に夏は毎日十分な水やりを行う。秋~冬は週1~2回程度でよいが、蕾が伸び始めたら回数を増やし水切れに注意。
- シンビジウム(シンビジューム)は寒さに強いですか?
- 弱い。
- シンビジウム(シンビジューム)に適した土は何ですか?
- ミックスコンポスト(バーク、軽石など混合)やバーク単体を使用。苗は細かいもの、成株は中粒の植え込み材料が適する。鹿沼土など土系材料は根腐れしやすいため避ける。
- シンビジウム(シンビジューム)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
- 植え替えの適期は春(4月頃)、2年に1回程度行う。鉢は2年後に株がはみ出すやや小さめのものを選ぶ。植え替えが遅れると生育遅延や翌年の開花不良の原因となる。
栽培のポイント
| 栽培難易度 | とてもやさしい 5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。 |
|---|---|
| 日照条件 | 年間を通して日当たりがよく、より長く日光に当たる場所。真冬以外は戸外栽培が適し、5月上旬~9月上旬は遮光ネットで強い日ざしを避ける。庭木の下は日光不足に注意。風通しがよく、葉が常に揺れる状態が理想。 |
| 土質条件 | ミックスコンポスト(バーク、軽石など混合)やバーク単体を使用。苗は細かいもの、成株は中粒の植え込み材料が適する。鹿沼土など土系材料は根腐れしやすいため避ける。 |
| 水やり条件 | 春の新芽から秋のバルブ完成までは乾かさないようにたっぷり与える。特に夏は毎日十分な水やりを行う。秋~冬は週1~2回程度でよいが、蕾が伸び始めたら回数を増やし水切れに注意。 |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 強い |
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お手入れの方法
| 水やり | 根が十分張った株は水分を多く必要とする。春~秋は乾かさないようにたっぷり与え、特に夏は毎日。秋~冬は週1~2回程度。蕾が伸び始めたら水やり回数を増やし、水切れに注意する。 |
|---|---|
| 植え付け | 植え替えの適期は春(4月頃)、2年に1回程度行う。鉢は2年後に株がはみ出すやや小さめのものを選ぶ。植え替えが遅れると生育遅延や翌年の開花不良の原因となる。 |
| 施肥 | 春~真夏前まで固形有機質肥料を規定量置き肥し、1か月ごとに取り替える。緩効性化成肥料は春に1回施す。液体肥料は同時に施し始め、9月下旬まで週1回水代わりにたっぷり与える。 |
| 病害虫対策 | 病気はウイルス病に注意。葉にまだらの黒斑点が出て花が咲きにくくなり、治らないため発見次第廃棄処分。害虫はアブラムシとカイガラムシが主。蕾が大きくなる時期にアブラムシが発生しやすく、株が込み合うと葉裏にカイガラムシも発生。風通しを良くするため鉢の置き場所を調整する。 |
育て方のコツ
風通しを良くし、株どうしの間隔をあけることが重要。冬は室内に取り込んでも暖かな日中は少し外気に当てるとよい。植え替えは2年に1回を目安に春に行い、遅れると生育や開花に影響が出る。
水切れに注意し、特に蕾が伸び始めたら水やりを増やす。ウイルス病は治らないため早期発見と廃棄処分が必要。
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月別の管理カレンダー
1年を通したシンビジウム(シンビジューム)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。
- 1月開花期、花後の管理(枯れた花の摘み取り)
- 2月開花期、花後の管理(枯れた花の摘み取り)
- 3月開花期終了、植えつけ・植え替え、通風と日当たりの確保
- 4月植えつけ・植え替え、肥料(緩効性肥料または液肥)、水やり開始
- 5月肥料(緩効性肥料または液肥)、適度な水やり
- 6月肥料(液肥)、水やり、夏の直射日光を避ける
- 7月肥料(液肥)、水やり、遮光管理
- 8月肥料(液肥)、水やり、遮光管理
- 9月肥料(液肥)、水やり、徐々に日照を増やす
- 10月肥料控えめ、徐々に水やりを減らす、花芽分化促進のための管理開始
- 11月開花期準備、低温管理(10〜15℃程度)、水やり控えめ
- 12月開花期準備、低温管理(10〜15℃程度)、水やり控えめ
くわしい情報
栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。
国内の栽培情報
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 水やり | 生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。冬季は水やりを控えめにする。 |
| 肥料 | 成長期(春から秋)に液体肥料や緩効性肥料を定期的に与える。冬季は肥料を控える。 |
| 剪定 | 花後は枯れた花茎を切り取り、古い葉や傷んだ葉も適宜取り除く。 |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日当たり | 年間を通して日当たりの良い場所で育てることが重要。夏季は遮光ネットを使用する。 |
| 土壌 | 通気性と排水性の良い専用の蘭用培地を使用することが推奨される。 |
| 温度 | 冬季は室内や温かい場所に移動させる必要がある。 |
| 置き場所 | 真冬を除き戸外での栽培が適している。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 春 | 植え替えの適期。芽かきを行い、成長を促進。徐々に戸外に出し、日光に慣らす。肥料を開始。 |
| 夏 | 強い日差しを遮光ネットで調整。水やりは土の乾燥に注意しながら十分に行う。肥料も継続。 |
| 秋 | 花芽が形成される時期。日当たりを確保しつつ、徐々に肥料を減らす。水やりも控えめに。 |
| 冬 | 冬の寒さに弱いため、室内や温かい場所で管理。水やりと肥料は控えめにする。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 冬季は寒さに弱いため、適切な場所で管理することが重要。 |
| コツ | 健康で強い芽を残し、弱い芽や密集している芽を取り除くことが効果的。 |
補足情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 植物特性 | シンビジウムは定期的な植え替えが必要で、芽かきが花を咲かせるために重要。 |
このまとめの出典
海外の栽培情報
海外の資料をもとにした情報です。気候・品種・栽培目的が 日本国内と異なる場合があるため、上の国内情報とあわせて ご確認ください。
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 植え付け時期 | 晩秋から春にかけて開花するため、早春に行うのが最適 |
| 植え付け方法 | 通気性と保湿性を確保するために、樹皮、パーライト、炭などで構成された排水性の良い蘭用培養土を使用。培地が劣化した場合や2~3年ごとに植え替えを行う。 |
| 水やり頻度 | 春から夏の成長期は頻繁に水やりを行い、秋冬は水やりを減らす |
| 水やり方法 | 鉢底から余分な水が流れ出るほどたっぷりと与え、朝に水やりを行うことが理想。根が水に浸かりっぱなしにならないように注意。 |
| 施肥時期 | 生育期(春から初秋)に定期的に施肥し、冬の休眠期には施肥を減らすか停止 |
| 施肥方法 | 3月から5月までは高窒素肥料を使用し、6月から9月まではバランスの取れた肥料に切り替え。通常は半分または4分の1の濃度に薄めて使用。 |
| 剪定時期 | 開花終了後、通常は晩春から初夏に剪定を行う |
| 剪定方法 | 花茎が枯れたら根元から切り取り、新しい成長を促す。枯れた葉や黄変した葉も取り除く。健康な葉は過度に剪定せず、傷んだ部分のみを除去。 |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日光 | 明るい光を好むが、強い直射日光の真昼は遮光が必要。朝日や夕方の日光が理想的。 |
| 土壌 | 蘭の自然な着生環境を模した、ゆるくて排水性の良い培地を用意。重く締まった土壌は避ける。 |
| 温度 | 10~24℃(50~75°F)を維持。特に秋の夜間の低温が開花の誘因となる。 |
| 湿度 | 適度な湿度を好み、過度に乾燥または湿度が高すぎる環境は避ける。良好な空気循環が重要。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 春 | 活発な成長を支えるために水やりと施肥を増やし、必要に応じて植え替えを行う。 |
| 夏 | バランスの取れた施肥を維持し、強い日差しから十分に遮光。水切れに注意して管理。 |
| 秋 | 成長が緩やかになるため、水やりと施肥を減らす。夜間の低温が花茎の形成を促す。 |
| 冬 | 温度を約10℃(50°F)に保ち、水やりを減らし施肥は控える。霜や冷気に注意。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 健康な葉は過度に剪定せず、傷んだ部分のみを除去。 |
このまとめの出典
出典
- m.youtube.com国内[Western orchids] Cymbidium (Cymbidium) bud thinning course! We ...Mar 31, 2020 ... 【洋蘭】シンビジュームの植え替え講座!大切な芽かきのコツも解説します。Cymbidium ...
- youtube.com国内【洋蘭】シンビジューム (シンビジウム)の芽かき講座!花を咲かせる ...Mar 31, 2020 ... 【洋蘭】シンビジュームの植え替え講座!大切な芽かきのコツも解説します。Cymbidium ...
- shuminoengei.jp国内シンビジウム(シンビジューム)の育て方・栽培方法|植物図鑑 ...年間を通して日当たりがよく、より長く日光に当たる場所で栽培します。真冬以外は戸外での栽培が適します。5月上旬から9月上旬は遮光率の低い遮光ネットなどを張り、強い日 ...
- rhs.org.uk海外How to grow cymbidium orchids / RHSQuick facts · Tender flowering houseplant · Exotic blooms from late autumn to spring · Like bright light, but shade from strong sun · Keep at 10–24°C (50–75°F) ...
- aos.org海外Cymbidium Culture Sheet - American Orchid SocietyUse a high nitrogen fertilizer such as (30-10-10) from March until May, a balanced fertilizer such as (20-10-20 / 10-10-10) from June until September, and a ...
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