クレマチス(冬咲き)の育て方・栽培方法
キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)
クレマチス(冬咲き)は、キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)に分類される植物です。栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
この植物のポイント
- 栽培難易度やさしい
- 日照日光を好み、半日以上よく日が当たる場所が理想。半日陰でも明るければ花を楽しめるが花つきが悪く徒長しやすい。風通しの良い場所が望ましいが、風向きによる強風に注意。
- 水やり鉢植えは鉢土表面が乾いたらたっぷり水やり。夏は乾きやすく1日に2回必要な場合も。シルホサ系は夏休眠のため表土が完全に乾いてから水やり。庭植えは根が活着すれば基本的に水やり不要だが、長期間晴天や葉のしおれ時は水やりを行う。
- 耐寒性普通
クレマチス(冬咲き)とは
クレマチスは古くから親しまれてきたガーデンプランツで、通常は初夏に開花し、四季咲きタイプも存在します。多くは冬に葉を落とし休眠しますが、冬咲きタイプは系統や品種により開花期が異なり、冬枯れの庭をシックに彩ります。白やアイボリーホワイトの下向きの花は派手さはないものの冬の庭を楽しませます。
冬咲きタイプは常緑性と落葉性に分かれ、常緑性の代表原種アンスンエンシスは夏に伸びたつるの節々に花弁の先端が反転した花を咲かせます。落葉性のシルホサ系は夏に休眠し秋口から生育、初冬にパラシュート形の乳白色の花を咲かせ、花後の果球は銀白色に輝き美しいです。その他にもいくつかの冬咲き原種があり、冬のガーデンで活躍します。
主な用途:観賞用として優れ、冬の庭を彩る。つる性でアーチやフェンスの装飾に適する
特徴
| 形態 | 多年草, つる植物 |
|---|---|
| 草丈 | 100~300cm以上(つるの長さ) |
| 花色 | 白, 乳白色, 緑, 複色 |
| 開花期 | 10月~5月ごろ(種類による) |
| 原産地 | 北半球 |
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よくある質問
- クレマチス(冬咲き)の栽培はむずかしいですか?
- クレマチス(冬咲き)の栽培難易度は5段階中2(やさしい)です。
- クレマチス(冬咲き)はどんな場所で育てるとよいですか?
- 日光を好み、半日以上よく日が当たる場所が理想。半日陰でも明るければ花を楽しめるが花つきが悪く徒長しやすい。風通しの良い場所が望ましいが、風向きによる強風に注意。
- クレマチス(冬咲き)の水やりはどのくらいの頻度で行いますか?
- 鉢植えは鉢土表面が乾いたらたっぷり水やり。夏は乾きやすく1日に2回必要な場合も。シルホサ系は夏休眠のため表土が完全に乾いてから水やり。庭植えは根が活着すれば基本的に水やり不要だが、長期間晴天や葉のしおれ時は水やりを行う。
- クレマチス(冬咲き)は寒さに強いですか?
- クレマチス(冬咲き)の耐寒性は普通です。
- クレマチス(冬咲き)に適した土は何ですか?
- 水はけが良く保水力・保肥力の高い用土が適する。例として硬質赤玉土小~中粒、硬質鹿沼土小~中粒、完熟腐葉土を4:3:3で配合。市販のクレマチス専用培養土も可。庭植えは軽石などを加え水はけを良くする。
- クレマチス(冬咲き)の植え付け・種まきの時期はいつですか?
- 真夏および落葉性の休眠期を除き植えつけ・植え替え可能。クレマチスは移植を嫌うため庭植えは植え場所を慎重に選ぶ。鉢植えは鉢底の穴から根が見えたら植え替えの目安。植えつけ時はつるを1節分土中に埋めて深植えするのが基本。
栽培のポイント
| 栽培難易度 | やさしい 5段階の目安です。★が多いほど手がかかります。 |
|---|---|
| 日照条件 | 日光を好み、半日以上よく日が当たる場所が理想。半日陰でも明るければ花を楽しめるが花つきが悪く徒長しやすい。風通しの良い場所が望ましいが、風向きによる強風に注意。 |
| 土質条件 | 水はけが良く保水力・保肥力の高い用土が適する。例として硬質赤玉土小~中粒、硬質鹿沼土小~中粒、完熟腐葉土を4:3:3で配合。市販のクレマチス専用培養土も可。庭植えは軽石などを加え水はけを良くする。 |
| 水やり条件 | 鉢植えは鉢土表面が乾いたらたっぷり水やり。夏は乾きやすく1日に2回必要な場合も。シルホサ系は夏休眠のため表土が完全に乾いてから水やり。庭植えは根が活着すれば基本的に水やり不要だが、長期間晴天や葉のしおれ時は水やりを行う。 |
| 耐寒性 | 普通 |
| 耐暑性 | 普通 |
お手入れの方法
| 水やり | 鉢植えは鉢土表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり水やり。夏は乾きやすく1日に2回必要な場合も。シルホサ系は夏休眠のため表土が完全に乾いてから水やり。庭植えは根が活着すれば基本的に水やり不要だが、長期間晴天や葉のしおれ時は水やりを行う。 |
|---|---|
| 植え付け | 真夏および落葉性の休眠期を除き植えつけ・植え替え可能。クレマチスは移植を嫌うため庭植えは植え場所を慎重に選ぶ。鉢植えは鉢底の穴から根が見えたら植え替えの目安。植えつけ時はつるを1節分土中に埋めて深植えするのが基本。 |
| 施肥 | 葉がついている生育期間中に定期的に肥料を施す。緩効性肥料は真夏を除き1~2か月に1回、液体肥料は月2~3回を目安。植えつけ時には元肥を施す。 |
| 剪定 | 花後の剪定は花首を切る程度の弱剪定が基本。生育旺盛な常緑性は6月下旬までに伸びすぎたつるを全体の約1/2切り戻す。落葉性は2~3月に同様に1/2程度切り戻すと新たなつるに花がつく。 |
| 病害虫対策 | 【病気】立枯病、白絹病、うどんこ病、葉枯病、さび病など。未熟腐葉土混入や風通し悪化で発生しやすく早期対処が必要。 【害虫】アオムシ、ナメクジ、アブラムシ、コガネムシ、ヨトウムシ、ハダニなど。葉の食害やすすけた症状が出たら早めに対処。コガネムシ幼虫による根の食害も注意。 |
育て方のコツ
落葉性は夏に休眠期に入るため、株が枯れたように見えても処分しないこと。鉢植えは鉢底から根が見えたら植え替え時期。つるは1節分土中に埋めて深植えする。
風通しを良くし、風当たりの強い場所は避ける。花がらは早めに摘み取り、株の弱りを防ぐ。増やし方はさし木とつる伏せがあり、常緑性は4~7月、落葉性は1~2月に適期がある。
月別の管理カレンダー
1年を通したクレマチス(冬咲き)の作業の目安です。地域や生育環境によって 前後します。月をえらぶと、その月に作業があるほかの植物も見られます。
- 1月開花期(冬咲き品種のピーク)、植えつけ・植え替え、肥料施与(緩効性肥料を中心に)、アンスンエンシスの管理
- 2月開花期、植えつけ・植え替え、肥料施与、落葉性品種の剪定(2~3月に切り戻し)、アンスンエンシス・ナパウレンシスの管理
- 3月開花期(シルホサ系の開花開始)、剪定(落葉性の仕上げ剪定)、植えつけ・植え替え、肥料施与
- 4月開花期(シルホサ系のピーク)、剪定(軽い整枝)、ナパウレンシスの管理
- 5月開花期終了、花後の剪定(落葉性は花後に切り戻し)、つるの誘引
- 6月特に作業なし
- 7月剪定(常緑性アンスンエンシスは6月下旬までに切り戻し)、つる伏せによる増やし方の準備
- 8月剪定(常緑性アンスンエンシスのつる伏せによる増やし方も可)、水やり管理に注意
- 9月特に作業なし
- 10月開花期(秋咲き品種)、植えつけ・植え替え、肥料施与(秋肥)、アンスンエンシスの管理
- 11月開花期(晩秋まで続くこともある)、植えつけ・植え替え、肥料施与、アンスンエンシスの管理
- 12月開花期(冬咲き品種の一部)、アンスンエンシスの開花、寒さ対策(マルチングや防寒)
くわしい情報
栽培情報は発信元によって前提が異なります。国内・海外それぞれの 情報を、出典を明示したまま分けて掲載しています。
国内の栽培情報
栽培方法
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 水やり | 記載なし(一般的には土の表面が乾いたらたっぷり与えるが、過湿は避ける) |
| 肥料 | 記載なし(一般的には春と秋に緩効性肥料を施すと良い) |
| 剪定 | 記載なし(冬咲きクレマチスは品種によって剪定方法が異なるため、品種ごとの剪定時期・方法を確認することが望ましい) |
栽培環境
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日当たり | 冬咲きクレマチスは日光を好むため、半日以上よく日が当たる場所で育てるのが理想的。半日陰でも明るさがあれば育つが、花つきがやや悪くなったり、徒長しやすくなる。 |
| 土壌 | 一般的にクレマチスは水はけの良い肥沃な土壌を好むため、適度に腐葉土や堆肥を混ぜておくと良い。 |
| 温度 | 寒さに強い品種で、特に常緑品種の「アンスンエンシス」は氷点下3℃~5℃程度まで耐寒性がある。 |
季節管理
| 季節 | 管理内容 |
|---|---|
| 春 | 冬の寒さを経験した後は生育が活発になるため、肥料を与えたり、必要に応じて剪定を行う。 |
| 夏 | 記載なし(一般的には夏の強い直射日光を避け、適度な水やりと風通しの管理が必要)。 |
| 冬 | 寒さに当てることが重要。冬咲きクレマチスは冬の寒さを経験することで春の生育が良くなる。 |
注意点・トラブル対処
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 注意点 | 半日陰で育てる場合、徒長しやすくなるため、適宜支柱などで誘引し、風通しを良くして徒長を防ぐ。 |
| トラブル対処 | 寒さに強いが、氷点下5℃以下の極端な寒さには注意。必要に応じて防寒対策を行う。 |
| コツ | 日当たりの良い場所に植え、冬の寒さをしっかり経験させること。半日陰の場合は徒長に注意し、支柱で誘引しながら管理する。 |
補足情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 植物特性 | 冬咲きクレマチスは特に「アンスンエンシス」などの常緑品種があり、氷点下3℃~5℃程度まで耐寒性がある。 |
このまとめの出典
出典
- shuminoengei.jp国内クレマチス(冬咲き)の育て方・栽培方法|植物図鑑|みんなの ...日光を好むので、半日以上よく日が当たる場所で育てるのが理想的です。半日陰でも明るさがあれば、やや花つきが悪くなったり徒長しやすいものの、花を楽しむことはできます ...
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